The Beach Boys : 20/20 (1969.2)


1. Do It Again (Album Version)
2. I Can Hear Music
3. Bluebirds Over The Mountain
4. Be With Me
5. All I Want To Do
6. The Nearest Faraway Place

7. Cotton Fields (The Cotton Song) (Album Version)
8. I Went To Sleep
9. Time To Get Alone
10. Never Learn Not To Love
11. Our Prayer
12. Cabinessence
[1 : 各メンバーがプロデュースした60年代最後のスタジオ作品]

 1969年2月発表のアルバムで、アメリカでは全米第68位と低調でしたが、イギリスでは第3位のヒットを記録。このアルバムでは各メンバーが曲を持ち寄り、プロデュースに挑戦。そのためThe Beatlesの『The Beatles』にも通ずる、各メンバーの持ち味が表れた仕上がりに。

 The Ronettesの1966年発表の曲のカヴァー2「I Can Hear Music」はカールによるリード・ヴォーカル&プロデュース。原曲で稀薄だった流麗さやビーチ・ボーイズならではのバック・コーラスが光り、シングル・チャートでは全米第24位/全英第10位を記録。

 ブルースのプロデュース3「青空のブルー・バード」もカヴァー曲で、サポート・メンバーのエド・カーターが弾くハード・ロック的なギターが印象的。エレクトリック・ピアノによるインストの6「The Nearest Faraway Place」は後のAORを予見させるサウンド。

 アルはフォーク路線でレッドベリーの7「Cotton Fields (The Cotton Song)」をカヴァー(同時期にC.C.R.や日本のザ・タイガースも取り上げていました)。ここに収録されたアルバム・ヴァージョンはブライアンとアルによってプロデュース&レコーディングされましたが、1年後の1970年4月、よりビートを効かせた別テイクがシングル・カットされ全英第2位の大ヒット。アメリカ以外の国でもTop10ヒットを記録。

 デニスは3曲を提供。4「Be With Me」では("The Hustle"で知られる)ヴァン・マッコイ編曲によるストリングスをバックにデニスが繊細なメロディを歌う(個人的には『Made In California』収録のDemo Versionが好き)。5「All I Want To Do」は珍しくマイクがシャウトするロックン・ロール・ナンバー。何故かヴォーカルが小さく、ドラムの音がデカい。それよりフェイド・アウトが近付いたら是非、ヴォリュームを上げてみましょう(謎笑)。

 シングルのB面にもなったサイケデリック調の10「Never Learn Not To Love」はちょっとワケありな一曲。デニスが当時関わってしまった"Bad Vibrationを放っていた人物"(調べれば色々と出てきます。ゾッとする話が・・・)が書いた「Cease To Exist」という曲を基に、デニスがタイトルと歌詞の一部を変更して発表。ちなみにRedd Krossというバンドが1982年に発表したアルバム『Born Innocent』で原題の方でカヴァー。

 当時、気が向いた時にレコーディングに参加し、表ジャケットにも写っていないブライアンの曲もいくつか収録。イギリスでは1968年にNo.1ヒットとなった1「Do It Again (邦題:恋のリバイバル)」はマイク・ラヴが作詞とリード・ヴォーカル。「昔のようにもう一度楽しもう」と歌うマイクとは対照的に、ブライアンはドラムにディレイ処理を施し独自のサウンドに仕上げている。ちなみにシングルとアルバムとではヴァージョンが異なるほか、2012年にはリメイク・ヴァージョンも発表(『That's Why God Made The Radio』の日本盤ボーナス・トラックに収録)。

 『Friends』発表直後の1968年6月録音の8「I Went To Sleep」ビーチ・ボーイズらしいハーモニーが聴ける一曲。ちなみにIko chérieというユニットが『The Dream Covers』(2016年)でカヴァーしています。


 9「Time To Get Alone」は元々1967年にRedwood(Three Dog Nightの前身)に提供されるはずだったSoft Rock調の曲で、ヴォーカルはカール(途中でブライアンとアルに替わる)。ちなみにRedwoodのヴァージョン(Backing Trackがほぼ同じ)は2枚組CD『Celebrate: Three Dog Night Story 1965-1973』(1993年)に収録。

 そして未発表アルバム『SMiLE』からの11「Our Prayer」12「Cabinessence(=Cabin Essence)」がさりげなく収録。ところでこの2曲、『SMiLE』収録予定曲だと判明するのは何年も後になってからなので、事前情報の無いそれ以前はどのような受け止められ方をしていたのだろうか・・・やはり他の曲同様「?」だったのでしょうか・・・ということで、メンバーがそれぞれ好きな事をやって方向性もそれぞれですが、その分いろんな曲があって楽しめるアルバム。
[2 : 余談]

 既に今更な話なのでメモ代わりという事で。「Cabinessence」は1990年、イギリスで発売された3枚組CD『The Psychedelic Years 1966-1969』、「Never Learn Not To Love」『Ah Feel Like Ahcid! - 30 American Psychedelic Artefacts From The EMI Vaults』(2007年)というサイケデリック・コンビレーション・アルバムに収録されていた事がある。
[3 : YouTubeより]

🔵「Do It Again」

🔵「I Can Hear Music」
[4 : 別ヴァージョン/別ミックス]

Do It Again

1 : Mono Single Version

 アルバムに先駆けて発表されたシングル・ヴァージョンは、エンディングに"SMiLE"からの効果音がなく、そのままフェイド・アウトする。
(主な収録CD)
『Made In U.S.A.』(1986年)
『グレイテスト・ヒッツ(2) 1966~1969』(2001年)
『Sounds Of Summer』(2003年)
『Surfin' U.S.A.~Beach Boys Best』(2010年)
『グレイテスト・ヒッツ』(2012年)
『グレイテスト・ヒッツ デラックス・エディション~偉大なる50年~』(2012年)

2 : Mono Single Version (2)

 イントロのドラムが何故か微妙に短い(1で言うと3~4秒付近が削られている)。
(収録CD)
『シングル・コレクション』(1993年)

3 : Album Version (1)

🔵アルバム・ヴァージョンは右=高音/左=低音に音質調整された疑似ステレオで、後半でアルバム『SMiLE』セッションからの「Workshop」がクロスフェイドで繋げられています。
(収録CD)
『20/20』の過去に発売された全てのCD

4 : Album Version (2)

 アルバム・ヴァージョンをモノラルに変換コピーしたと思われる音源。
(収録CD)
『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年/Box Set)

5 : Album Version (3)

 これも微妙な違い。エンディングの"SMiLE SE"のみステレオで、それ以外はモノラルになっている。
(収録CD)
『Perfect Harmony』(1997年)

6 : Backing Track

 バッキング・トラックで、シングル・ヴァージョンよりも早めにフェイド・アウトする。
(収録CD)
『Party! / Stack-O-Tracks』(1990年/2001年)
『スタック・オー・トラックス』(2001年)

7 : Early Version (1)

🔵初期段階の別テイク(モノラル)。リズム・パターンがラフで、手拍子もなく、バック・コーラスもリリース版とは異なる。
🔵歌詞の最後が"Do it again"ではなく"Surf again"になっている。
(収録CD)
『Endless Harmony』(1998年)

8 : Early Version (2)

🔴『Endless Harmony』が2000年にアメリカで新装発売された際、Mark Linett氏が"Early Version"の新規ミックスを作成。
🔴バッキング・トラックを疑似ステレオ化し、ヴォーカルとギター・ソロは中央に配置。
(収録CD)
『Endless Harmony Soundtrack』(72435-34002-2-5/2000年)

9 : 2012 Version

 結成50周年を迎えたビーチ・ボーイズが2011年に再集結した際に再レコーディングしたテイク(録音が2011年、発表が2012年)。イントロのみオリジナル・ヴァージョンが使用されています。アメリカのスーパーマーケット、ウォルマートで限定発売されたベスト盤に収録されたのち、アルバム『That's Why God Made The Radio』の日本盤CDのボーナス・トラックに収録されています。
(収録CD)
『That's Why God Made The Radio』(2012年/日本盤CD)

10 : 2012 Stereo Mix

 2013年に初のステレオ・ミックスが登場しました。1のシングル・ヴァージョンを基調にしたもので、イントロの5秒目付近で微かに聞こえていた話し声は削除されています。
(収録CD)
◉『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

I Can Hear Music

1 : Mono Single Version

 1969年3月にシングルで発表されたMono Mix。ステレオとの大きな違いはなし。
(収録CD)
『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)
『シングル・コレクション』(1993年)

2 : Album Version (Stereo)

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。

Bluebirds Over The Mountain

1 : Mono Single Version

 アルバムに先駆け1968年12月にシングル発表されたMono Mix。
(収録CD)
『シングル・コレクション』(1993年)

2 : Alternate Version(Mono)

 オランダで発売されたといわれるシングル・ヴァージョンで、1のMono Single Versionに複数のパーカッションやアコースティック・ギター等が交互にオーヴァー・ダビングしたもの。
(収録CD)
『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

3 : Alternate Version(Stereo)

 2と同じくオーヴァー・ダビングありですが、こちらは1のMono Mixが左、オーヴァー・ダビング部分が右に分けられたステレオ・ヴァージョン。
(収録CD)
『レアリティーズ&ビーチ・ボーイズ・メドレー』(TOCP-3329/1997年)

4 : Album Version (Stereo)

 一般流通しているステレオ・ミックス。
(収録CD)
『20/20』の過去に発売された全てのCD

Be With Me

1 : Mono Mix

 モノラル・ミックスで、ステレオからモノラルにダウンミックスした可能性あり。
(収録CD)
『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

2 : Stereo Mix

 一般流通しているステレオ・ミックス。
(収録CD)
『20/20』の過去に発売された全てのCD
『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

3 : Backing Track

 ヴォーカルなしのバッキング・トラック。
(収録CD)
『ホーソーン、カリフォルニア-伝説が生まれた場所(レア・トラックス)』(2001年)

4 : Demo

 2013年に発掘されたDemoで、ピアノとデニスのヴォーカルのみの演奏。
(収録CD)
『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

All I Want To Do

1 : Mono Single Version

 シングル「I Can Hear Music」のB面として発表されたMono Mix。
(収録CD)
『シングル・コレクション』(1993年)

2 : Album Version (Stereo)

 一般流通しているステレオ・ミックス。
(収録CD)
『20/20』の過去に発売された全てのCD

The Nearest Faraway Place

1 : Stereo Mix

 一般流通しているステレオ・ミックス。
(収録CD)
『20/20』の過去に発売された全てのCD

2 : Mono Mix

 「Cotton Fields」(1970年4月)の英国盤シングル収録のMono Mix。恐らくStereo Mixからモノラルにダウンミックスされたものと思われます。未CD化。(情報提供:K.坂本さん/更新:2016年2月15日)

Cotton Fields (The Cotton Song)

1 : Album Version

 アルバム『20/20』に収録されている、いわゆる"アルバム・ヴァージョン"。ブライアンとアルのプロデュースにより1968年11月18日にレコーディング。
(収録CD)
『20/20』の過去に発売された全てのCD

2 : Mono Single Version (=Alternate Take)

 アルバム・ヴァージョン発表後の1970年4月に発表されたシングル・ヴァージョン。アルバムとは別テイクで、ブライアンのアレンジ&プロデュースによるアルバム・ヴァージョンを基に、アル・ジャーディンがカントリー・ロック風の勢いのあるヴァージョンに変えて再録音。ちなみにこのMono Single VersionはいくつかのCDに収録されていますが、イントロが微妙に削られてしまっているものもあるので要注意。
(収録CD)
『レアリティーズ&ビーチ・ボーイズ・メドレー』(TOCP-3329/1997年)

3 : Single Version (疑似ステレオ)

 2のMono Single Versionを右=高音/左=低音に加工した疑似ステレオ・ミックス。日本やイギリス等で発売された『Sunflower』のアナログ盤やいくつかのベスト盤に収録されていましたが、CD化はされていないようです。

4 : Mono Single Version (Edit)

 1993年発表のボックス・セットにこの曲のシングル・ヴァージョンが収録された際、冒頭のペダル・スティール・ギターの音が僅かに欠落した状態で収録されていました。これがきっかけにより、その後発売されたいくつかのベスト盤には、このイントロの欠落したヴァージョンが収録されてしまう事に。
(収録CD)
『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』(1993年)
『~カリフォルニアの夢~ベスト・オブ・ザ・ビーチ・ボーイズ』(1996年)

5 : Single Version (Stereo Mix)

 2001年になり、シングル・ヴァージョンのステレオ化が実現。イントロのエコーの処理やバック・コーラスのバランス等Monoとはやや受ける印象が異なる。
(収録CD)
『ホーソーン、カリフォルニア-伝説が生まれた場所(レア・トラックス)』(2001年)
『グレイテスト・ヒッツ デラックス・エディション~偉大なる50年~』(2012年)

I Went To Sleep

1 : Mono Mix

 モノラル・ミックスで、ステレオからモノラルにダウンミックスした可能性あり。
(収録CD)
『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

2 : Stereo Mix

 一般流通しているStereo Mix。
(収録CD)
『20/20』の過去に発売された全てのCD
『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』(1993年)
『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

3 : a cappella mix

 演奏部分をカットして作成されたア・カペラ版。
(収録CD)
『ホーソーン、カリフォルニア-伝説が生まれた場所(レア・トラックス)』(2001年)

Time To Get Alone

1 : Mono Mix

 モノラル・ミックスで、ステレオからモノラルにダウンミックスした可能性あり。
(収録CD)
『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

2 : Stereo Mix

 一般流通しているステレオ・ミックス。
(収録CD)
『20/20』の過去に発売された全てのCD
『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』(1993年)
『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

3 : Alternate Version (1)

 1985年制作のドキュメンタリー・ビデオ『An American Band』の中で、この曲の別ヴァージョンを聴く事が出来ます。映像ではブライアンのホーム・スタジオでカールがこの曲を歌うシーンが登場します。現在はDVDに収録。

4 : Alternate Version (2)

 別ヴァージョン。先に少し触れた通り、元々はRedwood用に制作されていましたが、諸事情でビーチ・ボーイズの曲として発表される事になり、バッキング・トラックもRedwood用だったものが転用されています(Redwood版は1993年にThree Dog Nightの2枚組ベスト盤『Celebrate:The Three Dog Night Story 1965-1975』でCD化)。このヴァージョンはその変更がなされた直後の1967年11月、アルバム『Wild Honey』セッションでレコーディングされたもので、歌詞の一部が異なり、『20/20』版ではカットされた演奏パートが登場する。
(収録CD)
『ホーソーン、カリフォルニア-伝説が生まれた場所(レア・トラックス)』(2001年)

5 : Alternate Early Version

 上記の別ヴァージョン同様に間奏パートが含まれていますが、音の配置がやや異なるほか、エンディングのアカペラ・パートが含まれていないため、トータル・タイムはその分短い(3分5秒)。
(収録CD)
『1967〜サンシャイン・トゥモロウ』(2017年)

6 : New Stereo Mix

 2009年の編集盤で登場した新規ステレオ・ミックス。リード・ヴォーカルにデジタル系の長いエコーがかけられ、「Deep and wide~っ♪」のコーラスは、オリジナル・ミックスでは左右に振り分けられていましたが、こちらは中央に変更。フェイド・アウトも長くなっている。
(収録CD)
『サマー・ラヴ・ソングス』(2009年)

Never Learn Not To Love

1 : Mono Mix

 シングル「Bluebirds Over The Mountain」のB面で発表されたMono Mixで、シンバル音を逆回転させたイントロがなく、いきなり歌から始まる。また、フェイド・アウト寸前ではリード・ヴォーカルに強いエコーがかけられている。
(収録CD)
『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)
『シングル・コレクション』(1993年)

2 : Stereo Mix

 一般流通しているステレオ・ミックス。こちらはイントロに逆回転シンバルあり。
(収録CD)
『20/20』の過去に発売された全てのCD

Our Prayer

1 : "20/20" Version (Stereo)

 最後の2曲は特にややこしいですが一つずつご紹介したいと思います。今ではご存知の通り、元々1966年にアルバム『SMiLE』のオープニング用としてレコーディングされた曲でしたが、その時はお蔵入りとなり、1968年後半にキャピトルのスタジオで追加録音されたものがこのアルバム『20/20』に収録されました。

 後に1966年のオリジナル録音が『グッド・ヴァイブレーション・ボックス』(1993年)や2011年の『THE SMiLE SEESSIONS』関連のCDに収録されましたが、『20/20』版では電気的にダブル・トラック処理(ADT)され、深いリバーブがかけられている。
(収録CD)
『20/20』の過去に出た全てのCD
『Perfect Harmony』(1997年)

2 : "20/20" Version (Mono)

 1のMono Mix。ボックス・セット『The Capitol Years』に収録されていますが、ステレオからモノラルにダウンミックスした可能性あり。
(収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

3 : SMiLE Version (1993)

 ↑は便宜上という事で。1966年録音のヴァージョンで、『20/20』版に含まれていた追加コーラス・パートがなく、リバーブも控えめ。Mono Mix。
(収録CD)
『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』(1993年)

4 : SMiLE Version (2011)

 基本的に3と同じテイクですが、編集箇所やリバーブの量が微妙に異なる。
(収録CD)
『THE SMiLE SESSIONS』(2011年)

5 : Our Prayer "Dialog"

 2011年発表の『THE SMiLE SEESSIONS』のデラックス・エディション及びCollector's Boxに収録されている録音風景(1966年9月19日録音)。ブライアンがメンバーにアルバムのどこに入るかを説明したり、ハーモニーの細かい指示を出す様子が聴けます。この時点ではリリース版よりもキーが低め。
(収録CD)
『THE SMiLE SESSIONS (Deluxe Edition)』(2011年)
『THE SMiLE SESSIONS (Collector's Box)』(2011年)

6 : 2012 "Smile Sessions" Stereo Mix

 2013年になって発表された、4のステレオ・ヴァージョン。
(収録CD)
『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

Cabinessence (=Cabin Essence)

1 : "20/20" Version (Stereo)

 こちらも元々は1966年にアルバム『SMiLE』用にレコーディングされた曲でしたが、ヴォーカル・パートを仕上げる前にお蔵入りとなり、1968年後半にカール・ウィルソンのリード・ヴォーカルが追加録音され、アルバム『20/20』に収録されました。

 後に2011年の『THE SMiLE SESSIONS』関連のCDに別ミックスが収録されましたが、『20/20』版ではカールとデニスのヴォーカル・パートが電気的にダブル・トラック処理(ADT)されているのが特徴(後半のマイクのヴォーカルは電気処理ではなく2回歌ってのダブル・トラック…文字にするとややこしいですね(笑))。
(収録CD)
『20/20』の過去に出た全てCD。
『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』(1993年)

2 : "20/20" Version (Mono)

 1のMono Mix。ボックス・セット『The Capitol Years』に収録されていますが、ステレオからモノラルにダウンミックスした可能性あり。
(収録CD)
『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

3 : 2011 Version(Mono)

 2011年発表の『THE SMiLE SESSIONS』関連のCDとアナログ盤に収録されたもの。一部の書籍で1と同一と書かれていた事もありましたが、実際には1や2とも異なる。モノラル・ミックスで、カールのリード・ヴォーカルはシングル・トラックに変更されています。
(収録CD)
『THE SMiLE SESSIONS(各種CD)』(2011年)
『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

4 : Track Only

 1993年発表のボックス・セットで登場した、ヴォーカルなしのバッキング・トラック。
(収録CD)
『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』(1993年)

5 : Backing Track

 2011年発表の『THE SMiLE SESSIONS』の2枚組デラックス・エディション及びアナログ盤に収録されていた、1966年10月3日録音のセッション風景とバッキング・トラック。前半はNGテイクで、途中でバンジョーを演奏しているキャロル・ケイ(セッション・プレイヤー)の声も聞こえる。後半はOKテイクで、『グッド・ヴァイブレーション・ボックス』の"Track Only"とは別ミックス。
(収録CD)
『THE SMiLE SESSIONS (Deluxe Edition)』(2011年)

6 : Cabin Essence: Verse (Home On The Range)

 "Home On The Range"という、70年代のプログレッシヴ・ロックのようなサブタイトルが付けられたパート(カールが歌っている部分)の演奏風景。前半2テイクが未使用&ミステイク。後半は実際にバッキング・トラックに使用されたOKテイク。ちなみにヴァン・ダイク・パークスがアップライト・ピアノ、カール・ウィルソンがアコースティック・ギターを演奏。
(収録CD)
『THE SMiLE SESSIONS (Collector's Box)』(2011年)

7 : Cabin Essence: Chorus (Who Ran The Iron Horse)

 「Who Ran The Iron Horse~♪」と歌っているパートの演奏風景。3テイク収録され、最後が実際にバッキング・トラックに使用されたOKテイク。
(収録CD)
『THE SMiLE SESSIONS (Collector's Box)』(2011年)

8 : Cabin Essence: Tag (Have You Seen The Grand Coolie)

 曲の後半、マイクが歌うパートの演奏風景。2テイク収録され、前半では不釣り合いなドラムが入り、その後演奏者がゲラゲラ笑って終了。後半(1分24秒~)は実際にバッキング・トラックに使用されたOKテイク。
(収録CD)
『THE SMiLE SESSIONS (Collector's Box)』(2011年)
[5 : CD各種]

 60年代のオリジナル・アルバムは過去に数回CD化されていますが、ここではその中からいくつかをご紹介します。

[1 : 1989年日本盤]
(ジャケットありませんスミマセン)
『20/20』((日本盤)東芝EMI CP21-6015/1989年)

◎1989年に東芝EMIの廉価版CDシリーズ"PASTMASTERS"の一環として発売。この時が世界初CD化でした。解説(1977年発売のアナログ盤からの転載)・歌詞付き(対訳はなし)。なおアメリカでのリマスター以前に発売されたものなので、ボーナス・トラックは未収録。

[2 : 2 in 1 CD]
(1990年日本盤)

(2001年輸入盤)

『Friends & 20/20』(1990年アメリカ盤=Capitol CDP 7 93697 2/2001年アメリカ盤=Capitol 31638)

Track 1〜12・・・『Friends』
Track 13〜24・・・『20/20』
(Bonus Tracks)
25. Break Away
26. Celebrate The News
27. We're Together Again (Previously Unreleased/Mono)
28. Walk On By (Previously Unreleased/Mono)
29. Old Folks At Home/O'l Man River (Previously Unreleased)

◎1990年に『Friends』との2 in 1形式で発売されたCD。デジタル・リマスター、ボーナス・トラック5曲入り。このCDは1990年盤と2001年盤の2種類があり、1990年盤はノイズ除去が強くかけられています。

 ブックレットには英文ライナーと写真を掲載。2001年盤は1990年盤を複製したもので、写真や色付きの文字がややぼやけ気味。1990年盤と2001年盤の見分け方は、CDのトレーに挟まっている、砂浜の写真が載っている曲目表に小さくアルバム・ジャケットが掲載されているのが2001年リマスター盤。なおボーナス・トラックに関しては『Friends』の項目をご参照ください。

[3 : 1997年日本盤]

『20/20』((日本盤)東芝EMI TOCP-3327)

◎1997年10月に"Original Album Collection"と題された再発盤。1990年リマスター音源使用で、ボーナス・トラックはなし。歌詞・対訳・解説書付。

[4:1998年紙ジャケット仕様日本盤]

『20/20』((日本盤)東芝EMI TOCP-50863)

◎1998年7月に発売された紙ジャケット仕様のCD。1990年リマスター音源、ボーナス・トラックはなし。歌詞(対訳はなし)・解説書付。なお2008年再発盤は帯のデザインが変更されています。

[5 : 2001年日本盤]

『20/20』((日本盤)東芝EMI TOCP-53175)

Track 1〜12・・・『20/20』
(Bonus Tracks)
13. Break Away
14. Celebrate The News

◎2001年6月に発売された日本盤CD。2001年リマスター音源、ボーナス・トラック2曲収録。歌詞・対訳、デヴィッド・リーフによるオリジナル・ライナー・ノーツとブライアン・ウィルソンによるコメントの翻訳、日本語解説書付。なおこのCDと同内容のものが価格変更等で何度か期間限定で再発売されています。

[6:2016年SHM-CD日本盤]

『20/20+2』((日本盤)ユニバーサル・ミュージック UICY-25599)

Track 1〜12・・・The Original Stereo Album
(Bonus Tracks)
13. Break Away
14. Celebrate The News

◎2016年4月6日に発売の再発盤。2001年盤と同内容で、盤はSHM-CDになります。
(主な特徴)
🔵SHM-CD
🔵2001年リマスター音源。
🔵ボーナス・トラック2曲収録(CD『Friends/ 20/20』より)。
🔵歌詞・対訳・解説書付。
[6 : 配信版]

🔵 iTunes Music Store配信版
🔵 Amazon MP3版
🔵 moraハイレゾ版 (2015年8月21日発売)
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(作成:2001年/更新:2004年8月14日,2012年1月26日,4月19日,10月7日,2013年8月30日,2015年10月16日,2016年2月15日,3月5日,12月8日,2017年7月19日)
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