The Beatles : Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (1967.6)


1. SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band
2. With a Little Help from My Friends
3. Lucy in the Sky With Diamonds
4. Getting Better
5. Fixing a Hole
6. She's Leaving Home
7. Being for the Benefit of Mr. Kite!

8. Within You Without You
9. When I'm Sixty-Four
10. Lovely Rita
11. Good Morning Good Morning
12. SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
13. A Day in the Life
[Chapter 1:ライヴ活動停止〜スタジオ・ワーク主体へ]

 世界的成功と引き換えに様々な騒動に巻き込まれたビートルズは、1966年8月にライヴ活動を停止。しばらくの個人活動を経て、ビートルズはスタジオ・ワーク中心の活動が本格化。成果はまず先行シングル「Strawberry Fields Forever / Penny Lane」(英2位/米1位)として表れ、同年6月、約5ヶ月をかけて制作した本作『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』をリリースします。

(思い付いたら何でも試す)
 前作『Revolver』(1966年8月)から「思いついたら何でも試す」スタイルはさらに拍車がかかり、ステージ演奏を前提としない自由度の高いサウンドが次々に誕生。必要に応じて外部ミュージシャンが招かれ、エフェクト処理、効果音、オーヴァー・ダビングやテープ編集も増加。インド音楽(ジョージの貢献大)、(メンバーの"嗜好品の影響を音像化したような)サイケデリックな装飾音、クラシック、ジャズ風のリズム・パターン、(当時頭角を現したばかりの)Jimi Hendrix風ギターがあったりと、サウンド・曲調共に多種多彩。プロデューサーのジョージ・マーティンにとっても、これまで培ってきたスキルを存分発揮する絶好の機会に。また、拍子がコロコロ変わるジョンの曲や、The Beach Boys『Pet Sounds』から影響を受けたポールのメロディアスなベース・プレイもアルバムの聴きどころの一つ。

 「架空のバンドによる架空のコンサート」という設定、凝ったデザインのジャケット、サウンドが醸し出す非現実的な雰囲気は、1967年当時のサイケデリック・シーンと共鳴しアルバムは大ヒット。これを境にRock界ではシングルよりアルバムが重要視され次々に重要作品が誕生。その他各方面で大きな影響が。

 また、音を聴く前に評判だけが一人歩きしていたり、反動で楽曲がツッコミの対象にされる印象もありますが、このアルバムの存在は今後も揺るぎないと思います。後年、色々と素っ気ないジョンの発言も分からなくはないものの、おいしい所は全てジョンが持って行った気がする(笑)。個人的には(8曲目に慣れるのに数年かかったけど)好きなアルバムの一つで、本格的にビートルズを聴き出してから4〜5番目に買った覚えがあるけど、「最初に聴くビートルズのオリジナル・アルバム」は別のにしたほうがいいかもしれません…(笑)

 このアルバム発表後のビートルズは、ほぼ全世界に衛生中継されたテレビで「All You Need Is Love」を披露。暮にはテレビ映画『Magical Mystery Tour』の放映、翌1968年にはアニメーション映画『Yellow Submarine』の公開等、サイケデリック時代を通過していきます。
[Chapter 2:小ネタ]

日本ロック紀GS編 コンプリート日本ロック紀GS編 コンプリート
(2007/09/29)
黒沢 進

商品詳細を見る

⚪️ 60年代の日本のバンド、ザ・スパイダース(堺正章,井上順,ムッシュかまやつ等が在籍)が当時発売前の『SGT...』を試聴した時の記事が『日本ロック紀GS編 コンプリート』(著:黒沢進/2007年)で読む事が出来ます。これは元々『Music Life』(1967年7月号)に掲載されていたもので、冗談や戸惑いを見せつつも率直な感想を寄せています。
[Chapter 3:カヴァー・ヴァージョンいろいろ]
"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"
●Jimi Hendrix『Blue Wild Angel -Live At The Isle Of Wight』

●GLIM SPANKY『Hello Goodbye』(2016年)

"With a Little Help from My Friends"

●Joe Cocker『With a Little Help from My Friends』(1968年)

●The Beach Boys『Rarities』(1983年)
●Roger Nichols & The Small Circle Of Friends『Roger Nichols & The Small Circle Of Friends』(1968年)
●ジローズ『ジローズ登場/戦争を知らない子供たち』(1971年)
●加藤和彦『加藤和彦の世界』
●Kenny Rankin『After the Roses』(1980年)

"Lucy in the Sky With Diamonds"
●Elton John『Captain Fantastic and the Brown Dirt Cowboy』(1975年)

●土岐麻子『How Beautiful』(2008年)
●MYSTIC『ザ・ベスト・オブ・SKAバー!』(2009年)

"Getting Better"
●Status Quo『Rockin' All Over the World』(1977年)
●Easy Star All-Stars『Easy Star's Lonely Hearts Dub Band』(2009年)

"Fixing A Hole"
●BMR4『Fixing A Hole』(2010年)
●Michael John Hall『Soft and Sacred, Vol. I Michael John Hall Plays the Beatles』(2010年)

"She's Leaving Home"

●Harry Nilsson『Pandemonium Shadow Show』(1967年)
●Syreeta『Syreeta』(1972年)

"Being for the Benefit of Mr. Kite!"

●Big Daddy『Sgt. Pepper's』(1992年)
●Tok Tok Tok『Revolution 69』(2010年)
●Music Legends『Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band 8 Bit』(2015年)

"Within You Without You"
●Sonic Youth『Daydream Nation (Deluxe Edition)』(1988年)
●Patti Smith『Twelve』(2007年)

●Music Legends『Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band 8 Bit』(2015年)

"When I'm Sixty-Four"

●Claudine Longet『The Look Of Love』(1967年)

"Lovely Rita"
●Fats Domino『Sweet Patootie: The Complete Reprise Recordings』

●Roy Wood『ザ・ビートルズと第二次世界大戦』(1976年)
●David White Quintet『Object Relations』(1996年)

"Good Morning Good Morning"
●The Flaming Lips『With a Little Help From My Fwends』(2014年)

"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)"
●Frankenstein 3000『America's Hit Remakers』(2005年)

"A Day in the Life"

●Wes Montgomery『A Day in the Life』(1967年)

●Bobbi Boyle And The Trio『A Day in the Life』(1967年)
[Chapter 4 : CD各種]

(1:1987年初盤CD)
090914m.jpg
◎初CD化の旧盤CDは1987年〜2009年まで流通していました。通常のプラ・ケース仕様で、日本盤は帯と一体化したスリップ・ケース付き。帯は発売時期によって色が異なり、古い順に赤→黒→白。また、レーベルがOdeonだったり、青リンゴマークある・なし等細かな違いあり。
(主な特徴)
🔵1987年マスタリング音源
🔵通常プラ・ケース仕様
🔵スリップ・ケース付き(註 : 日本盤は発売時期によって帯の色が異なる。また、海外盤は製造国によってケースがあるものとないものが存在します)
🔵スリップ・ケース付きのものは、アウト・フォトや歌詞・英文ライナー等を掲載したブックレット付き
🔵日本盤は歌詞の対訳・解説書付き

(2:2009年リマスター盤CD)
(日本盤/※リンク画像は2016年現行盤)

(輸入盤)

◎2009年リマスター盤は、パッケージが紙製のデジスリーブ仕様に変更。これも発売時期によって帯のデザイン、メーカー名が異なります(2009年発売分はEMIミュージックジャパン、現在はユニバーサルミュージック)。

(主な特徴)
🔵2009年リマスター音源
🔵音源はステレオ盤で収録
🔵パッケージは紙製3面開きの"デジ・スリーブ"仕様(註:俗にいう"紙ジャケ"とは似て非なる別物)。これが2009年リマスター盤の外見上の特徴なので、プラスチック・ケースのものは旧盤CDと思っていただけると。
🔵英文解説、写真等を掲載したブックレット付き。
🔵日本盤は歌詞・対訳・解説書付き
🔵パソコンにセットするとショート・ドキュメンタリー映像が観られるエンハンスドCD仕様(パッケージ裏の曲目の下に"SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band MINI-DOCUMENTARY""enhanced CD""QuickTime"の表記あり)。

⚪️YouTubeより : 2009年リマスター盤のパッケージを開封している動画。"デジ・スリーブ"の形態が知りたい方はこちらで。

(3:2014年SHM-CD&紙ジャケット仕様)

◎2014年12月、世界初・日本独自企画による"ステレオ盤SHM-CD紙ジャケット"が発売。ステレオ盤での紙ジャケ化は初。帯は…長帯って言うかは知りませんが、裏ジャケットを覆うような形になっており、その間にブックレットや日本語解説書等が入れられています。それ以外の特徴は以下の通り。

🔵 2009年リマスター音源(ステレオ)
🔵 盤はSHM-CDを採用
🔵 LPジャケットをミニチュア復刻化した"紙ジャケット"仕様
🔵 英文解説、写真等を掲載したブックレット付き(2009年リマスター盤と同一)
🔵 歌詞・対訳・解説書付き(2009年リマスター盤と同一)
🔵 2009年版にあったミニ・ドキュメンタリー映像は未収録。

(4:2017年"50周年記念エディション")

◎2017年5月26日、『サージェント・ペパー』の50周年記念盤が発売されました。これまでと異なり、アルバム全編がジャイルズ・マーティン/サム・オケル両氏による"NEW STEREO MIX"で収録されたのが最大の特徴。メンバーやジョージ・マーティンの意思が反映されたモノラル盤を尊重した上で、ダビング前の素材まで遡って新たにRemix。それにより各楽器はより鮮明&パワフルに。人それぞれ好みの問題もあるので、この先は実際に聴いてのお楽しみということで。

 なお1枚物の通常盤のほか、別ヴァージョン収録の2枚組盤(まずはこちらで)、さらに…1音たりとも聞き逃したくない方用(笑)の6枚組"スーパー・デラックス"盤があります。6枚組盤は"5.1chサラウンド版"のほか、「A Day In The Life」「Strawberry Fields Forever」「Penny Lane」のプロモーション・フィルムを収録。ドキュメンタリー映像(1992年製作)ではポール、ジョージ、リンゴ、ジョージ・マーティンがアルバムのエピソードを語り、ブライアン・ウィルソン(途中で『Pet Sounds』の話が出てくる)やフィル・コリンズも出演。

(a : 1SHM-CD/UICY-15602)

(主な内容:一部オフィシャル・インフォメーションより)
🔵2017年最新ステレオ・ミックス(初登場ミックス)
🔵ジャケットは"デジ・スリーブ"仕様(※LPデザインをミニチュア化した通称"紙ジャケット"とは別物)
🔵ブックレット付き
🔴日本盤のみ英文解説書の翻訳、歌詞・対訳付き

(b : 2枚組 SHM-CD/UICY-15600〜1)

🔵Disc 1 : 2017年最新ステレオ・ミックス(初登場ミックス/1SHM-CDと同内容)
🔴Disc 2 : "サージェント・ペパー・セッション・トラックス"(初登場音源/アルバム全曲の別ヴァージョン、「Strawberry Fields Forever」「Penny Lane」の別ヴァージョンやRemix版を収録。ちなみに3「Lucy In The Sky With Diamonds (Take 1 And Speech At The End)」13「A Day In The Life (Take 1 with Hummed Last Chord)」は6枚組とは微妙に別編集)
🔵ジャケットは"デジ・スリーブ"仕様(※LPデザインをミニチュア化した通称"紙ジャケット"とは別物)/スリップケース付き
🔵ブックレット付き
🔴日本盤のみ英文解説書の翻訳、歌詞・対訳付き

⚪️YouTubeより : 海外ではお馴染みの"UNBOXING"動画から2枚組盤を。装丁を知りたい方はこちらで。

(c : 6枚組スーパー・デラックス/UICY-78342)

🔵Disc 1 : 2017年最新ステレオ・ミックス(1SHM-CDと同内容)
🔵Disc 2 : サージェント・ペパー・セッションズ(初登場音源)
🔵Disc 3 : サージェント・ペパー・セッションズ(初登場音源)
🔵Disc 4 : Mono Album(1967 Mono Mix)+Bonus Tracks(初登場音源3曲/初CD化1曲)
🔵Disc 5(Blu-ray) & Disc 6(DVD) : Audio(ハイレゾ、5.1chサラウンド)/『The Making Of SGT. Peppers』(1992年)/プロモーショナル・フィルムズ「A Day In The Life」「Strawberry Fields Forever」「Penny Lane」(1967年)
🔵スリップケース(上箱)のアルバム・ジャケットは3D仕様(『サタニック・マジェスティーズ』のような…(笑))
🔵144ページ豪華ブックレット付き
🔵ポスター(2種)/インサート付き
🔵LPとほぼ同一デザインのジャケットの内側にSHM-CD/Blu-ray/DVDがセットされている。各盤はペーパー・スリーブ("紙ジャケ風"ケース)に収納。
🔴日本盤は28ページ・ブックレット付き。英文解説翻訳(ポール・マッカートニー/ジョージ・マーティン/ジャイルズ・マーティンの序文、年表、楽曲及びレコーディング解説、ジャケット・ストーリー、歌詞の対訳など)
🔴日本盤のみ『サージェント・ペパーズ』立版古:50周年記念エディション封入

⚪️YouTubeより : 海外ではお馴染みの"UNBOXING"動画から6枚組Boxを。
[Chapter 5:別ヴァージョン/別テイク各種(簡易版)]

●アルバム収録曲の別ヴァージョン/テイク各種を個人的に把握する範囲内でまとめてみました。簡易的なものなので、もしそれでも疑問・謎が解消されなかったり、もっと細かく、深ぁ~く知りたい方は関連書籍等もご参照ください。
●"5.1ch Surround Mix"に関しては、申しわけありませんが個人的に再生環境が無いため詳細未記入な事をあらかじめご了承ください。
●2017年発表の50周年記念盤には「Strawberry Fields Forever」「Penny Lane」の各種ヴァージョンが新たに収録されましたが、この2曲は『Magical Mystery Tour』の項目をご覧ください。

"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"

1 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックス。
(収録CD)
『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

2 : Original Stereo Mix (1967 Stereo Mix)

🔵一般流通しているステレオ・ミックス。この後2017年Remix版に触れるため、文中では都合上"1967 Stereo Mix"とします。
🔵基本演奏部分は中央、リード・ギターは右。管楽器は左。
🔵ポールのヴォーカルは右(前半)→左→右(後半)に移動する。
🔵ジョンとジョージのヴォーカル・パートは左。後半で中央に移動する。
(収録CD)
『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)
『The Beatles 1967-1970(青盤)』(1993年/2010年)

3 : 1999 Stereo Remix

🔵1999年発表のピーター・コビン氏作成のリミックス・ヴァージョン。
🔵リード・ヴォーカルは中央に。SEやコーラスは左右に振り分けられる。
(収録CD)
『Yellow Submarine Songtrack』(1999年/2012年)

4 : 2017 Stereo Remix (New Stereo Mix)

🔴基本演奏 : "1967 Stereo"では中央→2017年版では左やや中央寄り、ベースは中央やや右寄り。
🔵リード・ギター : "1967 Stereo"同様に右。
🔴ポールのリード・ヴォーカルは中央に位置変更。
🔴ジョンとジョージのヴォーカル・パートは、ダブルトラック処理で左右から聞こえる。
🔴SE : イントロの弦楽器がステレオに。"1967 Stereo"では中央でダブルトラック処理されていた。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (Anniversary Edition)』(通常盤/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

5 : 2017 5.1ch Surround Mix
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

6 : Take 1 - Instrumental

 基本演奏部分の"Take 1"(1967年2月1日録音/モノラル)。ドラムと2本のギター(ジョージとポール)によるシンプルな演奏。音源はエンジニアの"Take 2"のアナウンスで終わる。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

7 : Take 9 and Speech

🔵基本演奏のOKテイク"Take 9"にポールのベース、リード・ヴォーカル、ジョンとジョージのバック・ヴォーカルを追加したもの。この時点でSEや2本目のリード・ギターは含まれていない。
🔵最終的にカットされるエンディングでは、ポールが"Freedom〜っ"とアドリブをする場面(註:『レコード・コレクターズ』2017年6月号にこれにまつわるエピソードが掲載)や、メンバーの会話が入っている。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

(追記:2017年5月27日)

"With A Little Help from My Friends"

1 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックス。
(収録CD)
『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

2 : Original Stereo Mix (1967 Stereo Mix)

🔵一般流通しているステレオ・ミックス。
🔵リード・ヴォーカル(ダブルトラック)は中央と左。コーラスは左。
🔵イントロのギター : 中央。
🔵37秒付近のリード・ギター(2本) : 右。
(収録CD)
『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)
『The Beatles 1967-1970(青盤)』(1993年/2010年)

3 : 1999 Stereo Remix

🔵1999年発表の、ピーター・コビン氏作成のリミックス・ヴァージョン。
🔴リード・ヴォーカルの位置は中央に移変更。
『Yellow Submarine Songtrack』(1999年/2012年)

4 : 2017 Stereo Remix (New Stereo Mix)

🔴リード・ヴォーカル(ダブルトラック)の位置は中央。コーラスは左右に振り分けられている。
🔴イントロのギター : "1967 Stereo"では中央→"2017 Remix"では右。
🔴37秒付近のリード・ギター(2本) : 左右に振り分けられている。
🔴リズム・ギターは右、ピアノは左に。"1967 Stereo"では中央で一塊になっていた。
🔴エンディングのバック・コーラスが、他のミックスよりやや長く聞こえる(気がする)。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (Anniversary Edition)』(通常盤/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

5 : 2017 5.1ch Surround Mix
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

6 : Take 1 - False Start And Take 2 - Instrumental

 1967年3月29日録音。歌なしのベーシック・トラックで、"Take 1"はイントロの時点で中断。"Take 2"は完奏。タック・ピアノ、ギター、ドラムのシンプルな編成で、この時点ではベースは無し。この"Take 2"は採用されず、"Take 10"に様々なオーヴァー・ダビングが加えられます。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)
(追記:2017年5月27日)

"Lucy in the Sky With Diamonds"

1 : Mono Mix

🔵オリジナルのモノラル・ミックス。ステレオとはいくつか異なる部分が。
🔴ステレオよりピッチ(テープ・スピード)が遅い。
🔴ドラムだけでなくヴォーカルにもフェイズ等のエフェクトがかかっている。
(収録CD)
『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

2 : Original Stereo Mix (1967 Stereo Mix)

🔵一般流通しているステレオ・ミックス。
🔵Mono Mixで効果的だったフランジャーのエフェクトは、ドラムやヴォーカルに微量かかっている程度。
🔴フェイド・アウト : Monoより若干長く、"Lucy in the Sky With Diamonds〜っ♪"が1回多く聞こえる。
(収録CD)
『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)
『The Beatles 1967-1970(青盤)』(1993年/2010年)

3 : 1999 Stereo Remix

🔵1999年発表のピーター・コビン氏によるRemix版。各楽器(特にドラム)がより鮮明に。
(収録CD)
『Yellow Submarine Songtrack』(1999年/2012年)

4 : Alternate Version

 1996年に発表された別ヴァージョンで、複数の未発表テイクを組み合わせたもの。
(収録CD)
『Anthology 2』(1996年)

5 : "LOVE" Version

 2006年にシルク・ドゥ・ソレイユのステージのサントラ用に制作されたサウンド・コラージュで、別の楽曲の音も組み合わされている。
(収録アルバム)
『LOVE』(2006年)

6 : "Love" 5.1ch Surround Mix

 アルバム『LOVE』(Special Edition/2006年)付属のDVD-Audioに収録された5.1chサラウンド・ミックス(註:申し訳ありませんが再生環境がないため、どのような音像かは不明…)。
(収録アルバム)
『LOVE (Special Edition)』(TOCP-70201/2006年)

7: 2017 Stereo Remix (New Stereo Mix)

🔵2017年Remix版。全編を通してMonoのイメージに近付けたミックスですが、いくつか異なる点も。
🔴各ミックスでピッチ(テープ・スピード)が異なる。遅い順に"2017 Stereo Remix"<"Mono"<"1967 Stereo"。
🔴サビ以外の部分で、バスドラの音が入っている。従来のミックスでは、"and marmalade skies〜っ♪"等でハイハットやシンバルが入る時以外はカットされていた。このバスドラは『LOVE』(2006年)の1st Verseでも入っていた。
🔴印象的なキーボードのフレーズがス、各音毎に左右に分散する処理が施されている。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (Anniversary Edition)』(通常盤/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

8 : 2017 5.1ch Surround Mix
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

9 : Take 1 and Speech At The End

 1967年3月1日録音の"Take 1"。約30秒のウォーミング・アップの後に演奏開始。ジョンはぶっきらぼうな歌い方(仮歌)で、ポールはロウリー・オルガン(註:The Bandのガース・ハドソンが使用していた事でも知られる)を弾いたためベースはまだ入っていない。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組:UIJY-75068〜9/2017年)


10 : Take 1 and Speech At The End/Version 2

🔵微妙な違い。50周年記念・2枚組盤では演奏終了後、エンジニアの"Take 2"のアナウンスが入る(註:こちらの情報より)。
🔵後半 : ポールがジョンに歌い方のアドバイスをする声が入っている。6枚組盤では"Speech, False Start and Take 5"の前半に収録。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)

11 : Speech, False Start and Take 5

 前半25秒で、ポールがジョンに歌い方のアドバイスをしている。その後のテイクではジョンが吹き出してあっけなく終了。後半の"Take 5"は完奏。このテイクは最終的に採用されず、"Take 7"にテープ速度を変えたヴォーカルを含め、様々なオーヴァー・ダビングが加えられます。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

12 : Original Mono Mix - No.11

🔵50周年ボックスで発掘された"Original Mono Mix - No.11"。
🔵冒頭にエンジニアのアナウンスが入り、数秒の余白の後、イントロ直前にキーボードが1音鳴る。
🔵曲のミックス自体はリリース版のMono Mixと印象が然程変わらず、フェイズ効果のかかり方が違う程度。
🔵フェイド・アウトはリリース版のMono Mixより早めに始まりますが、こちらの方が遅く曲が終わる。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)
(追記:2017年5月30日)

"Getting Better"

1 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックス。ステレオとの違いはヴォーカルにリバーブが微量かかっている程度。
(収録CD)
『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

2 : Original Stereo Mix (1967 Stereo Mix)

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。
(収録CD)
『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)

3 : 2017 Stereo Remix (New Stereo Mix)

🔴リード・ヴォーカル : "1967 Stereo"では中央→"2017 Remix"ではサビでダブルトラックになると、中央と左に分離する。
🔴バッキング・ヴォーカル : "1967 Stereo"では中央→"2017 Remix"では左右に分離。
🔴ベース : "1967 Stereo"では中央→"2017 Remix"では右。
🔴2種類あるドラムのうち、"1967 Stereo"では中央から聞こえたスネアが、"2017 Remix"では右に。
🔴タンブーラ : "1967 Stereo"では左→"2017 Remix"では音が増幅(疑似ステレオ化)され、中央からも聞こえる。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (Anniversary Edition)』(通常盤/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

4 : 2017 5.1ch Surround Mix
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組:UIJY-75068〜9/2017年)

5 : Take 1 - Instrumental And Speech At The End

 1967年3月9日録音。基本演奏のみの"Take 1"で、ポールはがマイクに向かわず仮歌をするのが聞こえる。エレクトリック・ピアノ、ギター、ドラムのほか、歪んだベースの音が聞こえる。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

6 : Take 12

 1967年3月10日録音。前日(3月9日)録音の"Take 7"にベース(ポール)、タンブーラ(ジョージ)、2つ目のドラム(リンゴ)を加えた"Take 12"で、この時点でリード・ヴォーカルは無し。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)
(追記:2017年5月27日)

"Fixing a Hole"

1 : Mono Mix

🔵オリジナルのモノラル・ミックス。
🔵ステレオよりもフェイド・アウトが微妙に長い。
(収録CD)
『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

2 : Original Stereo Mix (1967 Stereo Mix)

🔵一般流通しているステレオ・ミックス。
🔵音の位置は中央=ヴォーカル、右=リード・ギター(2本)/コーラス、左=ハープシコード(2台)/ベース(2本)/ドラム(2台)。
(収録CD)
『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)

3 : 2017 Stereo Remix (New Stereo Mix)

🔴2台のハープシコード、2本のリード・ギター、2台のドラム、コーラスが左右に振り分けられている。"1967 Stereo"では2重にまとめられていた。
🔴ギター・ソロの位置が中央に変更。"1967 Stereo"では右。
🔴2種類のベースは、後から録音したほうが右側で大きく鳴っている。ちなみに1本目は"Take 1"の段階から入っていたもので、音に伸びがなく淡々とした演奏(Remixでは左側から小さめに聞こえる)。2本目は"Take 1"の演奏をなぞりつつも、伸びやかなプレイ。従来のミックスでは1分9秒〜間奏前付近で2本のズレが目立ちましたが、Remix版では1本目がオフにされています。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (Anniversary Edition)』(通常盤/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

4 : 2017 5.1ch Surround Mix
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

5 : Take 1

 1967年2月9日、珍しくEMI外部のリージェント・サウンド・スタジオで録音。この"Take 1"はレコード化されたものと同一テイクですが、リード・ヴォーカル以外はオーヴァー・ダビング前の段階。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

6 :Speech and Take 3

 1967年2月9日、リージェント・サウンド・スタジオで録音された"Take 3"。前半50秒はウォーミング・アップ、その後の演奏はリリース版より若干テンポが速い。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)
(追記:2017年5月27日)

"She's Leaving Home"

1 : Mono Mix

🔵オリジナルのモノラル・ミックス。
🔴Original Stereo Mixよりも半音高くなっている。
(収録CD)
『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

2 : Original Stereo Mix (1967 Stereo Mix)

🔵一般流通しているステレオ・ミックス。
🔵音程はノーマル・スピードのまま。
(収録CD)
『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)

3 : 2017 Stereo Remix (New Stereo Mix)

🔴Mono Mix同様、音程が半音上げられている。
🔴イントロのハープ : "1967 Stereo"では右→"2017 Remix"では中央で、エコーが左右に広がる。
🔴コントラバス : 中央に位置が変わっている(気がする)。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (Anniversary Edition)』(通常盤/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

4 : 2017 5.1ch Surround Mix
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

5 : Take 1 - Instrumental

🔵1967年3月17日録音。歌入れ前のバッキング・トラックで、後日このテイクを基にヴォーカルがオーヴァー・ダビングされます。
🔴リリース版とは1箇所異なる部分が。サビの最後("For many years〜っ♪"の後)にチェロのフレーズが登場する。この部分は最終ミックス後に、テープ編集でカットされます。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

6 : Take 6 - Instrumental

 こちらも1967年3月17日録音のバッキング・トラックで、惜しくも最終選考から漏れたテイク。といっても"Take 1"と甲乙付け難い演奏。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

7 : First Mono Mix

🔵最終的にボツになった、モノラルの別ミックス。
🔵リリース版のMono Mix同様、Original Stereo Mixより半音高い。
🔴イントロのハープがエフェクト処理されている。
🔴未編集段階のため、チェロのパートはカットされずに残っている。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)
(追記:2017年5月27日)

"Being for the Benefit of Mr. Kite!"

1 : Mono Mix

🔵オリジナルのモノラル・ミックス。
🔵SEの入り方と量がステレオとは微妙に異なる。
🔵エンディングで誰かが口笛を吹いているのが微かに聞こえる。
(収録CD)
『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

2 : Original Stereo Mix (1967 Stereo Mix)

🔵一般的に流通しているステレオ・ミックス。
🔵ヴォーカルが右に傾いている。
(収録CD)
『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)

3 : Alternate Version (Takes 1,2)

🔵1996年に発表された別テイク。
🔵ヴォーカルは左から聞こえる。
🔵ジョンの冗談っぽい歌の後にエンジニアのアナウンスが入り、"Take 1"へ。ところが拍子が異なっていたため早々と終了。
🔵"Take 2"も少し歌ったところで演奏が中断。ポールが何やら話している。
(収録CD)
『Anthology 2』(1996年)

4 : Take 7/"Anthology 2" Version

🔵こちらも1996年に発表された別テイクの"Take 7"。
🔵ヴォーカルは左から聞こえ、ダブルトラック処理されている。
🔵後半、編集でSEのパートが挿入されていますが、惜しくも途中でフェイド・アウト。
🔴謎 : ポールのカウントが下記の"2017年版"と異なり、テンション高め。よく聴くと編集跡があり、他のテイクから持ってきた可能性も(推測)。
(収録CD)
『Anthology 2』(1996年)

5 : Take 7/2017 Version

🔵こちらも"Take 7"ですが、上記『Anthology 2』収録版とはミックスや編集が異なる。
🔵音の配置は中央=ヴォーカル/ドラム、右=ベース、左=ハーモニウム。
🔴ヴォーカルがダブルトラック処理されていない。
🔴曲後半、ベースが間違えたのをきっかけに演奏が止まり、"Take 8"のアナウンスが入る。
🔴謎1 : ポールのカウントが『Anthology 2』収録版とは異なり、こちらはテンション低めにカウントを取っている。
🔴謎2 : 書籍『ザ・ビートルズ レコーディング・セッションズ完全版』(2009年)では「第7テイクをテープ・リダクションして第8及び第9テイクを作成、第9テイクへのSI」との記述がありますが("SI"はスーパーインポーズ=オーヴァー・ダビング)、"Take 7"と完成版は基本演奏自体が異なる。50周年盤のブックレットも記述が曖昧で、これ以上はセッション・テープを聴いた人にしか判らない域になる…。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

6 : "LOVE" Version

 2006年にシルク・ドゥ・ソレイユのステージのサントラ用に制作されたサウンド・コラージュで、「I Want You (She's So Heavy)」「Helter Skelter」等、別の楽曲の音も組み合わされている。
(収録アルバム)
『LOVE』(2006年)

7 : "Love" 5.1ch Surround Mix

 アルバム『LOVE』(Special Edition/2006年)付属のDVD-Audioに収録された5.1chサラウンド・ミックス(註:申し訳ありませんが再生環境がないため、どのような音像かは不明…)。
(収録アルバム)
『LOVE (Special Edition)』(TOCP-70201/2006年)

8 : 2017 Stereo Remix (New Stereo Mix)

🔴リード・ヴォーカルの位置が中央に変更され、一部の箇所で左右に広がる。
🔵ドラムは中央のままですが、疑似ステレオ処理されている。
🔴間奏の音が左右に動き回る。
🔴ピアノ : "1967 Stereo"では右→"2017 Remix"では中央。
🔴後奏のオルガン : "1967 Stereo"では右→"2017 Remix"では中央。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (Anniversary Edition)』(通常盤/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

9 : 2017 5.1ch Surround Mix
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

10 : Speech From Before Take 1; Take 4 And Speech At The End

🔵2017年に発掘された音源で、『Anthology 2』収録の音源とは異なる。
🔵音の配置は中央=ヴォーカル/ドラム、右=ベース、左=ハーモニウム。
🔴前半12秒の"Take 1"は、演奏前のジョンとエンジニアの声のみを収録。失敗した演奏部分は含まれていない。
🔴続く"Take 4"は完奏。演奏後、(ハーモニウムを演奏していた)ジョージ・マーティンが何やら話している。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)
(追記:2017年5月27日)

"Within You Without You"

1 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックス。ステレオよりもフェイド・アウトがやや長い。
(収録CD)
『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

2 : Original Stereo Mix (1967 Stereo Mix)

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。
(収録CD)
『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)

3 : Instrumental Version

 1996年に発表されたインストゥルメンタル・ヴァージョンで、リリース版よりピッチがやや遅い。
(収録CD)
『Anthology 2』(1996年)

4 : "LOVE" Version

 2006年にシルク・ドゥ・ソレイユのステージのサントラ用に制作されたサウンド・コラージュで、「Tomorrow Never Knows」ほか数曲と組み合わされている。
(収録アルバム)
『LOVE』(2006年)

5 : "Love" 5.1ch Surround Mix

 アルバム『LOVE』(Special Edition/2006年)付属のDVD-Audioに収録された5.1chサラウンド・ミックス(註:申し訳ありませんが再生環境がないため、どのような音像かは不明…)。
(収録アルバム)
『LOVE (Special Edition)』(TOCP-70201/2006年)

6 : 2017 Stereo Remix (New Stereo Mix)

🔴イントロのSwarmandalが、左から右に移動。3分33秒付近では、右から左に移動。
🔴ヴォーカルは中央のままですが、エフェクト処理で疑似ステレオ化されている。
🔴チェロ : "1967 Stereo"では中央→"2017 Remix"では左右に振り分けられている。
🔴間奏 : ディルルバ(弓で弾く楽器)が"1967 Stereo"では右→"2017 Remix"では左右に振り分けられている。
🔴エンディングの笑い声のSE : "1967 Stereo"では右→"2017 Remix"ではステレオになっている。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (Anniversary Edition)』(通常盤/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

7 : 2017 5.1ch Surround Mix
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

8 : Take 1 - Indian Instruments

🔵歌なしのインスト版ですが、エンジニアの"Take 1"のアナウンスや、曲の途中でジョージの声が入る。
🔵間奏でのストリングスやシタールのオーヴァー・ダビングは含まれていない。
🔵リリース版よりもピッチがやや遅い。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

9 : George Coaching The Musicians

 ジョージが演奏者に指導する模様を収録。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)
(追記:2017年5月27日)

"When I'm Sixty-Four"

1 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックス。
(収録CD)
『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

2 : 1967 Original Stereo Mix (1967 Stereo Mix)

🔵一般的に流通しているステレオ・ミックス。
🔵音の位置は左=リード・ヴォーカル/チューブラー・ベル、右=クラリネット/バック・コーラス、中央=ドラム/ベース/ピアノ/ギター。
(収録CD)
『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)

3 : 1999 Stereo Remix

🔵1999年発表の、ピーター・コビン氏作成のRemix版。
🔵リード・ヴォーカルの位置が中央に。
(収録CD)
『Yellow Submarine Songtrack』(1999年/2012年)

4 : 2017 Stereo Remix (New Stereo Mix)

🔴リード・ヴォーカルは中央。ドラムは左、ピアノは左やや中央寄りに変更。
🔴ヴォーカル、クラリネット、ドラムに微量のフランジャーがかけられ、時折音が回った感じになる。
🔴バック・コーラスは中央に変更され、疑似ステレオ処理されている。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (Anniversary Edition)』(通常盤/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

5 : 2017 5.1ch Surround Mix
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

6 : Take 2

🔵1966年12月6日録音の"Take 2"。
🔴リリース版よりピッチが遅く、音程が半音以上低い。これが本来の音程とのこと。
🔵この時点ではバック・コーラス、クラリネット、チューブラー・ベル等のオーヴァー・ダビングは無し。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)
(追記:2017年5月27日)

Lovely Rita

1 : Mono Mix

🔵オリジナルのモノラル・ミックス。
🔵後半30秒間の声がステレオよりも小さめにミックスされている。
(収録CD)
『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

2 : Original Stereo Mix (1967 Stereo Mix)

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。
(収録CD)
『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)

3 : 2017 Stereo Remix (New Stereo Mix)

🔴アコースティック・ギター : "1967 Stereo"ではダブルトラック処理され左から聞こえる→"2017 Remix"では左と中央。音もかなり鮮明に。
🔴ピアノ/ドラム : "1967 Stereo"では左→"2017 Remix"では右。
🔴イントロのポールのヴォーカル/ジョンとジョージのバッキング・ヴォーカル/カズーを模した音 : 左右に振り分けられている。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (Anniversary Edition)』(通常盤/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

4 : 2017 5.1ch Surround Mix
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

5 : Speech And Take 9

🔵1967年2月23日録音の"Take 9"。ただし
🔵前半19秒でジョンが何やら話している。
🔵イントロから歌に入るまでの間、ポールが何やら言っている。
🔵リリース版よりもピッチが速く、ポールのヴォーカルも高めに聞こえる。
🔵ベースその他のオーヴァー・ダビングは、この時点では含まれていない。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)
(追記:2017年5月27日)

"Good Morning Good Morning"

1 : Mono Mix

🔵オリジナルのモノラル・ミックス。ステレオとはいくつか異なる点が。
🔴 Monoは2分31秒、ステレオは2分41秒と、曲の長さが異なる。
🔵 イントロのニワトリのSE : ステレオよりピッチが遅い。
🔴 エンディングのSE : ステレオよりも短い。
(収録CD)
『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

2 : Original Stereo Mix (1967 Stereo Mix)

🔵一般的に流通しているステレオ・ミックス。
🔵音の位置は中央=リード・ヴォーカル/ギター・ソロ、右=ブラス/バッキング・ヴォーカル、左=ギター/ベース/ドラム。
🔵ギター・ソロの最後の音がダブルトラック化され、右からも聞こえる。
🔴エンディングのSE : 左右を横断する。また、Monoでは2分31秒以降がEditされていたのに対し、こちらはハサミが入らず、Monoより約9秒長い。
(収録アルバム)
『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)

3 : Take 8/"Anthology 2" Version

🔵1996年に発表された別テイクの"Take 8"。
🔵音の配置は右=ギター、左=リード・ヴォーカル、中央=ドラム/ベース/タンバリン。
🔵リード・ヴォーカルがダブルトラック処理されている。
🔵ブラス、ギター・ソロ、コーラス、SEなどのオーヴァー・ダビングはまだ含まれていない。
(収録アルバム)
『Anthology 2』(1996年)

4 : Take 8/2017 Version

🔵こちらも"Take 8"ですが、『Anthology 2』とは別ミックス。
🔵冒頭にカウントが入っている。
🔴音の配置が『Anthology 2』と異なり、右=ドラム/ベース/タンバリン、左=ギター、中央=リード・ヴォーカル。
🔴『Anthology 2』と異なり、リード・ヴォーカルがダブルトラック処理されていない。
🔵ブラス、ギター・ソロ、コーラス、SEなどのオーヴァー・ダビングはまだ含まれていない。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

5 : 2017 Stereo Remix (New Stereo Mix)

🔵イントロのニワトリのSE : "1967 Stereo"とピッチが同じ。Monoはやや遅くなっている。
🔴ブラス/バッキング・ヴォーカル : "1967 Stereo"では右→"2017 Remix"では左右に振り分けられている。
🔴ドラム : "1967 Stereo"では左→"2017 Remix"では中央時々ダブルで左右に広がる。
🔴ギター・ソロ : 間奏は中央のまま→歌が始まると右に移動→(1分36秒)ダブルで左右に広がる→(1分47秒)右。
🔵エンディングのSE : 長さがMonoと同じにされ、"1967 Stereo"より約9秒短い。
🔴エンディングのSE : "1967 Stereo"では1-Trackにまとめられ左右を移動→"2017 Remix"では3分割され、左右中央、時々同時に別々の音が鳴る。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (Anniversary Edition)』(通常盤/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

6 : 2017 5.1ch Surround Mix
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

7 : Take 1 - Instrumental,breakdown

🔵1967年2月8日録音の"Take 1"。リンゴとポールがドラム、ジョンがリズム・ギターを弾きながら、マイクを通さずに仮歌をするのが聞こえる。惜しくも途中で演奏は中断。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)
(追記:2017年5月27日)

"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)"

1 : Mono Mix

🔵オリジナルのモノラル・ミックス。ステレオとはいくつか異なる点が。
🔵 冒頭のギターの音が、ステレオと入り方が異なる。
🔵 冒頭でジョンの話し声が聞こえる。
🔴 カウントの後のSE : Monoでは拍手のSEが慌てて挿入されるほか、笑い声も入っている。
🔵 エンディング : ポールのアドリブ・ヴォーカルが不明瞭に聞こえる。
(収録CD)
『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

2 : Original Stereo Mix (1967 Stereo Mix)

🔵 一般的に流通しているステレオ・ミックス。
🔵 音の定位は、中央=SEを含む大半の演奏、左=タンバリン/マラカス、ヴォーカルはダブルで左右に振り分けられている。
🔵 冒頭のギターの音が、Monoとは入り方が違う。
🔵 カウントの後のSEがMonoと異なり、笑い声は挿入されていない。
🔵 歌が始まるまでの間、ジョンとポールの話し声が聞こえる(音源編集ソフトやスマホアプリでヴォーカル・キャンセル機能を使うとよく聞こえる)。
🔵 エンディングでのポールのアドリブ・ヴォーカルは、ステレオでは左側からぼんやりと聞こえる。
(収録アルバム)
『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)

3 : Take 5

🔵1967年4月1日録音の"Take 5"で、ボールが仮歌を入れている。
🔵いくつかのオーヴァー・ダビングは、この時点では含まれていない。
🔵演奏はすべて中央で、ポールのヴォーカルのみステレオ・リバーブがかけられている。
(収録アルバム))
『Anthology 2』(1996年)

4 : Speech And Take 8

🔵1967年4月1日録音。冒頭にポールの話し声、その後ポールの仮歌を含む"Take 8"へ。
🔵モノラルで収録。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

5 : "LOVE" Version

 2006年にシルク・ドゥ・ソレイユのステージのサントラ用に制作されたサウンド・コラージュ。
(収録アルバム)
『LOVE』(2006年)

6 : "Love" 5.1ch Surround Mix

 アルバム『LOVE』(Special Edition/2006年)付属のDVD-Audioに収録された5.1chサラウンド・ミックス(註:申し訳ありませんが再生環境がないため、どのような音像かは不明…)。
(収録アルバム)
『LOVE (Special Edition)』(TOCP-70201/2006年)

7 : 2017 Stereo Remix (New Stereo Mix)

🔵Mono Versionを基調に作られた2017年Remix版ですが、この曲は例外で、イントロや歌が始まる前のSE等、従来のStereo Mixに近い仕上がり。
🔵このミックスでも歌が始まるまでの間、ジョンとポールが何やら話しているのが聞こえる。
🔴タンバリン/マラカス: "1967 Stereo"は左→"2017 Remix"は右。
🔴リード・ギター : "1967 Stereo"は常に中央→"2017 Remix"では左や右に移動する。
🔴笑い声のSE : 挿入箇所がイントロではなく、35秒付近で登場する。
🔵曲後半:ポールのアドリブ・ヴォーカルは、右側から聞こえる。今回も不鮮明なものの、従来よりはよく聞こえる。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (Anniversary Edition)』(通常盤/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

8 : 2017 5.1ch Surround Mix
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)
(追記:2017年5月27日)

"A Day In The Life"

1 : Mono Mix

🔵オリジナルのモノラル・ミックス。
(収録CD)
『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

2 : Original Stereo Mix (1967 Stereo Mix)

🔵一般的に流通しているステレオ・ミックス。
🔴ヴォーカル : 前半は右から左へ、ポールのパートは右、「アーアーアーアー…♪」で左右を横断、後半は左で、「I'd love to turn you on...♪」でダブルになり、左右に広がる。
🔴オーケストラは左右中央からそれぞれ違う演奏が聞こえる。ミキシング時に2台のテープ・レコーダーを同時再生して作られましたが、完全には同期せず、少なくとも1つはやや早く聞こえる(特に2度目)。非常に細かい部分なので説明がしにくいですが、Monoと印象が若干異なる。
(収録CD)
『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)

3 : Alternate Stereo Version

🔵イントロに拍手のSEが被らない、ギターから始まる別ヴァージョン。1988年にジョンのドキュメンタリー映画『イマジン』のサントラ盤で初登場。1993年には『青盤』のCDにも収録。
(収録CD)
『イマジン(オリジナル・サウンドトラック)』(1988年)
『The Beatles 1967-1970(青盤)』(1993年/2010年)

4 : Alternate Take

🔵1996年に発表された別テイクで、複数のアウト・テイクを組み合わせたもの。
🔵ジョンとポールのヴォーカルもリリース版とは異なり、ドラムは2分51秒付近から、オーケストラは4分18秒付近からようやく登場する。
(収録CD)
『Anthology 2』(1996年)

5 : "LOVE" Version

 2006年にシルク・ドゥ・ソレイユのステージのサントラ用に制作されたリミックス版で、冒頭にdと同じくTake 1からジョンの一風変わったカウントが入っている。
(収録アルバム)
『LOVE』(2006年)

6 : "Love" 5.1ch Surround Mix

 アルバム『LOVE』(Special Edition/2006年)付属のDVD-Audioに収録された5.1chサラウンド・ミックス(註:申し訳ありませんが再生環境がないため、どのような音像かは不明…)。
(収録アルバム)
『LOVE (Special Edition)』(TOCP-70201/2006年)

7 : 2015 Stereo Remix
8 : 2015 5.1ch Surround Mix

 2015年11月6日発売の『1+』(3枚組デラックス・エディション版)にこの曲のMVが収録された際、新たにリミックス・ヴァージョンが収録されました。ちなみに5.1chサラウンド音源も収録されていますが未確認。ちょっと細くなるので一つずつ触れていくと…。

🔴 ヴォーカルは全編通して中央のまま。
🔵 イントロで2種類あったピアノのうち、右側から聞こえていた2台目のピアノがなぜかカットされている。
🔵 Original Stereo Mixではギターにテープ・エコーがかけられ右側から聞こえていましたが、2015年版ではかけられていない。
🔵 ベースは右。
🔵 ドラムと2台目のピアノは右。
🔴 2分34〜36秒付近に出てくる荒い息遣いが左右に移動する。
🔴 2分49秒付近から始まる「アーアーアーアー…♪」はOriginal Stereo Mixでは左右を横断していましたが、2015年版ではダブル・トラックで左右に広がっている。
🔵 2度目のオーケストラはダブル・トラックで左右に広がっている。ちょっと上品な感じで、Original Stereo Mixで中央から聞こえていた、どこか地鳴りのような低音の迫力が薄れてしまったような…(これ、サラウンドだとどうなっているんだろ?)。その代わりにチェロかコントラバス(のどちらか)の音の動きが鮮明に聞こえる(個人的な印象)。
(収録DVD/Blu-ray)
『ザ・ビートルズ1+ 〜デラックス・エディション』(2015年)


9 : 2017 Stereo Remix (New Stereo Mix)

🔴ヴォーカル : 基本的に中央から聞こえ、「I'd love to turn you on...♪」と「アーアーアーアー…♪」の箇所でダブルで左右に広がる。
🔴ベース : "1967 Stereo"では中央→"2017 Remix"では右に変更。
🔴ドラム : "1967 Stereo"では中央→"2017 Remix"では右やや中央寄り。
🔴ポールのヴォーカル・パートの途中で出てくる荒い息遣いは、ダブルで左右に広がる。
🔴オーケストラ : 1回目と3回目は中央から聞こえ、エコー成分が左右に広がる。2度目はダブルトラックで左右に広がりますが、"1967 Stereo"では若干早めに鳴る音が聞こえていたのに対し、"Mono"や"2017 Remix"ではほぼ揃っている。にしても、音数がやや減った感じがするの気のせいでしょうか。音が綺麗過ぎてそう聞こえるだけかもしれませんが…。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (Anniversary Edition)』(通常盤/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

10 : 2017 5.1ch Surround Mix
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

11 : Take 1

🔵1967年1月9日録音の"Take 1"。『Anthology 2』(1996年)では部分的に使われていましたが、今回はフルで収録。
🔵この時点で最終形の予定は未定で、ポールのヴォーカル・パートやオーケストラは無く、シンプルな演奏。
🔵編成はジョン(ヴォーカル/アコースティック・ギター)、ポール(ピアノ)、ジョージ(マラカス)、リンゴ(コンガ)、マル・エヴァンス(間奏のカウント)。
🔵4-Trackのうち2つしか使われなかったため、ヴォーカルは右、演奏は左に振り分けられている。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

12 : Take 1 With Hums

 上記"Take 1"の最後に、2月10日に編集用パートとして録音され、結局ボツとなったハミングが挿入されている(これについては後程)。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (2CD Anniversary Edition)』(2枚組/2017年)

13 : Take 2

🔵1967年1月9日録音の"Take 2"。『Anthology 2』(1996年)では部分的に使われていましたが、今回はフルで収録。
🔵演奏終了後、2月10日に編集用パートとして録音され、結局ボツとなったハミングが挿入されている(註:50周年・2枚組盤では"Take 1"の後に付け加えられている)。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

14 : Orchestra Overdub

🔵1967年2月10日録音。オーケストラ・パートの後半のみを抜粋したもの。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

15 : Hummed Last Chord/Takes 8,9,10 and 11

🔵1967年2月10日、オーケストラとのセッション後、「コーダ部分をどうするか?」という事になり、最初の案としてハミングを録音(冒頭でエンジニアは"Choir"と呼んでいる)。途中で吹き出して失敗を繰り返しながら、ベスト・テイクにあと3回同じパートを重ねて完成。しかし後日新たな案が浮上したためボツに。
🔵オーヴァー・ダビングを加えた"Take 11"は、50周年盤・2枚組の"Take 1 With Hums"、6枚組盤の"Take 2"のラストに付け加えられています。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

16 : The Last Chord

🔵1967年2月22日に録音された、エンディングのピアノを複数テイク収録。モノラル録音ですが、何故か音が左に傾いて収録されている。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

17 : First Mono Mix

🔵初期段階のモノラル・ミックス。
🔵ベースとドラムがやや早め、"Well I just had to laugh"付近で登場。ただしリリース版とは別の演奏。
🔵1967年1月20日に録音したポールの仮歌が登場する。エコーが強くかけられているのが特徴で、このパートは後々歌い直されたため、マルチトラック・テープから消去される。
(収録アルバム)
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (スーパー・デラックス・エディション)』(6枚組/2017年)

"Sgt. Pepper Inner Groove"

 「A Day in the Life」が終わると、高周波音と意味不明なおしゃべりが入っていますが、英オリジナル盤LPではRunout Groove(レコードの一番最後の部分)に入れられ、針を上げない限りはエンドレスでかかる仕組みになっていました。が、70年代までの日本盤ステレオLPでは一瞬だけ入り、米盤は未収録(後に米編集盤『Rarities』に収録)。CDはエンドレスではなく、おしゃべりがリピート再生しながら、フェイド・アウトする。

(追記:2017年6月1日)
My Favorite Albums(目次)へ戻る。

(作成:2003年11月/更新:2009年9月,2011年2月,2013年10月12日,2014年1月24日,3月29日,2015年9月9日,11月11日,2016年10月9日,2017年5月27日,6月1日)
関連記事
[ 2009/09/13 01:00 ] The Beatles関連 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://benice.blog.fc2.com/tb.php/876-0ee0b941