The Beach Boys : Summer Days (And Summer Nights!!) (1965)

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1. The Girl From New York City
2. Amusement Parks U.S.A.
3. Then I Kissed Her
4. Salt Lake City
5. Girl Don't Tell Me
6. Help Me, Rhonda (Single Version)

7. California Girls
8. Let Him Run Wild
9. You're So Good To Me
10. Summer Means New Love
11. I'm Bugged At My Ol'Man
12. And Your Dream Comes True

[夏と女の子とご当地ソング]

 前作『Today!』の制作途中からブライアンが作曲とスタジオ・ワーク、他のメンバーは引き続きコンサート・ツアーと"分業制"をとったビーチ・ボーイズ(厳密に言うとテレビ出演の時はブライアンも合流する)。そんな中、前作から僅か4ヶ月後の1965年7月、"夏"に合わせてこのアルバムがリリースされます(全米第2位/全英第4位)。

 曲は夏を感じさせる爽やかさ、ジャケット写真もそれに合わせ・・・と思ったら、船上のメンバーの服装の季節感がバラバラ(笑)。さらに当時「Help Me, Rhonda」という全米ナンバー・ワン・ヒットのリード・ヴォーカルを務めたアル・ジャーディンの姿がない(裏ジャケットのアルのコメントによると、撮影日当日は風邪で寝込んでいたらしい)。ちなみに同じ頃、ザ・スパイダースのシングル「フリ・フリ」のジャケットにムッシュかまやつが遅刻して写っていないってことがありました。このまま通ってしまうのも、なんとも大らかな時代というか・・・(笑)
(余談:翌1966年1月、スパイダースはビーチ・ボーイズの初来日の前座を務める事になりますが、その時に何故か井上順が欠席していたとの事。フジテレビ『ボクラの時代』2009年4月19日放送分より。)

 アルバムは前作での濃厚さはやや薄れ、歌詞は従来のテーマとご当地ソングが中心。どこか一歩下がった印象がある反面、サウンド面では新しい方向性が所々で見え隠れしています。
[収録曲]

1. The Girl From New York City (Brian Wilson / Mike Love)

 マイクがリード・ヴォーカルの1「ニューヨークの娘」は、当時ヒットしていたThe Ad Libsの「The Boy From New York City」のアンサー・ソング的な曲で、モータウンの某曲風のメロディとマイクのコーラス・パートが聞き所のアップ・テンポ・ナンバー。

2. Amusement Parks U.S.A. (Brian Wilson / Mike Love)

 後々ビーチ・ボーイズもカヴァーしたFreddy Cannonの1962年のヒット曲「Palisades Park」をヒントにしたものと思われる、アメリカ各地の遊園地を歌詞に盛り込んだ曲。日本では独自にシングル・カットも。ヴォーカル・パートは以前にも増して分厚くなり、間奏ではSEや呼び込み(ハル・ブレインが担当)等を盛り込んで演出。

3. Then I Kissed Her (Jeff Barry / Ellie Greenwich / Phil Spector)

 フィル・スペクターのプロデュースのもとで「He's A Rebel」や「Da Doo Ron Ron」といった名曲をヒットさせたガール・グループ、The Crystalsが1963年に発表した曲のカヴァー。原題は「The He Kissed Me」。キーの変更、ストリングのパートをキーボードに替えたり、ドラムを際立たせた以外はフィル・スペクター・プロデュースによる原曲のアレンジに忠実な印象。

 ビーチ・ボーイズ・ヴァージョンではアル・ジャーディンがリード・ヴォーカル。アメリカではアルバムの中の一曲でしたが、イギリスでは1967年(4月頃?)に独自にシングル・カットされ、全英第4位にランク・イン。2012年8月の日本公演で演奏されたのも記憶に新しいところ。

4. Salt Lake City (Brian Wilson / Mike Love)

 タイトルの通りご当地ソング。曲調は従来の路線な反面、サウンドは従来よりも分厚い。

5. Girl Don't Tell Me (Brian Wilson)

 ギターリフやドラム・フィル等、The Beatlesの「Ticket To Ride」を意識したサウンドが聴けるフォーク・ロック調の作品。リード・ヴォーカルはカールで、リードは初。ちなみに1965年12月に「Barbara Ann」のB面としてシングル・カットされたほか、イギリスのTony Rivers & The Castawaysが1966年2月にカヴァー・シングルを発表。

6. Help Me, Rhonda (Brian Wilson / Mike Love)

 前作『Today!』にも収録されていたこの曲は、リズム隊を中心に再アレンジ(タイトルも"h"が付け加えられている)。レコーディングでは予期せぬ邪魔が入ることもありましたが、コーラス・パターンの変更等を経て1965年4月にシングル・カット。そしてこれが全米ナンバー・ワンの大ヒットとなります。アナログ盤ではここまでがA面。


7. California Girls (Brian Wilson / Mike Love)

 アナログ盤B面(7〜12)。7「California Girls」(全米第3位)はシンフォニックなイントロ、複雑さを増したコーラス、マイクのリード・ヴォーカル、ゆったりとしながらもパワフルなバッキング・トラック等、否の打ちどころなしの名曲(珍しく言い切ってしまった(笑))。1985年にはDavid Lee Roth(Van Halen)がカヴァー。


8. Let Him Run Wild (Brian Wilson / Mike Love)

 7のB面としてシングル・カットされた曲で、不思議なメロディ・ラインとコード感が後の『Pet Sounds』を予見させる、音楽的な変化がハッキリと聞き取れる重要な作品。

9. You're So Good To Me (Brian Wilson / Mike Love)

 一見シンプルながら、力強いビートとブライアンのヴォーカル、印象的なバック・コーラス、レスリースピーカーを通したギター等、聞き所の多い一曲。

10. Summer Means New Love (Brian Wilson)

 アルバム中唯一のインストゥルメンタル作品。ブライアンが前年の1964年、The Survivorsに提供した「After The Game」を発展させたと思われる曲で、ギターが主旋律を弾き、リズム隊の他にヴィブラフォンやホーン・セクションが脇を固め、途中からストリングスが挿入される。
 ちなみに1966年3月、「Caroline No」のB面としてシングル・カットされています。

11. I'm Bugged At My Ol'Man (Brian Wilson)

 ブライアンの単独作品。ビーチ・ボーイズのアルバムの中に必ず一つは入っていたお遊び的な曲で、ファッツ・ドミノ等の50年代R&Bを思わせるピアノをバックに、父親に対するぼやきが歌われる。

 なにげなく聴いていれば単に冗談めいて聞こえるこの曲、音楽とは関係のない話を小耳に挟むと印象も大分違ってきたり。忘れた頃になって色んな話が大量に出てくる側面があるのもビーチ・ボーイズ。この曲も、当時彼らにとって何かと悩みの種だったウィルソン家の父・マリー対しての当てつけだった事が、大分後になって知られる事となります。

 どちらかというとビーチ・ボーイズは同時期のイギリスのバンドのように怒りをストレートにぶちまけるような曲は見かけませんけど、この曲の最後に歌われる部分が、当時のブライアンの本音なのでしょう。

 関連書籍や映像作品での様々な証言を見聞きすると、今の時代ならニュースで取り上げられていても何ら不思議ではない、しつけを通り越したなんとか…で(…って淡々と書いてますけど、決して他人事ではない問題だと思う)。しかしそうしたものをユーモアに転換しているところに人柄を感じさせるというか、なんというか。

 もしもの話は余計として、こうした側面が無い場合、彼らの音楽はバブルガム・ポップスとしてかなり早い段階で忘れ去られていたでしょうし、こうして4〜50年経ても発売され続けていたり、これもそうですけど長々と書いたり語ったりする人達も出て来なかったでしょうね…と、このアルバムの雰囲気とは似つかわしくない話を書いておいて何ですけど、どう捉えるかは聞き手次第ですという事で。

 ちなみに1976年8月にアメリカで放送された特番の中でブライアン、デニス、カールがこの曲を歌うシーンが登場。DVD『グッド・ヴァイブレーションズ・ツアー』で観る事が出来ます。

12. And Your Dream Comes True (Brian Wilson / Mike Love)

 アルバムの締めくくりは、童謡「キラキラ星」として一般的に知られるメロディに新たな歌詞を付け、メンバーがアカペラで歌ったもの。
[おまけ : 別ヴァージョン/別テイク]

 ここからはアルバム収録曲の別ヴァージョン/別テイクについて、個人的に把握する範囲内でご紹介します。1965年発表当時〜80年代までは主にモノラルと疑似ステレオの2種類でしたが、90年代以降〜現在は未発表音源の発掘とデジタル技術の進歩により、音源が多雑化するようになりました。ここではMono Mixをオリジナルとして話を進めます。

The Girl From New York City

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Summer Days (and Summer Nights!!)』の全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ

 右=高音、左=低音に音質調整し、さらに左右の音を微妙にずらした疑似ステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

3 : Stereo Mix

 2012年に初のステレオ化が実現。Mono Mixとの違いを気付いた限りでざっと挙げてみると…。
●Stereo Mixはピッチがやや遅い(テープ・スピードの操作ではなく再生デッキの違いで応じる差)。
●Stereo Mixはフェイド・アウトのタイミングが早めに始まり、Monoより数秒短く終わる。
●Monoでは1分40秒で聞こえるブライアンのファルセットのコーラスが、Stereo Mixでは欠落している。
(収録CD)
◉『サマー・デイズ(モノ&ステレオ)』(2012年)

Amusement Parks U.S.A.

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Summer Days (and Summer Nights!!)』の(1988年と1990年発売の日本盤以外の)CDに収録。

2 : 疑似ステレオ

 左=低音、右=高音に音質調整し、さらに左右の音を微妙にずらした疑似ステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

3 : Fake Mono Mix

 なんじゃそりゃ?って感じですが…アルバム『サマー・デイズ』が日本で初CD化された際に収録されたもので、2の疑似ステレオ・ミックスをモノラルに変換したために音が2重になってしまっています。推測で申し訳ありませんが、『California Girls』という、『サマー・デイズ』から「Amusement Parks U.S.A.」「I'm Bugged At My Ol'Man」をカットしたCDが80年代後半にアメリカで発売されていたので、それに抜けている2曲を足す際に、日本にあるテープから補うためにこういう音源が作成されたのでは…ってややこしいですね(苦笑)
(収録CD)
◉『サマー・デイズ』(1988年/"Green Line 2800"シリーズ)
◉『サマー・デイズ』(1989年/"PASTMASTERS"シリーズ)

4 : Stereo Mix

 2012年に初のステレオ化が実現。Mono Mixとの違いを気付いた限りでざっと挙げてみると…。
●Stereo Mixはピッチがやや遅い(テープ・スピードの操作ではなく再生デッキの違いで応じる差)。
●イントロではMono Mixよりもオルガンが前面に出ている。
●Stereo Mixはフェイド・アウトがやや長め。
●Monoではフェイド・アウトの際にサックスが入っていますが、Stereoには入っていない。
(収録CD)
◉『サマー・デイズ(モノ&ステレオ)』(2012年)

Then I Kissed Her

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Summer Days (and Summer Nights!!)』の全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ

 右=高音、左=低音に音質調整し、さらに左右の音を微妙にずらした疑似ステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

3 : New Stereo Remix (=2007 Stereo Mix)

 2007年発表の編集盤でステレオ・ミックスが初登場。
(収録CD)
『The Warmth Of The Sun』(2007年)
◉『サマー・デイズ(モノ&ステレオ)』(2012年)

Salt Lake City

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Summer Days (and Summer Nights!!)』の全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ

 右=高音、左=低音に音質を調整し、さらに左右の音を微妙にずらした疑似ステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

3 : Backing Track

 アルバム『Stack-O-Tracks』で登場したヴォーカルなしバッキング・トラック。イントロがやや長めになっており、この部分はOriginal Mono Mixではカットされている。
(収録CD)
◉『Party! / Stack-O-Tracks』(Capitol 72435-31641-2-6/2001年)
◉『スタック・オー・トラックス』(EMI Music Japan TOCP-53174/2001年)

4 : Session Highlights

 バッキング・トラックの録音風景。ブライアンがブースから指示を出している声も聴けます。
(収録CD)
◉『ホーソーン、カリフォルニア-伝説が生まれた場所(レア・トラックス)』(2001年)

5 : 2001 Stereo Mix(1)

 2001年に発売された未発表音源集でこの曲のステレオ・ミックスが初登場。主な違いをざっと挙げてみると…。
●Stereo Mixはピッチがやや遅い(テープ・スピードの操作ではなく再生デッキの違いで応じる差)。
●c同様にイントロがやや長めになっており、この部分はOriginal Mono Mixではカットされている。
●Mono Mixの31秒付近で小さく聞こえる「Oh Yeah!」がカットされている。
(収録CD)
◉『ホーソーン、カリフォルニア-伝説が生まれた場所(レア・トラックス)』(2001年)

6 : 2001 Stereo Mix (2)

 eのStereo Mixからイントロを数秒カットし、Mono Mixと同じ始まり方になっている。
(収録CD)
◉『サマー・デイズ(モノ&ステレオ)』(2012年)
◉『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

Girl Don't Tell Me

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Summer Days (and Summer Nights!!)』の全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ(1)

 右=高音、左=低音に音質調整し、さらに左右の音を微妙にずらした疑似ステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

3 : 疑似ステレオ(2)

 右=高音、左=低音に音質調整し、さらにリバーブが薄くかけられた疑似ステレオ・ミックス。
(収録CD)
『Endless Summer (終りなき夏)』(主に日本盤CD全般)

4 : Stereo Extraction Mix

 2012年になりようやくステレオ化が実現しましたが、大元のマルチ・トラック・テープに欠落部分があったようで(具体的にどの部分かは不明)、Mono Mixから足りない部分を抽出し、重ね合わせています。もしくは、Mono音源自体を解析→分解している可能性も…推測で書くのは避けたいところですが、この曲では"Stereo Extraction Mix"と聴き馴染みのない表記がされています。
(収録CD)
◉『サマー・デイズ(モノ&ステレオ)』(2012年)

Help Me, Rhonda

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Summer Days (and Summer Nights!!)』の全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ

 右=高音、左=低音に音質調整し、さらに左右の音を微妙にずらした疑似ステレオ・ミックス。CD化されているかは不明。

3 : Backing Track

 1990年にアメリカのCapitolから『Stack-O-Tracks』がCD化された際、ボーナス・トラックとして発表されたバッキング・トラック。最終ミックス(Mono)の段階でオーヴァー・ダビングが行われる事も多かったようで、このバッキング・トラックでは間奏でのピアノやギター・ソロが欠落しています。
(収録CD)
◉『Party! / Stack-O-Tracks』(Capitol 72435-31641-2-6/2001年)
◉『スタック・オー・トラックス』(EMI Music Japan TOCP-53174/2001年)
◉『U.S.Single Collection : The Capitol Years 1962-1965』(2008年)

4 : Alternate Single Version

 シングルとしてリリースされたものとはコーラス・パターンやギター等に細かい違いのある別ヴァージョン。
(収録CD)
『Endless Harmony』(1998年)
『U.S.Single Collection : The Capitol Years 1962-1965』(2008年)

5 : Stereo Extraction Mix

 2012年になりようやくステレオ化が実現しましたが、大元のマルチ・トラック・テープに欠落部分があったようで(具体的にどの部分かは不明)、Mono Mixから足りない部分を抽出(Extraction)し、重ね合わせています。そういった作業が行われているため、この曲では"Stereo Extraction Mix"と表記されています。
(収録CD)
◉『サマー・デイズ(モノ&ステレオ)』(2012年)

California Girls

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Summer Days (and Summer Nights!!)』の全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ

 左=低音、右=高音に音質調整し、さらに左右の音を微妙にずらした疑似ステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

3 : 疑似ステレオ(2)

 右=高音、左=低音に音質調整し、さらにリバーブが薄くかけられた疑似ステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『Endless Summer (終りなき夏)』(主に日本盤CD全般)

4 : Backing Track

 1990年にアメリカのCapitolから『Stack-O-Tracks』がCD化された際にボーナス・トラックとして発表されたバッキング・トラック。インストゥルメンタルだけでも十分に聴き応えがある(個人的な印象)。
(収録CD)
◉『Party! / Stack-O-Tracks』(Capitol 72435-31641-2-6/2001年)
◉『スタック・オー・トラックス』(EMI Music Japan TOCP-53174/2001年)

5 : Vocals

 1993年発表のボックス・セットに収録された演奏なし、ヴォーカルのみのヴァージョン。ハーモニーの見事さはもとより、マイク・ラヴのコーラス・パートがなにげに難しそうだな…と、4のバッキング・トラック同様、ヴォーカル・パートのみでも細かな発見が。
(収録CD)
◉『Good Vibrations: Thirty Years of the Beach Boys(グット・ヴァイブレーションズ・ボックス)』(1993年)

6 : 1998 Stereo Remix

 1998年製作のビデオ『Endless Harmony』のサントラ盤として出されたCDで初のステレオ化が実現。大雑把に特徴を書くと…。
●リード・ヴォーカル、ギター、ベース、ドラムは中央、バック・コーラスは左右、オルガンが左、ホーン・セクションが右。
(収録CD)
『Endless Harmony』(1998年)
『カリフォルニア・フィーリン』(2002年)

7 : New Stereo Mix(=2000 Stereo Mix)

 2000年に『Endless Harmony』のCDがジャケット・デザインを一新して再発売された際、この曲を含む6曲がMark Linett氏によってRemixされています。
●ギター、ベース、ドラムは左に移動、リード・ヴォーカルは中央でやや左右に広がっている。ホーン・セクションは中央に移動。オルガンは右に移動。
(収録CD)
『Endless Harmony』(アメリカCapitol 72435-24002-2-5/2000年)

8 : 2002 stereo mix

 2003年発表のベスト盤に3つ目のStereo Mixが登場。一聴する限りでは2000年のmixと同じような音の配置ですが、ベースとドラムが強調された印象。

 また、最初のサビ(1分付近)で編集跡があり、ブルース・ジョンストンのコーラス・パートが従来よりも目立つようなミックスに変えられています。
(収録CD)
◉『The Very Best of the Beach Boys: Sounds of Summer(サウンズ・オブ・サマー)』(2003年)
◉『サイツ・アンド・サウンズ・オブ・サマー』(2005年/※上記CDのDVD付きのもの)
◉『U.S.Single Collection : The Capitol Years 1962-1965』(2008年)
◉『Summer Love Songs』(2009年)
◉『サマー・デイズ(モノ&ステレオ)』(2012年)
『グレイテスト・ヒッツ デラックス・エディション〜偉大なる50年〜』(2012年)
◉『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

9 : 5.1 Surround Mix

 ビデオ『Endless Harmony』がDVD化された際にボーナス・トラックとして収録された5.1チャンネルのサラウンド・ミックス。個人的に再生設備が整っていないため音源は未確認。

Let Him Run Wild

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Summer Days (and Summer Nights!!)』の全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ(1)

 右=高音、左=低音に音質調整し、さらに左右の音を微妙にずらした疑似ステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

3 : 疑似ステレオ(2)

 右=高音、左=低音に音質調整し、さらにリバーブが薄くかけられた疑似ステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『Endless Summer (終りなき夏)』(主に日本盤CD全般)

4 : Backing Track

 バッキング・トラック。
(収録CD)
◉『Party! / Stack-O-Tracks』(1990年/2001年)
◉『スタック・オー・トラックス』(2001年)

5 : 2007 Stereo Mix

 2007年発表の編集盤でステレオ・ミックスが初登場。
(収録CD)
◉『The Warmth Of The Sun』(2007年)
◉『U.S.Single Collection : The Capitol Years 1962-1965』(2008年)
◉『サマー・デイズ(モノ&ステレオ)』(2012年)
◉『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

6 : Alternate Take

 1990年にアメリカのCapitolからCD化された際、ボーナス・トラックとして発表された別テイク。といっても演奏はオリジナル・ヴァージョンと同一で、違うのはヴォーカル・パート。サビの部分の歌詞が異なる(Get him run wild He don't care babyと歌われている)。
(収録CD)
◉『Today! & Summer Days (and Summer Nights!!)』(1990年/2001年)
◉『サマー・デイズ』(EMI Music Japan TOCP-53169/2001年)

You're So Good To Me

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Summer Days (and Summer Nights!!)』の全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ(1)

 右=高音、左=低音に音質調整し、さらに左右の音を微妙にずらした疑似ステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

(YouTubeより)"You're So Good To Me"の疑似ステレオ・ミックス。

3 : 疑似ステレオ(2)

 右=高音、左=低音に音質調整し、さらにリバーブが薄くかけられた疑似ステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『Endless Summer (終りなき夏)』(主に日本盤CD全般)

4 : Backing Track

 ヴォーカルなしのバッキング・トラック。
(収録CD)
◉『Party! / Stack-O-Tracks』(Capitol 72435-31641-2-6/2001年)
◉『スタック・オー・トラックス』(EMI Music Japan TOCP-53174/2001年)

5 : 2007 Stereo Mix

 2007年発表の編集盤でステレオ・ミックスが初登場。1分10〜20秒にかけ、Monoにはないマイクのバック・ヴォーカルが入っている。
(収録CD)
◉『The Warmth Of The Sun』(2007年)
◉『サマー・デイズ(モノ&ステレオ)』(2012年)
◉『グレイテスト・ヒッツ デラックス・エディション〜偉大なる50年〜』(2012年)

Summer Means New Love

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Summer Days (and Summer Nights!!)』の全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ

 右=高音、左=低音に音質調整し、さらに左右の音を微妙にずらした疑似ステレオ・ミックス。CD化されているかは不明。

3 : 2003 Stereo Mix

 初のステレオ化は意外にも『Pet Sounds』のDVD Audio版のボーナス・トラックにおいて。「Caroline No」のB面だった事が収録された理由と思われます。Mono Mixとの主な違いは以下の通り。

●Mono Mixよりもピッチがやや遅い(テープ・スピードの操作ではなく再生デッキの違いで応じる差)。
●ストリングスは左やや中央寄り。
●リード・ギターと同じメロディを弾いているピアノが右端から聞こえる。
(収録DVD-Audio)
◉『Pet Sounds(DVD Audio版)』(アメリカCapitol Records 72434-77937-9-0/2003年)

4 : 5.1 Surround Mix

 aと共に『Pet Sounds』のDVD Audio版に収録された5.1チャンネルのサラウンド・ミックス。個人的に再生設備が整っていないため音源は未確認。
(収録DVD-Audio)
◉『Pet Sounds(DVD Audio版)』(アメリカCapitol Records 72434-77937-9-0/2003年)

5 : 2012 Stereo Mix

 2012年には2つ目のステレオ・ミックスが登場。主な違いは以下の通り。

●Mono Mixよりもピッチがやや遅い。
●ストリングスは中央に移動。
●トーンの異なるもう1本のギターは中央に移動。で、ここがMono Mixとの大きな相違点で、エンディング間際でギターだけになる所に差し掛かると、何故かメインのギターが消え、ピアノが残る。Stereo Mix作成の際に意図的に仕組んだのか、操作ミスなのかは不明。
(収録CD)
◉『サマー・デイズ(モノ&ステレオ)』(2012年)

I'm Bugged At My Ol'Man

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Summer Days (and Summer Nights!!)』の(1988年と1990年発売の日本盤を除く)全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ

 右=高音/左=低音に音質調整し、さらに左右の音を微妙にずらした疑似ステレオ・ミックス。CD化されているかは不明。

3 : Fake Mono Mix

 これも2曲目同様に…アルバム『サマー・デイズ』が日本初CD化の際に収録されたもので、LP用の疑似ステレオ・ミックスをモノラルに変換したため、音が2重になってしまっています。
(収録CD)
◉『サマー・デイズ』(1988年/Green Line 2800シリーズ)
◉『サマー・デイズ』(1989年/PASTMASTERSシリーズ)

4 : Stereo Mix

 2012年に初のステレオ化が実現。
(収録CD)
◉『サマー・デイズ(モノ&ステレオ)』(2012年)

And Your Dream Comes True

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Summer Days (and Summer Nights!!)』の全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ

 右=高音、左=低音に音質調整し、さらに左右の音を微妙にずらした疑似ステレオ・ミックス。CD化されているかは不明。

3 : Stereo Remix

 2001年に未発表音源集で初ステレオ化。ヴォーカルは左右に振り分けられている。ちなみにこの未発表音源集にはこの曲のセッション風景の一部が「Wish That He Could Stay」と題されて収録。
(収録CD)
◉『Hawthorne,CA』(E2001年)
◉『サマー・デイズ(モノ&ステレオ)』(2012年)
[CDについて]

 本作は過去に何度かCD化されていますが、ここではその中からいくつかをご紹介します。

[1:1987年アメリカ盤]

『California Girls』(アメリカCapitol CDP 7 48046 2)

◎今となっては珍品に属するCD。1987年に発売されたアメリカ盤CDで、『Summer Days (and Summer Nights!!)』から何故か2曲をカット…。タイトルが異なるほか、ジャケットの文字も"California Girls"となっています。

[2:1988年日本盤CD"GREEN LINE 2800"]
(ジャケットありませんスミマセン)
『サマー・デイズ』((日本盤)東芝EMI CP28-1002)

◎日本での初CD化は1988年。東芝EMIの"GREEN LINE 2800"という定価2,800円のシリーズで発売。これも今となっては曲者で、前出のアメリカ盤CD『California Girls』でカットされていた「Amusement Parks U.S.A.」「I'm Bugged At My Ol'Man」を、LP用の疑似ステレオ・ミックスからモノラルに変換コピーして補強。なので、この2曲だけ音が2重になっています…(苦笑)。また、ジャケット右上のタイトルは新たに打ち直され、グループ名とタイトルのみとなっているため、他のCDとの見分けがつき易い。解説・歌詞付き(対訳はなし)。

[3:1989年日本盤CD"PASTMASTERS"]
(ジャケットありませんスミマセン)
『サマー・デイズ』((日本盤)東芝EMI CP21-6008)

◎1989年に東芝EMIの廉価版CDシリーズ"PASTMASTERS"の一環として発売。解説・歌詞付き(対訳はなし)。こちらも上記"GREEN LINE"と同じマスターを使用しているため、「Amusement Parks U.S.A.」「I'm Bugged At My Ol'Man」の2曲は疑似ステレオをモノラル化した"偽Mono"で収録。

[4:2 in 1 CD]
(1990年盤)

『Today! & Summer Days (and Summer Nights!!)』 (1990年盤=Capitol CDP 7 93694 2)
(2001年盤)

『Today! & Summer Days (and Summer Nights!!)』 (2001年盤=Capitol 31639)

Track 1〜12・・・『Today!』(Mono)
Track 13〜24・・・『Summer Days (& Summer Nights!!)』(Mono)
(Bonus Tracks)
25. The Little Girl I Once Knew
26. Dance,Dance,Dance (Alternate Take)
27. I'm So Young (Alternate Take)
28. Let Him Run Wild (Alternate Take)
29. Graduation Day (Studio Version)

◎1990年に『Today!』とのカップリング(2 in 1形式)で発売されたCDで、その後2001年に再度リマスターされて再発売。ちなみに両者でマスタリングが異なり、1990年盤はノイズ除去が強くかけられた印象。ブックレットには英文ライナーと写真を掲載。2001年盤は1990年盤からの複写のため、写真や色付き文字がややぼやけ気味なのが特徴。

(1990年盤と2001年盤の主な見分け方)

🔵1990年盤はCD番号が"CDP"で始まる。2001年盤は数字のみ。
🔵1990年UK盤CDはデザインがやや異なり、ジャケット上部に"TWO GREAT ALBUMS ON ONE CD"の表記がある。
🔵1990年日本盤はジャケットのデザインが異なる。
🔵1990年盤をお探しの方は『ビーチ・ボーイズ・ヒストリー・ボックス VOL.2』(TOCP-7764〜66)で揃えるという手もあります。
🔵2001年盤はCDのトレーに挟まっている、砂浜の写真が載っている曲目表に小さくアルバム・ジャケットが掲載されている。

(Bonus Tracks)
25. The Little Girl I Once Knew

 1965年11月にシングルとして発表された曲で、オリジナル・アルバムには未収録。つかみ所のない不思議なメロディ・ラインに、「California Girls」「Let Him Run Wild」からさらに一歩進み、『Pet Sounds』へと到達する寸前のサウンドが聴ける重要な作品。後にブライアンがソロ活動でのライヴで再演、『Live At Roxy Theatre』(2000年)で聴く事が出来ます。
(その他の主な収録CD)
『スピリット・オブ・アメリカ』(1975年)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1981年)
◉『グット・ヴァイブレーションズ・ボックス』(1993年)
◉『Greatest Hits1 1962-1965』(2001年)
◉『The Warmth Of The Sun』(2007年)
◉『グレイテスト・ヒッツ デラックス・エディション〜偉大なる50年〜』(2012年)
◉『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

(別ヴァージョン)
1 : Carol K Session Highlights

 バッキング・トラックのセッション風景を約2分程収録したもので、ステレオで収録されています。このタイトルはマスター・テープの箱に書いてあったものとの事。
(収録CD)
◉『ホーソーン、カリフォルニア-伝説が生まれた場所(レア・トラックス)』(2001年)

2 : Alternate Version

 別ヴァージョンで、リリース版とは歌い方が異なるほか、後半でア・カペラ状態になる。この音源を聴く限り、バッキング・トラックのマルチ・トラックはあるようですが、ヴォーカル・トラックを収録したマルチは発見されていないようです。そのためかこの音源は左=低音、右=高音の疑似ステレオ・ミックスになっています。
(収録CD)
◉『ホーソーン、カリフォルニア-伝説が生まれた場所(レア・トラックス)』(2001年)

26. Dance,Dance,Dance (Alternate Take)
27. I'm So Young (Alternate Take)

『Today!』の項目を参照。

28. Let Him Run Wild (Alternate Take)

 上記別ヴァージョン/別テイクの欄を参照。

29. Graduation Day (Studio Version)

 1990年まで未発表だった音源。ビーチ・ボーイズのルーツ・ミュージックの一つ、The Four Freshmenが1956年に発表した曲で、ビーチ・ボーイズはライヴ盤『Beach Boys Concert』(1964年10月)で先に発表していましたが、こちらはそれより後、1965年5月に録音されお蔵入りになっていたスタジオ・ヴァージョン。エレクトリック・ギター2本をバックにヴォーカルが重ねられています

(別ヴァージョン)
Session Excerpt And Master Take/2012 Mix

 2013年8月発表のボックス・セットに収録されているもので、前半約1分はアウト・テイクで、タンバリンが含まれている。後半はOKテイクで、従来のミックスよりもヴォーカルが左右に広げられ、ギターが2本入っているのも聞き取れるようになる等の違いあり。
(収録CD)
◉『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

[5:1997年日本盤]

『サマー・デイズ』((日本盤)東芝EMI TOCP-3320)

◎1997年9月に発売された日本盤CD。1990年リマスター音源、ボーナス・トラックは無し。歌詞・対訳・解説書付き。

[6:1998年紙ジャケット仕様日本盤]
(ジャケットありませんスミマセン)
『サマー・デイズ』 ((日本盤)東芝EMI TOCP-50857)

◎1998年7月に発売された紙ジャケット仕様のCD。1990年リマスター音源、ボーナス・トラックはなし。歌詞・解説書付。ちなみに2008年に帯のデザインを替えたものも出ていますが、現物未確認のため詳細不明。

[7:2001年日本盤CD]

サマー・デイズサマー・デイズ
(2001/06/27)
ザ・ビーチ・ボーイズ

商品詳細を見る

『サマー・デイズ』((日本盤)東芝EMI TOCP-53169)

Track 1〜12・・・The Original Mono Album
(Bonus Tracks)
13. The Little Girl I Once Knew
14. Let Him Run Wild (Alternate Take)
15. Graduation Day (Studio Version)

◎2001年6月に発売された日本盤で、その後帯のデザインや価格を替え、何度か期間限定で価格を下げて販売されています。

(主な特徴)
🔵2001年リマスター音源を使用。
🔵ボーナス・トラック3曲収録
🔵英文ライナーの対訳、日本語解説書、歌詞・対訳付。

[8:2016年SHM-CD日本盤]

『サマー・デイズ』((日本盤)ユニバーサル・ミュージック UICY-25594)

Track 1〜12・・・The Original Mono Album
(Bonus Tracks)
13. The Little Girl I Once Knew
14. Let Him Run Wild (Alternate Take)
15. Graduation Day (Studio Version)

◎2016年4月6日に発売予定の再発盤。2001年盤と同内容で、盤はSHM-CDになります。
(主な特徴)
🔵SHM-CD
🔵2001年リマスター音源。
🔵ボーナス・トラック3曲収録。
🔵歌詞・対訳・解説書付。

[9:2011年EU盤]

『Today! / Summer Days ( & Summer Nights!!)』 ((EU)EMI 50999 0988552 3)

◎2011年にヨーロッパで発売された2枚組CDで、EMIの廉価版シリーズの一環で発売されたもの。Disc 1が『Today!』、Disc 2が『Summer Days (& Summer Nights!!)』で、全曲Mono Mixで収録。ボーナス・トラックは無し。曲目表で「California Girls」が(Stereo)と誤表記があるのが難点。仕様やクレジット・ミスを気にしなければ普通に楽しめます。

[10:2012年リマスター盤]
(日本盤)

サマー・デイズサマー・デイズ
(2012/07/25)
ザ・ビーチ・ボーイズ

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(輸入盤)

Summer DaysSummer Days
(2012/09/25)
Beach Boys

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Track 1〜12…Mono Mix
Track 13〜24…Stereo Mix

◎2012年7月25日に発売された、Mono & Stereo両ミックスを収録したリマスター盤。

(主な特徴)
🔵パッケージは紙製のデジ・スリーヴ仕様(※LPのデザインをミニチュア化した"紙ジャケ"とは似て非なる別物)。
🔵2012年リマスター音源。
🔵Mono & Stereo両ミックスを収録。
🔵13「The Girl From New York City」14「Amusement Parks U.S.A.」17「Girl Don't Tell Me」18「Help Me, Rhonda」23「I'm Bugged At My Ol'Man」のStereo Mixは世界初登場。
🔵解説・歌詞・対訳付。

(リマスタリング)
 Mono Mixは従来盤よりも鮮明になった曲もあれば、さほど印象が変わらぬ曲もあったりと様々。マスタリング作業は普通に聴くだけでは気付きにくい部分の作業(雑音の除去等)も含まれているため、従来盤との違いがハッキリと出にくい場合があります。2000年代のCD全般に流行った、強引な音量&音圧上げな傾向はここ数年減りつつあり、マスタリングの分野でも"時代の変化"が出てきているようです。

(ステレオ盤は今回初登場)
 帯にも書いてある通り、アルバムのステレオ盤は世界初登場。曲単位では90年代以降から15,16,19,20,21,22,24が編集盤等で小出しにステレオ化が進んでいましたが、13,14,17,18,23が今回初登場。大元の4〜8トラック・マスターから作成され(演奏用の音源と、ヴォーカル用の音源を同期させて作られたものもある)、曲によっては一部のパートが欠落したままのものや、"Stereo Extraction Mix"という特殊なミックスが行われている曲もあります。

(日本盤解説書)
 日本盤付属の解説書は1997年版CDの加筆・再構成をしたもの。2001年版に付いていた英文ライナーの対訳はカットされた代わりに、結成から現在までのグループの軌跡が6ページにわたって掲載されています。

(ジャケット)
🔵紙製のデジ・スリーブ仕様で、横の幅はプラ・ケース同様14cmの長方形。
🔵LPのデザインをミニチュア化した、通称"紙ジャケ"とは別物ですのでお間違いなく。
🔵見開きの内側の左側にはオリジナルLPの裏ジャケット、右側には1990年及び2001年リマスター盤にも使用された写真が転載。
🔵以前のリマスター盤のような詳細なデータ満載のライナーは省かれ、LP時代のように文字情報は最小限に留められています。

[11:2014年紙ジャケット仕様日本盤]
(SHM-CD)

サマー・デイズ(紙ジャケット仕様)サマー・デイズ(紙ジャケット仕様)
(2014/12/03)
ビーチ・ボーイズ

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(プラチナSHM-CD)

サマー・デイズ(紙ジャケット仕様)サマー・デイズ(紙ジャケット仕様)
(2014/12/03)
ビーチ・ボーイズ

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(SACD)

サマー・デイズ(紙ジャケット仕様)サマー・デイズ(紙ジャケット仕様)
(2014/12/03)
ビーチ・ボーイズ

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◎2014年12月にユニバーサルから紙ジャケットがリリースされています。SHM-CD、プラチナSHM-CD、SACD版の3種類があり、音源はオリジナル・モノラル・マスターからの新規リマスタリング。その他の詳細は不明。
[配信版]

iTunes Store配信版

● Mono & Stereo両mix収録。
● ボーナス・トラック : なし

Amazon MP3版

● Mono & Stereo両mix収録。
● ボーナス・トラック : なし

moraハイレゾ版 (2015年7月17日発売)

● Mono & Stereo両mix収録(※別売りあり)。
● ボーナス・トラック : なし
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(作成:2000年6月27日/更新:2004年8月14日,2008年9月8日,2012年3月23日,4月19日,6月28日,7月28日,8月1,9日,10月4,11日,2013年9月19日,2015年1月17日,7月18日,2016年2月11日,3月5日)
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[ 2012/04/19 20:00 ] The Beach Boys関連 | TB(0) | CM(1)

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[ 2017/04/23 08:17 ] [ 編集 ]

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