The Beatles : Yellow Submarine (1969.1)


イエロー・サブマリンイエロー・サブマリン
(2013/11/06)
ザ・ビートルズ

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iTunes Store配信版

1. Yellow Submarine
2. Only a Northern Song
3. All Together Now
4. Hey Bulldog
5. It's All Too Much
6. All You Need Is Love

7. Pepperland
8. Sea of Time
9. Sea of Holes
10. Sea of Monsters
11. March of the Meanies
12. Pepperland Laid Waste
13. Yellow Submarine in Pepperland

1〜6・・・The Beatles
7〜13・・・Original film score composed & Orchestrated by George Martin
[アニメーション映画のサントラ盤]

 1968年8月公開のアニメーション映画『Yellow Submarine』のオリジナル・サウンドトラック盤で、アナログ盤A面(1~6)がビートルズの演奏、B面(7~13)はジョージ・マーティンによるオーケストラの演奏を収録。1969年1月17日に発売され、全英第4位/全米第2位を記録。

(厳密には『The Beatles(ホワイト・アルバム)』より前の作品)

 発売順だけを見ると『The Beatles(ホワイト・アルバム)』の次回作になりますが、タイトル曲以外は1967年2月〜1968年2月の期間にレコーディングされたもので、『SGT...』『Magical...』の姉妹作的なものと思っていただけると(発売時期が映画公開後〜翌年にずれたのは、B面用のオーケストラの再録音が行われたため)。音楽的にも『The Beatles(ホワイト・アルバム)』の前の方がしっくりくる。

 「Yellow Submarine」「All You Need Is Love」は既発曲で新曲が4曲のみという事もあり、現在でも聴くのを後回しにされている傾向が。とはいって特にジョージ作の2曲、サイケデリックな装飾の「Only A Northern Song」、ジミヘンの影響下で、どこか90年代シューゲイザーを彷彿とさせるノイジーなギターが延々と鳴る「It's All Too Much」、ジョンのヴォーカルで「Lady Madonna」とほぼ同時期の作品「Hey Bulldog」(1968年2月11日録音)は聞き逃せないところ。3「All Together Now」はポールらしい親しみのあるメロディ印象的なアコースティック・ナンバー。

(CDについて)
 1987年旧盤CDと2009年リマスターCDでパッケージの形態が異なるほか、両者でミックス違いが1曲あります。

(1987年初盤CD)

◎1987年8月発売の旧盤CDは通常のプラ・ケース仕様。ちなみに日本盤帯は赤・黒・白と発売時期によって異なる(他にもレーベルがOdeonだったり、青リンゴマークある・なし等細かな違いあり)。音源ではLP同様「Only A Northern Song」が疑似ステレオで収録。2009年リマスター盤ではモノラルに差し替えられています。

(2009年リマスター盤CD)

(2014年SHM-CD&紙ジャケット仕様)


◎2009年リマスター盤は「Only A Northern Song」がモノラルに差し替え。パッケージも紙製のデジスリーブ仕様に変更(デジスリーブの形状を知りたい方はこちらの動画へ)。これも発売時期によって帯のデザイン、メーカー名が異なります(2009年発売分はEMIミュージックジャパン、現在はユニバーサルミュージック)。また、2014年にはSHM-CD&紙ジャケット仕様のものも発売されています(こちらはエンハンスドCDではないため、パソコン閲覧用の動画は未収録)。
[1999 : YELLOW SUBMARINE SONGTRACK]

(1999年初版CD)

イエロー・サブマリン~ソングトラック~イエロー・サブマリン~ソングトラック~
(1999/09/13)
ザ・ビートルズ

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(2012年リマスター盤CD)

イエロー・サブマリンイエロー・サブマリン
(2012/06/06)
ザ・ビートルズ

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iTunes Store配信版

1. Yellow Submarine
2. Hey Bulldog
3. Eleanor Rigby
4. Love You To
5. All Together Now
6. Lucy In The Sky With Diamonds
7. Think For Yourself
8. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
9. With A Little Help From My Friends
10. Baby, You're A Rich Man
11. Only A Northern Song
12. All You Need Is Love
13. When I'm Sixty Four
14. Nowhere Man
15. It's All Too Much

◎1999年9月には映画版のDVD化に合わせ、オーケストラの曲をカット、代わりに映画で使用された他の曲を加えて全曲を"Remix"した『Yellow Submarine Songtrack』がリリースされています。Remixの際、オリジナルの4トラック・テープをオーヴァー・ダビングする前の段階も含めて揃え、それらを最新技術で再構築。これにより従来は作る事の出来なかった「Only A Northern Song」の初のStereo Mixが実現可能になりました。

 ちなみにCDは1999年初盤(通常プラケース仕様)と2012年リマスター盤(紙製・デジスリーブ仕様)の2種類があり、1999年初盤は良くも悪くも中古で安く見かけるので入手は比較的安易。デジスリーヴ仕様のリマスター盤は帯・価格の異なるものが複数発売されましたが、音源自体はすべて2012年盤と同一。共にライナー、歌詞・対訳付き。なおMixの違いについては各曲が収録されたオリジナル・アルバムの項目で触れていますので、そちらをご覧ください。

 また、映画『イエロー・サブマリン』は現在、DVDとブルーレイで観る事が出来ます(リンク画像は2012年リマスター版)。

イエロー・サブマリン [DVD]イエロー・サブマリン [DVD]
(2012/06/06)
ザ・ビートルズ

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イエロー・サブマリン [Blu-ray]イエロー・サブマリン [Blu-ray]
(2012/06/06)
ザ・ビートルズ

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イエロー・サブマリン [DVD]イエロー・サブマリン [DVD]
(2001/07/18)
ザ・ビートルズ、アル・ブロッダックス 他

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YouTubeより : 海外版ブルーレイの開封動画。これ以外にも複数upされています。付属品が色々と入っていますね。
[資料]
090901d.jpg
🔵『Yellow Submarine Songtrack』発表当時に制作されたCDジャケット・サイズのフライヤー。一見アルバム・ジャケットと同じに見えますが、潜水艦に太いフチドリが無い…ただそれだけです、はい。
[おまけ:カヴァー・ヴァージョンいろいろ]

「Yellow Submarine」
◎金沢明子『大瀧詠一Songbook2』

「All Together Now」
◎ Rei https://youtu.be/BaG3PgkXWAE

「Hey Bulldog」
◎奥田民生『悩んで学んで』

「It's All Too Much」
◎Steve Hillage『L』
[おまけ:別ヴァージョン(簡易版)]

 ここからは収録曲の各種ヴァージョン/ミックスを個人的に把握している範囲内でご紹介します。もしそれでも疑問・謎が解消されなかったり、もっと細かく、深ぁ~く知りたい方は、申し訳ありませんが下記の書籍等をご参照ください。

ザ・ビートルズ全曲バイブル  公式録音全213曲完全ガイドザ・ビートルズ全曲バイブル 公式録音全213曲完全ガイド
(2009/12/03)
日経エンタテインメント!

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大人のロック!特別編集 ザ・ビートルズ 新時代の響き (日経BPムック)大人のロック!特別編集 ザ・ビートルズ 新時代の響き (日経BPムック)
(2011/08/06)
日経エンタテインメント!

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●2011年8月6日発売の『大人のロック!特別編集 ザ・ビートルズ 新時代の響き』でもリマスター盤の細やかな解析結果が掲載されています。どの曲でどのような修正がされたのか、パソコンで検証しないとほぼ誰も気付かないであろう指摘も書かれていますので、興味のある方は是非一読を。

Yellow Submarine

ステレオ、モノラル、別ヴァージョン、リミックス、5.1chサラウンド・ミックス等複数あり。

1 : Stereo Mix

アルバム『Revolver』をはじめ、一般的に流通しているステレオ・ミックス。主に左=演奏、右=ヴォーカルなのが大きな特徴。他には…

🔵 イントロのギターが1秒目、歌詞の"Town~"から入る。
🔵 曲後半のジョンのバック・ヴォーカルの入る位置がMonoと異なり、Stereoでは1分50秒辺りから入る。
(収録CD)
◉『Revolver』(1987年/2009年)
◉『The Beatles 1962-1966(赤盤)』(1993年/2010年)
◉『1』(2000年/2011年)
◉『The U.S. Box』(2014年)
◉『Revolver (U.S.)』(2014年)

2 : Mono Mix

シングル盤及びアルバム『Revolver』のMono盤収録のOriginal Mono Mix。ちなみにアルバム『Yellow Submarine』のMono盤LPに入っているものはStereo MixをMonoに変換しただけのものでした。ここではオリジナルのMono Mixに触れたいと思います。

🔵 Mono Mixはイントロのギターが曲のはじめから入る。
🔵 曲後半のジョンのバック・ヴォーカルの入る位置がStereoと異なり、Monoではやや早く、1分48秒辺りから入る。
(収録CD)
『CD Singles Collection』(1993年)
◉『The Beatles In Mono』(2009年)
◉『The U.S. Box』(2014年)
◉『Revolver (U.S.)』(2014年)

3 : Alternate Version

イントロに語り等の入った別ヴァージョンが1996年に発表されています。これにはリリース・ヴァージョンでは含まれなかったSEも複数含まれています。
(収録CD)
◉『Real Love』(1996年)

4 : 1999 Remix

1999年に作成されたRemix。右に寄っていたヴォーカルが中央に移動しているほか、いくつかの違いがあります。
(収録CD)
◉『Yellow Submarine Songtrack』(1999年/2012年)

5 : 1999 5.1ch Surround Mix

d同様に映画『Yellow Submarine』のDVD化の際に作成された5.1chサラウンド・ミックス。再生環境がないため未確認(すみません)。1999年と2012年発売のDVDに収録。

6 : 2015 Stereo Mix (Remix)

 ベスト盤『1』の新装発売に際し、2015年に作成されたRemix版。
🔵 ヴォーカルとドラムが中央に移動。
🔵 サウンド・エフェクトが左右に広がっている
🔵 後半のジョンの復唱がOriginal Stereo Mixよりも一つ早めに登場(Monoと同じ)。
(収録CD)
◉『1 (2015 Version)』(2015年)

7 : 2015 5.1ch Surround Mix

 ベスト盤『1』2015年版付属のDVDまたはブルーレイ収録のMVに、5.1chサラウンド・ミックスが収録されています。再生環境がないため未確認(すみません)。
(収録作品)
◉『1 (DVD)』(2015年)
◉『1 (SHM-CD+DVD)』(2015年)
◉『1 (SHM-CD+Blu-ray)』(2015年)
◉『1+ (SHM-CD+2DVD)』(2015年)
◉『1+ (SHM-CD+Blu-ray)』(2015年)

Only A Northern Song

1 : 疑似ステレオ

 疑似ステレオはモノラル音源を技術的にステレオ風にしたもので、右=低音/左=高音に音質調整されているのが特徴。

 ちなみに元々この曲は1967年2月に『SGT. Pepper...』のセッションで録音され、2台のテープ・レコーダーをシンクロさせてオリジナルのMono Mixが作成されています(1967年4月21日)。しかしアルバムのStereo Mixの作成の際(1968年10月29日)、当時の技術では4トラック・テープからのStereo Mixの作成は無理だと判断されたため、1969年〜2008年にかけ、アナログ盤及びCDではこのミックスで流通していました。Stereo Mixが作成されたのは1999年になってからの事。2009年以降この疑似ステレオ版は発売されていませんが、旧盤の中古CDを探せば安値で入手出来ると思います。
(収録CD)
『Yellow Submarine』(※1987年〜2009年までに発売されていた旧盤CD)


2 : Type-B Mono Mix (=Fake Mono Mix)

 ステレオをモノラルに変換コピーしたもので、通称"偽Mono"または"Type-B Mono Mix""Fake Mono Mix"等と呼ばれています。モノラル盤LP『Yellow Submarine』に収録されていましたが、未CD化。

3 : 1999 Remix

 1999年発表のアルバム『Yellow Submarine Songtrack』で初めてステレオ化が実現。現存するマルチ・トラック・テープをダビング前の段階のテープまで遡り、それらすべてをシンクロさせてデジタルでリミックス。そのため各楽器やヴォーカルが鮮明に(ミックスの仕上がりに関しては聞き手の好みが分かれるかも)。
(収録CD)
◉『Yellow Submarine Songtrack』(1999年/2012年)

4 : 5.1ch Surround Mix

 3同様、映画『Yellow Submarine』のDVD化の際に作成された5.1chサラウンド・ミックス。再生環境がないため未確認(すみません)。1999年と2012年発売のDVDとブルーレイに収録。

5 : Mono Mix

 オリジナルのMono Mix。意外にも正規に発表されたのは2009年になってからでした。
(収録CD)
◉『Yellow Submarine』(※2009年リマスター盤)
◉『The Beatles In Mono』(2009年)

6 : Alternate Version

 1996年になって発掘された別ヴァージョンまたはアウト・テイク。Stereo Mixになっていますが、リリース・ヴァージョンの前の段階のもので、歌詞が異なり、SEも含まれていない。また、ピッチ(テープ・スピード)がやや上げられています。
(収録CD)
『Anthology 2』(1996年)

All Together Now

1 : Original Stereo Mix

 一般的に流通しているOriginal Stereo Mix。配置は右=ポールのヴォーカル/中央=ジョンのヴォーカル及びメンバーのコーラス、パーカッション、ベース/左=アコースティック・ギター、ドラム、ハーモニカ etc。
(収録CD)
◉『Yellow Submarine』(1987年旧盤/2009年リマスター盤)

2 : Type-B Mono Mix (=Fake Mono Mix)

 ステレオ・ミックスをモノラルに変換コピーしたもので、通称"偽Mono"または"Type-B Mono Mix""Fake Mono MiX"等と呼ばれています。モノラル盤LP『Yellow Submarine』に収録されていましたが、未CD化。

3 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックスは2009年になって初登場。ジョンのヴォーカルがやや小さめに聞こえる。
(収録CD)
◉『The Beatles In Mono』(2009年)

4 : 1999 Remix

 1999年に作成されたRemix版。
🔵 ポールのヴォーカルが中央に移動。
🔵 ジョンのヴォーカル・パートは曲前半はシングル・トラック、曲後半ではダブル・トラック。
🔵 中央で聞こえたパーカッションやコーラスが左右に振り分けられている。
🔵 21秒付近から低いハーモニー・ヴォーカルが聞こえる。
(収録CD)
◉『Yellow Submarine Songtrack』(1999年/2012年)

5 : 5.1ch Surround Mix

 4同様、映画『Yellow Submarine』のDVD化の際に作成された5.1chサラウンド・ミックス。再生環境がないため未確認(すみません)。1999年と2012年発売のDVDとブルーレイに収録。

Hey Bulldog

1 : Original Stereo Mix

 一般的に流通しているOriginal Stereo Mix。右=ヴォーカル/ギター・ソロ、左=ピアノ/ギター/ドラム/ジョンのサビのヴォーカル/追加のドラム・パート、中央=ベース…と、曲調が曲調だけに音のバランスが惜しいところで…(と個人的な感想)。また、編集盤LP『Rock'n'Roll Music』では何故か左右の音が逆になっています。
(収録アルバム)
◉『Yellow Submarine』(1987年旧盤/2009年リマスター盤)
『Tomorrow Never Knows』(2012年)

2 : Type-B Mono Mix (=Fake Mono Mix)

 ステレオ・ミックスをモノラルに変換コピーしたもので、通称"偽Mono"または"Type-B Mono Mix""Fake Mono MiX"等と呼ばれています。モノラル盤LP『Yellow Submarine』に収録されていましたが、未CD化。

3 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックスは2009年になって初登場。特に大きな違いはフェイド・アウト直前、聞き慣れないベース・ラインを聴く事が出来ます。
(収録CD)
◉『The Beatles In Mono』(2009年)

4 : 1999 Remix

 1999年に作成されたRemix版。Original Stereo Mixとは音の配置が変更されています。
🔵 ヴォーカルは中央に移動。
🔵 ベースが右に移動。
🔵 フェイド・アウトも僅かに長い。
(収録CD)
◉『Yellow Submarine Songtrack』(1999年)

5 : 5.1ch Surround Mix

 4同様、映画『Yellow Submarine』のDVD化の際に作成された5.1chサラウンド・ミックス。ただし曲は一部のみ。あと再生環境がないため未確認(すみません)。1999年と2012年発売のDVDとブルーレイに収録。

6 : 2015 Stereo Mix (Remix)

 2015年発表の『1+』付属のDVDまたはブルーレイDisc 2収録のMVに、新規Remix盤が収録されています。
🔵 ヴォーカルが右から中央に移動。サビと曲後半で左右に広がる。
🔵 ベースが中央から右に移動。
🔵 イントロの後ろで鳴っている音(何だろこれ…)がカットされている。
(収録作品)
◉『1+ (SHM-CD+2DVD)』(2015年)
◉『1+ (SHM-CD+Blu-ray)』(2015年)

7 : 2015 5.1ch Surround Mix

 2015年発表の『1+』付属のDVDまたはブルーレイDisc 2収録のMVに、5.1chサラウンド・ミックスが収録されています。再生環境がないため未確認(すみません)。
(収録作品)
◉『1+ (SHM-CD+2DVD)』(2015年)
◉『1+ (SHM-CD+Blu-ray)』(2015年)

It's All Too Much

1 : Original Stereo Mix

 『Yellow Submarine』のステレオ盤LP及びCDで聴けるステレオ・ミックスは演奏が中央、管楽器が右、ヴォーカルはADT(電気的に二重にしたもの)でダブル・トラック化され、左右に振り分けられています。
(その他の収録アルバム)
『Tomorrow Never Knows』(2012年)

2 : Type-B Mono Mix (=Fake Mono Mix)

 ステレオ・ミックスをモノラルに変換コピーしたもので、通称"偽Mono"または"Type-B Mono Mix""Fake Mono MiX"等と呼ばれています。モノラル盤LP『Yellow Submarine』に収録されていましたが、未CD化。

3 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックスは2009年になって初登場。ステレオに比べてフェイド・アウトが早めに始まり、約5秒程短い。
(収録CD)
◉『The Beatles In Mono』(2009年)

4 : 1999 Remix

 1999年に作成されたRemix版。1では演奏が中央で一塊になっていたのに対し、Remixではオルガンが左に分離。管楽器が左右に振り分けられている。各楽器の音がクリーン・アップされ鮮明になった分、逆に一体感が薄れた印象も(あくまで個人的な感想)。
(収録CD)
◉『Yellow Submarine Songtrack』(1999年)

5 : Movie Version

 映画版『Yellow Submarine』で使用された別ヴァージョン。ちなみに1968年公開のオリジナル・フィルム版はモノラル、80年代のVHSビデオ版では疑似ステレオになり、1999年のDVD化では5.1chサラウンド・ミックスになっています。1999年と2012年発売のDVDとブルーレイに収録。主な特徴は・・・
🔵2分半まで短く編集されている。
🔵LP/CD版には含まれていない歌詞が登場する。

6 : 1999 5.1ch Surround Mix

 5同様、映画『Yellow Submarine』のDVD化の際に作成された5.1chサラウンド・ミックス。再生環境がないため未確認(すみません)。1999年と2012年発売のDVDとブルーレイに収録。

(YouTubeより)

◎消されていなければ聴けますシリーズ。「It's All Too Much」のロング・ヴァージョンで、正規では未発表。正規版が6分25秒だったのに対し、こちらは8分。映画版のみで聴ける歌詞や、フェイド・アウト後の演奏とコーラスも聴けたりする。

All You Need Is Love

1 : Mono Single Version

 シングル盤で発表されたOriginal Mono Mix。
🔵 ステレオよりもフェイド・アウトが約8秒程長い。
🔵 曲後半からフェイド・アウトにかけてジョンが「Love is all you need〜♪」と歌う部分がステレオよりも音量が下げら、逆にバック・ヴォーカルが大きめ。
(収録CD)
◉『CD Single Collection』(1992年)
◉『The Beatles In Mono』(2009年)

2 : 疑似ステレオ

 CD化以前の『Magical Mystery Tour』のアナログ盤(一部例外あり)は右=高音/左=低音に調整され、微量のリバーブをかけた疑似ステレオ・ミックスが収録されていました。未CD化。
(主な収録LP)
◉『Magical Mystery Tour』(1967〜1987年まで流通していた米盤または日本盤ステレオ盤LP)


3 : Stereo Mix

🔵 混沌とした音なので説明しにくい部分がありますが、音の配置は主に右=ストリングス、管楽器/中央=リード・ヴォーカル、タンバリン、リード・ギター、ドラム/左=バック・コーラス、ピアノ、ハープシコード、ベース。
🔵 Monoよりも約8秒程短い。
🔵 イントロで左にピアノが入っていますが、他のミックスでは殆ど聞こえない又はカットされている。 
(主な収録CD)
◉『Yellow Submarine』(1987年旧盤/2009年リマスター盤)
◉『The Beatles 1967-1970 (青盤)』(1993年旧盤/2010年リマスター盤)
◉『Magical Mystery Tour』(1987年旧盤/2009年リマスター盤)
◉『1』(2000年/2011年)

4 : Type-B Mono Mix (=Fake Mono Mix)

 ステレオ・ミックスをモノラルに変換コピーしたもので、通称"偽Mono"または"Type-B Mono Mix""Fake Mono Mix"等と呼ばれています。そうして作られたものなので、1のSingle Versionよりもフェイド・アウトが早い。モノラル盤LP『Yellow Submarine』に収録されていましたが、未CD化。

5 : 1999 Remix

 1999年に作成されたRemix版。音が鮮明になったほか、4とは音の配置も異なります。
🔵 バック・コーラスが左右に振り分けられている。
🔵 リード・ヴォーカルが一部を除きシングル・トラックになっている。
🔵 ストリングスがステレオになり、深いリバーブがかけられている。
🔵 ベースが中央に移動。
🔵 Stereo Mixで左にあったピアノは入ってていない(または他の楽器に埋もれている可能性も)。
(収録CD)
◉『Yellow Submarine Songtrack』(1999年/2012年)

6 : Anthology Remix

 DVD版『Anthology』にリミックス・ヴァージョンが収録されています。ただし曲後半にメンバーのコメントが入り、フル収録ではない不完全版。
🔵 バック・ヴォーカルは左右に振り分けられている。
🔵 ジョンのリード・ヴォーカルはサビ以外はほぼシングル・トラック。
🔵 ストリングスはcのStereo Mixでは右だったのに対し、ここではステレオ化され左右に振り分けられている。
(収録DVD)
◉『Anthology』(2006年)

7 : Anthology 5.1ch Surround Mix

 DVD版『Anthology』に5.1ch Surround Mixが収録(再生環境が無いため未確認…スミマセン<(__)>)。
(収録DVD)
◉『Anthology』(DVD=EMI Music Japan TOBW-3201/2006年)

8 : "Love" Remix

 2006年にシルク・ドゥ・ソレイユの公演用に作成されたリミックス/別ヴァージョン。曲のリミックスに留まらず、複数の他のビートルズ・ナンバーがコラージュされている。
🔵 他のリリース版より早めにベースが登場する。
🔵 Stereo Mix同様ピアノが左側に配置。他のミックスよりも大きめに聞こえる。
🔵 Stereo Mix同様ストリングスは右に配置。
🔵 バック・ヴォーカルはダブル・トラックですが、左右の広がりは狭く中央寄り。1999 Remixよりも音量は控えめ。
🔵 終盤で「Rain」「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」「Good Night」の一部がマッシュ・アップされている。
(収録アルバム)
『Love』(2006年)

9 : "Love" Remix/5.1ch Surround Mix

 『LOVE (Special Edition)』(2006年)付属のDVD-AUDIOに5.1chサラウンド・ミックスが収録されています。うちにサラウンドの再生環境がないためどんな音かは不明(スミマセン<(__)>)。
(収録アルバム)
◉『LOVE (Special Edition)』(2006年/DVD-AUDIO付2枚組)

10 : 2015 Stereo Mix (Remix)

 ベスト盤『1』の新装発売に際し、2015年に作成されたRemix版。
🔵 バック・コーラスが左右に広がっている。
🔵 ベースが中央に移動。
🔵 フェイド・アウト間際のジョンのヴォーカルが以前より鮮明に聞こえる。
(収録CD)
◉『1 (2015 Version)』(2015年)

11 : 2015 5.1ch Surround Mix

 ベスト盤『1』2015年版付属のDVDまたはブルーレイ収録のMVに、5.1chサラウンド・ミックスが収録されています。再生環境がないため未確認(スミマセン<(__)>)。
(収録作品)
◉『1 (DVD)』(2015年)
◉『1 (SHM-CD+DVD)』(2015年)
◉『1 (SHM-CD+Blu-ray)』(2015年)
◉『1+ (SHM-CD+2DVD)』(2015年)
◉『1+ (SHM-CD+Blu-ray)』(2015年)

12 : TV Version

 これにも触れなければ…。1967年6月25日、史上初の全世界衛星生中継番組『Our World』にビートルズがテレビ出演した際に放送されたヴァージョン。前半では(あらかじめ録音されていた)ベーシック・トラックをバックにリハーサルをするシーンが流れ、画面がコンソールにいるジョージ・マーティンとジェフ・エメリック(エンジニア)に切り替わると本番へ。
 映像にはアップで映るミック・ジャガー以外に、(個人的に気付いたのは映像がカラー着色化されてからでしたが…)ジョンが歌い始める時の背後にエリック・クラプトン(『カラフル・クリーム』の頃と同じヘアースタイル)、オーケストラの指揮を取るマイク・ヴィッカーズ(元Manfred Man初期メンバー)、リンゴとマル・エヴァンス(ロード・マネージャー)の間付近でブラシを使ってシンバルを叩くキース・ムーン(The Who)の姿も。この時の映像は後にカラー着色版がPVされたり断片的にビデオ・ソフト化されたものの、オリジナル音声&フル収録されたものは残念ながらなし…。一部レコード化されたものとは違う部分があるのでいくつかピック・アップしてみます。

🔵 イントロでタンバリンを鳴らす音が入っている。しかし放送終了後にリンゴのドラム・ロールがオーヴァー・ダビングされたため、リリース版ではカットされている。
🔵 ジョンのリード・ヴォーカルはシングル・トラック(リリース版ではADTでダブル・トラック処理された)。サビでダブル・トラックになりますが、恐らく放送日以前のセッションでバック・ヴォーカルと共に録音されたものと思われます。
🔵 曲後半からフェイド・アウトにかけてジョンが「Love is all you need〜♪」と歌う部分はMono Mixでは控えめになっていますが、放送版ではハッキリと聞こえる。

◎消されていなければ観られるシリーズ : YouTubeで色々と探してみましたが、音声だけのものやステレオ・ミックスに差し替えていたりAnthology版(モノクロから着色版に変わる)だったりと何かしら加工されたものが多かったので、そんな中から大元の衛生中継された番組の映像を。ビートルズが登場するのは1時間17分付近から。何故か画の上下が切れているのが惜しいものの、いちおうこれが実際にオンエアされたヴァージョン。
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(作成:2001年/更新:2009年9月13日、2012年4月23日、2013年3月24日,10月12日,2014年3月4日,2015年2月14日,11月12日,2016年9月3日)
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