The Beach Boys : Surf's Up (1971.8)


1. Don't Go Near The Water
2. Long Promised Road
3. Take A Load Off Your Feet
4. Disney Girls (1957)
5. Student Demonstration Time

6. Feel Flows
7. Lookin' At Tomorrow (A Welfare Song)
8. A Day In The Life Of A Tree
9. 'Til I Die
10. Surf's Up
[1 : イメージ・チェンジ]

 Reprise移籍第一弾作品だった『Sunflower』は完成度の高さに反してアメリカでは全く受け入れられず、次回作として制作された『Landlocked』は、レコード会社から話題性に欠けるとしてボツとなり(収録曲の大半は後に分散して日の目を見る)、グループは増々時代とは隔離された存在に陥る羽目に。

 そんな中、ラジオ番組でブライアンにインタビューを試みたジャック・ライリーという人物がグループに接近し、マネージャーに就任。グループの様々な面にテコ入れを行い、グループのイメージ・チェンジに一役買います。そしてライヴ活動も地道な活動やGrateful Deadとの共演等を経て人気も徐々に回復。1971年8月に発表されたアルバム『Surf's Up』(本作)は全米第29位/全英第15位と前作を上回るヒットを記録。なんとかこの状況を乗り切ります。
[2 : アルバム "Surf's Up"]

 前作同様各メンバーが曲を持ち寄り、ブルースはバラード「Disney Girls (1957)」を。前作で才能をフルに発揮したデニスは、映画『断絶』(1971年/James Taylorと共に出演)の撮影や自身のソロ作品の制作(未発表)と重なっていたのか、本作への提供曲はなし。代わってジャック・ライリーが作詞面で大きく関わるようになり、環境問題や反戦、学生運動等のリアルタイムなテーマを提案。マイクは「Don't Go Near The Water」「Student Demonstration Time」の2曲でジャックに歩調を合わせ、カールは2曲でサウンド面でも新たな方向性を模索。アルはお得意のフォーク・タッチな2曲を提供。ブライアンは本調子ではないものの、数曲でヴォーカルとバック・コーラスを担当し、特にアルバム後半2曲は聞き逃せない。

1. Don't Go Near The Water

 アルとマイクの共作。前作の「Cool,Cool Water」とは対をなす水質汚染を掲げた曲。

2. Long Promised Road

 カールが本格的に作曲を手がけた熱気溢れるロック・ナンバー。1971年5月にシングルとして発表されたものの、何故か11月にカップリング曲を入れ替え再シングル化。

3. Take A Load Off Your Feet

 アル・ジャーディンと旧友のGary Winfreyの共作。元々前作に収録予定だったもので、効果音や部分的にかけられたエコー処理が印象的。ヴォーカルは出だしと「If you want to do...♪」の部分をブライアンが歌い、途中からアルに替わる。

4. Disney Girls (1957)

 ブルース・ジョンストンによるロマンチックなバラード。他の曲とは異なるテーマながら、アルバム中最高の瞬間の一つ。ちなみにバニー・マニロウの1975年のヒット曲「歌の贈りもの」もブルースの作品。

5. Student Demonstration Time

 名バラードの後はR&B。ジェリー・リーバーとマイク・ストーラー作で、The Robins(The Coastersの前身)が歌った「Riot In Cell Block #9」を基に、マイクが当時起きた学生デモをテーマにした詞を付けたもの。

6. Feel Flows

 カールの作品で、キーボードを基調に逆回転エコー等を取り入れた実験的なサウンドで、間奏ではゲストにCharles Lloyd()のサックスとフルートを交え、ジャジーな即興演奏を展開。ちなみにキャメロン・クロウ監督の映画『Almost Famous(あの頃ペニーレインと)』(2001年)のエンド・ロールでこの曲が使用されています(サントラ盤にも収録)。

Charles Lloyd:『Forest Flower』(1966年/キース・ジャレット他が参加)で知られるサックス/フルート奏者。以後もビーチ・ボーイズのライヴやレコーディングに度々参加。『Hagar's Song』(2013年)では「God Only Knows」をカヴァー。

7. Lookin' At Tomorrow (A Welfare Song)

 3曲目と同じくアル・ジャーディンと旧友のGary Winfreyの共作によるアコースティック・ナンバー。そのままだとシンプル過ぎると思ったのか、様々なエフェクト処理が施されている。ドラムは殆どシンバルで通されていますが、フェイド・アウト間際にオカズが入る。

8. A Day In The Life Of A Tree

 アルバムも後半になり、ようやくブライアンの曲が登場・・・と思っていると、教会風のオルガンとシンセサイザーで形成されたサウンドをバックに歌っているのは、何故かジャック・ライリー…苦笑。「Barbara Ann」もゲストが歌っていたので今に始まった事ではなく。ブライアンの閃きで、サウンドに見合った声を選んだ結果という事でしょうか。中盤からバック・コーラスが登場し、後半では右からヴァン・ダイク・パークス、左からアル、中央からブライアンのヴォーカルが交差する。ネガティヴな歌詞はどことなく次の曲への序章のようにも思えたり。

9. 'Til I Die

 70年代ブライアン作品中、特に重要な一曲。ブライアンが無気力な声で「I Lost my way....」と歌っているように、自失し生きる気力を無くしたブライアンが、ある日誰もいないビーチを訪れ、その時に感じ取った思いを曲にしたという(この曲にまつわるエピソードは、複数の関連書籍や『I Just Wasn't Made For These Times』『Endless Harmony』等の映像作品でも触れられています)。ビーチ・ボーイズのコーラスは曲が進むに連れグッと厚みと悲壮感を増し、エンディングからフェイド・アウトにかけてブライアン、カール、マイクがそれぞれ異なるパートを歌っている。

 ベスト盤に収録される機会も少ないため一般的知名度も低く、第一印象で単調に聞こえるかもしれませんが、2012年6月にNHKの音楽番組『SONGS』でこの曲が取り上げられた際、少なからず反応があった記憶があります。

 それとは別に気に留めておきたいのはドラムマシン(またはリズムボックス)の使用。現代では特別な事でもなく、音もシンプルで何て事はないですけど、同じ1971年に発表されたSly & The Family Stone「Family Affair」やThe Who「Baba O'Riley」等と共に、機械の伴奏を軸に音を構築するスタイルの最初期の曲と思われます(DTMやトラックメイカーなんて概念のない時代の話)。

 ちなみにこの曲はブライアンが『I Just Wasn't Made For These Times』(1995年)で再演したほか、ブライアンの娘2人によるThe Wilsons(1997年)もカヴァーしています。

10. Surf's Up

 ラストは当時お蔵入りとなっていた幻のアルバム『SMiLE』収録予定曲「Surf's Up」。この曲に対する思いが強かったブライアンは当初収録に難色を示しましたが、最終的にはメンバーの手によって曲は完成、収録される事に。前半は1966年録音のバッキング・トラックにカールのリード・ヴォーカルを追加。第2パートは1966年録音のブライアンの弾き語り(テレビ用に撮影されたものとは別テイク)、エンディングではビーチ・ボーイズの複雑なコーラスを追加。にしても、元々これが1966年に書かれていた曲とは…巷のバラード作品とは明らかに何かが傑出している、美しい名曲。
[3 : YouTubeより]

⚪️「Long Promised Road」

⚪️「Disney Girls (1957)」(2012年のライヴ映像より。)

⚪️「'Till I Die」
[4 : アルバムのミックスについて〜Quadraphonic Mix]

 こちら(英語版)と雑誌『beatleg』(1999,Dec.vol.6)掲載の「それゆけ! 4チャンネル探検隊 その3」によると、アルバム『Surf's Up』はLP/CD共にSQ方式4chステレオ(Quadraphonic Mix)でミックスされているとのこと。4chは今でいう5.1chサラウンドの元祖で、リアスピーカーを用意すると背後からも音が聞こえるようになるとの事ですが、残念ながら再生機器がないため、どのような音像になっているかは不明。(情報提供:K.坂本さん/更新:2016年2月18日)
[5 : 別ヴァージョン/ミックス]

 アルバム収録曲の別ヴァージョン/別ミックスをまとめてみました。この手の話題は無理に追求する必要もないので、気が向いた時にご参考にしていただけると幸いです。

Don't Go Near The Water

1 : Album Version

 一般的に流通している、アルバム・ヴァージョン。

2 : Instrumental Track

 2013年8月に発表されたもので、ヴォーカルなしのバッキング・トラック。
(収録CD)
◉『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

Long Promised Road

1 : Album Version

 一般的に流通している、アルバム・ヴァージョン。

2 : Mono Mix

 イギリス盤シングルに収録されたMono Mix。恐らくStereo Mixをモノラルにダウンミックスしたものと思われます。(情報提供:K.坂本さん/更新:2016年2月18日)

3 : Edit Version

 曲の冒頭、エレクトリック・ピアノに深いエコーをかけた1音がカットされている。意図したものなのか、単なる編集ミスなのかは不明。
(収録CD)
◉『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』(1993年)

4 : 5.1 Surround Audio Mix

 ビーチ・ボーイズのドキュメンタリー映像作品『Endless Harmony』が2000年にDVD化された際、ボーナス・トラックとして5.1chサラウンド・ミックスが収録されました。再生環境がないため、どのような音像になっているかは不明。ちなみにDVD版はメーカー・ジャケット・価格を替えて何度か再発売されています。

'Til I Die

1 : Album Version

 一般流通している、アルバム・ヴァージョン。

2 : Alternate Mix

 アルバムでレコーディング・エンジニアを担当していたスティーヴン・デスパー氏が独自に作成した別ミックス。ベースから始まり、エコーのかかったヴィブラフォン、オルガン、アコースティック・ギター、ドラム…と順に音が積み重なり、ヴォーカル・パートへ。前半にインストゥルメンタル・パートを配したため、曲の長さが2倍になっている。ちなみにフェイド・アウトのコーラスは1よりも数秒長い。
(収録CD)
『Endless Harmony Soundtrack』(1998年)

Surf's Up

1 : 1971 Album Version

 この後非常にややこしくなるので念のための記載。1971年に発表されたアルバム・ヴァージョン。一般的にはこのヴァージョンが流通しており、様々な編集盤に収録されています。

2 : Track Only

 1993年発表のボックス・セットで発表されたもので、曲の前半部分(別名"1st Movement")のバッキング・トラック。1966年11月4日録音。
(収録CD)
『グッド・ヴァイブレーション・ボックス』(Box Set/1993年)

3 : Surf's Up: 1st Movement

 2と同一テイクの他に、スタジオでのやりとりや別テイク等が含まれています。
(収録CD)
『THE SMiLE SESSIONS (Deluxe Edition)』(2011年)
『THE SMiLE SESSIONS (Collector's Box)』(2011年)

4 : Surf's Up: Talking Horns

 1966年11月7日録音。「Surf's Up」の曲の途中でフレンチ・ホルンが一瞬登場してますが、これはそこだけの…フレンチ・ホルンやトランペットの演奏者が「話をする」という奇妙な音源。マウス・ピースをくわえながら喋ったりしてますが…(笑)
 ちなみに非公式音源では「George Fell Into His French Horn」として知られていたもので、元々9分近くありましたが、ここでは3分38秒にEditされての収録。
(収録CD)
『THE SMiLE SESSIONS (Collector's Box)』(2011年)

5 : Surf's Up: Piano Demo (Mono)

 1の一部にもなっている、ブライアンがピアノを弾きながら歌っているテイク(1966年12月15日録音)。ヴォーカルはダプル・トラックで、モノラル・ミックス。
(収録CD)
◉『グッド・ヴァイブレーション・ボックス』(1993年)

6 : Surf's Up: Piano Demo (Stereo)

 5のステレオ・ミックで、ヴォーカルが左右に振り分けられている。
(収録CD)
『THE SMiLE SESSIONS (Deluxe Edition)』(2011年)
『THE SMiLE SESSIONS (Collector's Box)』(2011年)

7 : 2011 Version (Mono)

 2011年に『THE SMiLE SESSIONS』に収録されたもので、ミックスがモノラルなだけでなく、編集も1971年版とは異なる。

 2011年版では前半("1st Movement")のカールのヴォーカルは一部のみ使用し、替わりに1966年12月15日録音のピアノ・デモからブライアンのヴォーカルのみを抽出、テンポを微調整しながら合成させています。中盤以降は1971年版とほぼ同じですが、ベースはカットされている。
(収録CD)
『THE SMiLE SESSIONS』(2011年)
『THE SMiLE SESSIONS (Deluxe Edition)』(2011年)
『THE SMiLE SESSIONS (Collector's Box)』(2011年)

8 : Session Excerpt and Stereo Mix

 7のステレオ・ミックスを含んだ音源で、これはアナログ盤のみに収録されています。以下は以前の記事からの引用。

🔵前半47秒、ブライアンのトーク・バックとスタジオ・ミュージシャンとのやりとりは、デラックス・エディションDisc 2-8の「Surf's Up:1st Movement」と同一。
🔵カウント以降の部分は本編Side 2-4(CDのDisc 1-12)のステレオ版で、CD未収録&未デジタル配信音源。リード・ヴォーカルは左右に広げられている。
🔵エンディング部分("Child,child-the child...")のコーラス・パートの音の振り分け方は1971年版のミックスとも異なります(個人的にはフェイド・アウト直前のラスト10秒間、右チャンネルから聞こえるハモリが新鮮でした)。
(収録LP)
『THE SMiLE SESSIONS』(2011年/アナログ盤)
『THE SMiLE SESSIONS (Collector's Box)』(2011年)

9 : 5.1 Surround Audio Mix

 ビーチ・ボーイズのドキュメンタリー映像作品『Endless Harmony』が2000年にDVD化された際、ボーナス・トラックとして5.1chサラウンド・ミックスが収録されました(1971年版を基に作成)。再生環境がないため、どのような音像になっているかは不明。ちなみにDVD版はメーカー・ジャケット・価格を替えて何度か再発売されています。

10 : 1967 Version (2011 Mix)

 2011年に発掘されたブライアンの弾き語りによる別テイクで、アルバム『Wild Honey』制作中の1967年11月頃の録音。実際に聴いてみるとアップライト・ピアノの音がいかにもその頃っぽい。
(収録CD)
『THE SMiLE SESSIONS』(2011年)
『THE SMiLE SESSIONS (Deluxe Edition)』(2011年)
『THE SMiLE SESSIONS (Collector's Box)』(2011年)

11 : 1967 Version (2012 Mix)

 2013年に"1967 Version"の別ミックスが登場。印象はほぼ同じに聞こえますが、リバーブの処理が異なる。
(収録CD)
『Made In California (カリフォルニアの夢)』(Box Set/2013年)

12 : 1967 Version (2017 Mix)

 "1967 Version"3つ目のミックス。前半1分31秒で複数のアウトテイクが追加され、その分トータル・タイムが長い。
(収録CD)
『1967〜サンシャイン・トゥモロウ』(2017年)
[6 : CD各種]

[1:1991年盤]
(ジャケットありませんスミマセン)
『Surf's Up』((日本盤)Sony SRCS-6090)

◎1991年にアメリカのEpicと、日本のSonyが初CD化。
(主な特徴)
🔵アメリカEpic盤CDには表ジャケットの下に"D I G I T A L L Y R E M A S T E R E D"の表記があるのが特徴。日本盤は表記なし。
🔵日本盤は歌詞・対訳・解説書付き。

[2 : 2000年アメリカ盤]

『Sunflower/Surf's Up』 ((アメリカ盤)Capitol 25694)

◎2000年にアメリカのCapitolから発売されたCD。
(主な特徴)
🔵『Sunflower』との2 in 1形式で1枚のCDに収録。
🔵2000年リマスター音源。
🔵ブックレットにはTimothy White氏による解説書を掲載。

[3 : 2000年日本盤]

『サーフズ・アップ』((日本盤)東芝EMI TOCP-65566)

◎2000年に発売された日本盤CD。なお2008年には期間限定1,500円のCDも発売されています。
(主な特徴)
🔵2000年リマスター音源。
🔵歌詞・対訳・解説書。

[4 : 2008年紙ジャケット仕様日本盤]

『サーフズ・アップ』 ((日本盤)EMI Music Japan TOCP-70532)

◎2008年7月に発売された日本盤で、紙ジャケット仕様。歌詞・対訳・解説書付。

[5 : 2012年リマスター盤]
(日本盤)

サーフズ・アップサーフズ・アップ
(2012/07/25)
ザ・ビーチ・ボーイズ

商品詳細を見る

HMV
Tower Records

(輸入盤)

Surf's Up (Stereo)Surf's Up (Stereo)
(2012/09/24)
Beach Boys

商品詳細を見る


🔵2012年7月25日に発売されたリマスター盤。
🔵ジャケットは紙製デジ・スリーヴ仕様。横14cm、左側の余白にはCapitolのレーベル・マークと"THE BEACH BOYS"の文字を記載。ビートルズの2009年リマスター盤よりサイズが薄い(註:LPのデザインをミニチュア化した、通称"紙ジャケ"とは別物)。
🔵2009年リマスター音源。
🔵日本盤は解説・歌詞・対訳付。

[6 : 2016年日本盤]

『サーフズ・アップ』((日本盤)ユニバーサル・ミュージック UICY-25601)

◎2016年4月6日発売の再発盤。2000年盤と同内容で、盤はSHM-CDになります。
(主な特徴)
🔵SHM-CD
🔵2000年リマスター音源(と思われますが、詳細不明)。
🔵歌詞・対訳・解説書付
[7 : 配信版]

🔵 iTunes Store配信版
🔵 Amazon MP3版
🔵 moraハイレゾ版 (2015年9月18日発売)
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(作成:2004年8月14日/更新:2008年8月26日,2012年4月19日,7月1日,8月9日,2013年9月3日,2015年10月7日,2016年2月18日,3月5日,2017年7月20日)
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[ 2012/04/19 20:01 ] The Beach Boys関連 | TB(0) | CM(5)

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[ 2017/02/16 03:05 ] [ 編集 ]

Live Version

たまたま見かけたので、メモ代わり。
『Surf's Up』の収録曲、リリース時のライヴで殆どの曲が生演奏されていたのか・・・と。
1971年12月3日のライヴで、しかも「A Day In The Life Of A Tree」はスタジオ盤同様にジャック・ライリーが歌っていて(途中でトチっている)、ブライアンも登場してオルガンを弾いているとのことで(観客がブライアンの名前を何度か叫んでいる)。
https://youtu.be/wwAS84QTd8Q?t=59m8s
[ 2016/12/08 21:38 ] [ 編集 ]

surf's upのquad mix

お返事ありがとうございます。
「Beatleg」誌のバックナンバーは断片的に集めていて、この情報が載っていた号も実は持っていたのですが、読んだ頃はまだ4chに興味が行ってなかったので、ここの記事を見てこんな連載があったことを思い出しました。
私が持っている号では2000年10月号(vol.11)に「その6」が載っていて、次に持っている2001年2月号(vol.13)にはもう載ってません。その辺までで終わったのでしょうね。
SQ形式のquadミックスは普通の2 ch再生もそのまま可能なので、普通の2 chミックスを別個に作らずに兼用させたのでしょう。4chが廃れたのでその事が忘れられて、そのまま流用され続けてきたのだと思います。
quadミックス、「Feel Flows」みたいな曲には非常に効果的です。リア左にエレピ、リア右にフルート、柔らかい音で包み込まれて、サラウンド好きにはたまりません(私のメルアドはこの曲から取っていたりする)。
最近出た、Analogue ProductionsのSACDにこのサラウンドmixを収録して欲しかったですが、サラウンドである事すら忘れられているんじゃ無理でしたね...。
そうか、「カール&ザ・パッションズ」もquadなのか。アナログ盤入手しなければならないなあ。
[ 2016/04/21 21:28 ] [ 編集 ]

Re: quadミックスについて

>中澤さん

はじめましてこんにちは。返信が1週間遅れで申し訳ありませんでした。

> こちらの記事を見て、手持ちのLPレコードをSQデコードしてみましたら、確かに4ch再生出来ました。私のはLPは'80年代の再発盤ですが、quad mix、間違いないです。
> 高3の時に買って、生涯のベスト10に入るくらい大好きな「Surf's UP」が、4ch再生出来るなんて。すごく感動しています。ありがとうございます。

こちらこそどういたしまして…厳密にはこちらに情報を寄せられた方のおかげで(笑)
再生可能な方のところに話が行き届いたのが嬉しいです。
『So Tough』とは違って『Surf's Up』のquad Mixはノー・クレジットだけに、驚きました。
「'Till I Die」「Surf's Up」もどんな感じだろう…「Feel Flows」辺りも気になる。

この話が寄せられた後、(最近惜しくも閉刊した)『beatleg』の手持ちのバックナンバーを調べたら、『VOL.4』1999年8月号以降からQuad Mixの連載記事が始まったようで、『Vol.6』1999年12月号で『Surf's UP』が取り上げられていました。いつまで連載が続いたかは不明ですが、それを読む限りでもDeepそうで。

改めて、コメントどうもありがとうございました。
[ 2016/04/21 00:06 ] [ 編集 ]

quadミックスについて

最近4chデコーダーを入手して、4chレコード再生に凝っている中澤といいます。
こちらの記事を見て、手持ちのLPレコードをSQデコードしてみましたら、確かに4ch再生出来ました。私のはLPは'80年代の再発盤ですが、quad mix、間違いないです。
高3の時に買って、生涯のベスト10に入るくらい大好きな「Surf's UP」が、4ch再生出来るなんて。すごく感動しています。ありがとうございます。
[ 2016/04/16 01:43 ] [ 編集 ]

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