The Beatles : Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (1967.6)


サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
(2013/11/06)
ザ・ビートルズ

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1. SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band
2. With a Little Help from My Friends
3. Lucy in the Sky With Diamonds
4. Getting Better
5. Fixing a Hole
6. She's Leaving Home
7. Being for the Benefit of Mr. Kite!

8. Within You Without You
9. When I'm Sixty-Four
10. Lovely Rita
11. Good Morning Good Morning
12. SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
13. A Day in the Life
[1:ライヴ活動停止〜スタジオ・ワーク主体へ]

 世界的な成功と引き換えに様々な騒動に見舞われたビートルズは1966年8月の北米ツアーを最後にライヴ活動を停止。暫しの個別活動を経た後、活動の場をステージからスタジオ・ワークに専念する事に。その成果はまず先行シングルとして「Strawberry Fields Forever / Penny Lane」(全英第2位)で表れ、そして約5ヶ月をかけて制作されたのが本作『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』

 前作『Revolver』からの実験的レコーディング(というより思いついたら何でも試す)はさらに拍車がかかり、オーヴァー・ダビングの増加、様々な効果音やエフェクター、テープ操作等のギミックが多用され、さらにインド楽器やオーケストラを加えた曲も。それだけに相当な時間とコストがかかっているはずで、プロデューサーがこの時制止せずに積極的にビートルズの要求に応じたのは、それまでの成功や信頼もあったでしょうし、ビートルズと関わる以前にクラシックやコメディのレコードを制作していたジョージ・マーティンにとっても相当好奇心を刺激したようです。

 特に関連性の薄いそれぞれの楽曲は「架空のバンドによる架空のコンサート」という設定を作り、前半と後半にテーマ・ソングを入れ、ジャケットでも当時の様々なスタイルを取り入れることによりアルバム全体に統一感が生まれ、どこか非現実的で色彩感溢れるサウンドとアート・ワークは1967年当時のサイケデリック・シーンに共鳴し大きな反響を得る事に。後々メンバーの口から素っ気ない発言が出たり、良くも悪くも時代を象徴したアルバム故に、時を経る毎にツッコミの対象にされる傾向もありますが、レコーディング技術の可能性や東洋文化の導入、特に音楽面では一つのテーマに沿ったアルバム制作、ポップ・ミュージックの意識をシングルからアルバムに向けた事等、このアルバムからの影響は様々なところで表れる事に(逆にこのアルバムに少なからず影響を与えたと言われるのがThe Beach Boysの『Pet Sounds』でした。ただ、ジョンとポールでアルバムのどの部分に反応したかは、それぞれ違う気がする)。

 ツアー停止以降〜解散まではポールが率先して動くパターンが増えていきますが、このアルバムもご多分に洩れず。「Getting Better」やリンゴが歌う「With a Little Help from My Friends」等のポップなナンバーもあれば、「When I'm Sixty-Four」(実は最初期の曲)や「Fixing a Hole」といったRock以前のリズムやクラシカルな「She's Leaving Home」辺りがRockやビートルズ自体に関心の無い層が近づき易かった&支持されたのでは。反作用としてはポールは後々まで"SGT"クオリティのアルバムを周囲から求められ続けていたようにも映ったり…。また、全編を通してメロディアスなベース・プレイもこのアルバムの特徴の一つ(恐らく「Michelle」のベース・ソロ→『Pet Sounds』からのフィードバック)で、ポールが後続や他ジャンルのベーシストから支持されるのも、このアルバムによるものが大きいと思います。

 「Within You Without You」を提供したジョージは一見独走に思えて、他の曲でもインド楽器やドローン効果が反映されこのアルバムの色付けに貢献。

 一方、当時は気分が乗らずポールにせかされる形で曲を書いたというジョンの曲では、サイケデリックな「Lucy in the Sky With Diamonds」にはじまり「Being for the Benefit of Mr. Kite!」ではサーカスの雰囲気を出すために様々な装飾が施され、ジョンならではなリズム・パターンがコロコロ変わる「Good Morning Good Morning」では動物のSEが挿入され次の「SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)」へと上手く繋がり、静寂に始まり切迫感溢れるオーケストラでクライマックスを迎える「A Day in the Life」で劇的なフィナーレを迎える…と、本人があれこれ言っている割には、おいしい所は全てジョンが持って行ってますね(笑)

 このアルバム発表後、曲の中に"SGT風"な管楽器やテープの逆回転が入っているといった表層上の影響も数多く登場しましたけど先にも触れた通り、この作品をきっかけにアルバム全編を押して自己表現や物語を描くアーティストが増えたり(いくつか例を挙げるとThe Moody Blues『Days Of Future Passed』、The Pretty Things『S.F. Sorrow』、Pink Floyd『Dark Side Of The Moon』、The Who『Tommy』、OKAMOTO'S『Opera』等他多数)、ロックバンドと他ジャンルとの融合、凝ったデザインのアルバム・ジャケットが作られるようになったのも、このアルバムからの流れだったのかもしれません。

 このアルバム発表後のビートルズはほぼ全世界に衛生中継されたテレビで「All You Need Is Love」を披露。暮にはテレビ映画『Magical Mystery Tour』の放映、翌1968年にはアニメーション映画『Yellow Submarine』の公開等、サイケデリック時代を通過していきます。
[2:小ネタ]

日本ロック紀GS編 コンプリート日本ロック紀GS編 コンプリート
(2007/09/29)
黒沢 進

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⚪️ 60年代の日本のバンド、ザ・スパイダース(堺正章,井上順,ムッシュかまやつ等が在籍)が当時発売前の『SGT...』を試聴した時の記事が『日本ロック紀GS編 コンプリート』(著:黒沢進/2007年)の中で読む事が出来ます。これは元々『Music Life』(1967年7月号)に掲載されていたもので、冗談や戸惑いを見せつつも率直な感想を寄せています。
[3 : 日本盤CD各種]

(1:1987年初盤CD)

(※リンク画像は現物とは若干異なる部分があります)

◎1987年〜2009年まで流通していた旧盤CDは通常のプラ・ケース仕様で、輸入盤・日本盤共にスリップ・ケースに入れられています(日本盤はスリップ・ケースと帯が一体になっている)。ちなみに日本盤帯は赤・黒・白と発売時期によって異なり、他にもレーベルがOdeonだったり、青リンゴマークある・なし等細かな違いあり。
(主な特徴)
🔵通常プラ・ケース仕様
🔵スリップ・ケース付き
🔵1987年マスタリング音源
🔵日本盤は歌詞・対訳・解説書付き

(2:2009年リマスター盤CD)
(日本盤/※リンク画像は2016年現行盤)

(輸入盤)


◎2009年リマスター盤は、パッケージが紙製のデジスリーブ仕様に変更。これも発売時期によって帯のデザイン、メーカー名が異なります(2009年発売分はEMIミュージックジャパン、現在はユニバーサルミュージック)。

(主な特徴)
🔵2009年リマスター音源
🔵音源はステレオ盤で収録
🔵パッケージは紙製3面開きの"デジ・スリーブ"仕様(註:俗にいう"紙ジャケ"とは似て非なる別物)。これが2009年リマスター盤の外見上の特徴なので、プラスチック・ケースのものは旧盤CDと思っていただけると。
🔵英文解説、写真等を掲載したブックレット付き。
🔵日本盤は歌詞・対訳・解説書付き
🔵パソコンにセットするとショート・ドキュメンタリー映像が観られるエンハンスドCD仕様(パッケージ裏の曲目の下に"SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band MINI-DOCUMENTARY""enhanced CD""QuickTime"の表記あり)。

⚪️2009年リマスター盤のパッケージを開封している動画。デジ・スリーブの形態が知りたい方はこちらで。

(3:2014年SHM-CD&紙ジャケット仕様)


◎2014年12月、世界初・日本独自企画による"ステレオ盤SHM-CD紙ジャケット"が発売。ステレオ盤での紙ジャケ化は初。帯は…長帯って言うかは知りませんが、裏ジャケットを覆うような形になっており、その間にブックレットや日本語解説書等が入れられています。それ以外の特徴は以下の通り。

🔵 2009年リマスター音源(ステレオ)
🔵 盤はSHM-CDを採用
🔵 パッケージはLPジャケットをミニチュア復刻化した紙ジャケット仕様
🔵 英文解説、写真等を掲載したブックレット付き(2009年リマスター盤と同一)
🔵 歌詞・対訳・解説書付き(2009年リマスター盤と同一)
🔵 2009年版にあったミニ・ドキュメンタリー映像は未収録。
[4:カヴァー・ヴァージョンいろいろ]
"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"
Jimi Hendrix『Blue Wild Angel -Live At The Isle Of Wight』

GLIM SPANKY『Hello Goodbye』(2016年)

"With a Little Help from My Friends"

Joe Cocker『With a Little Help from My Friends』(1968年)

The Beach Boys『Rarities』(1983年)
Roger Nichols & The Small Circle Of Friends『Roger Nichols & The Small Circle Of Friends』(1968年)
ジローズ『ジローズ登場/戦争を知らない子供たち』(1971年)
加藤和彦『加藤和彦の世界』
Kenny Rankin『After the Roses』(1980年)

"Lucy in the Sky With Diamonds"
Elton John『Captain Fantastic and the Brown Dirt Cowboy』(1975年)

土岐麻子『How Beautiful』(2008年)
MYSTIC『ザ・ベスト・オブ・SKAバー!』(2009年)

"Getting Better"
Status Quo『Rockin' All Over the World』(1977年)
Easy Star All-Stars『Easy Star's Lonely Hearts Dub Band』(2009年)

"Fixing A Hole"
BMR4『Fixing A Hole』(2010年)
Michael John Hall『Soft and Sacred, Vol. I Michael John Hall Plays the Beatles』(2010年)

"She's Leaving Home"

Harry Nilsson『Pandemonium Shadow Show』(1967年)
Syreeta『Syreeta』(1972年)

"Being for the Benefit of Mr. Kite!"

Big Daddy『Sgt. Pepper's』(1992年)
Tok Tok Tok『Revolution 69』(2010年)
Music Legends『Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band 8 Bit』(2015年)

"Within You Without You"
Sonic Youth『Daydream Nation (Deluxe Edition)』(1988年)
Patti Smith『Twelve』(2007年)

Music Legends『Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band 8 Bit』(2015年)

"When I'm Sixty-Four"

Claudine Longet『The Look Of Love』(1967年)

"Lovely Rita"
Fats Domino『Sweet Patootie: The Complete Reprise Recordings』

Roy Wood『ザ・ビートルズと第二次世界大戦』(1976年)
David White Quintet『Object Relations』(1996年)

"Good Morning Good Morning"
The Flaming Lips『With a Little Help From My Fwends』(2014年)

"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)"
Frankenstein 3000『America's Hit Remakers』(2005年)

"A Day in the Life"

Wes Montgomery『A Day in the Life』(1967年)

Bobbi Boyle And The Trio『A Day in the Life』(1967年)
[5:別ヴァージョン/別テイク各種(簡易版)]

 アルバム収録曲の別ヴァージョン/テイク各種を個人的に把握している範囲内でまとめてみました。簡易的なものなので、もしそれでも疑問・謎が解消されなかったり、もっと細かく、深ぁ~く知りたい方は下記の書籍等もご参照ください。


ザ・ビートルズ全曲バイブル  公式録音全213曲完全ガイドザ・ビートルズ全曲バイブル 公式録音全213曲完全ガイド
(2009/12/03)
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大人のロック!特別編集 ザ・ビートルズ 新時代の響き (日経BPムック)大人のロック!特別編集 ザ・ビートルズ 新時代の響き (日経BPムック)
(2011/08/06)
日経エンタテインメント!

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●2011年8月6日発売の『大人のロック!特別編集 ザ・ビートルズ 新時代の響き』でもリマスター盤の細やかな解析結果が掲載されています。どの曲でどのような修正がされたのか、パソコンで検証しないとほぼ誰も気付かないであろう指摘も書かれていますので、興味のある方は是非一読を。

Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band

1 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックス。
(収録CD)
◉『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。ヴォーカルは前半は右、次は左、後半は再び右に移動する。
(収録CD)
◉『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)
◉『The Beatles 1967-1970(青盤)』(1993年/2010年)

3 : 1999 Remix

 1999年に発表されたピーター・コビン氏作成のリミックス・ヴァージョン。リード・ヴォーカルは中央に移動、SEやコーラスは左右に振り分けられる。
(収録CD)
◉『Yellow Submarine Songtrack』(1999年/2012年)

With A Little Help from My Friends

1 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックス。
(収録CD)
◉『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)

2 : Stereo Mix

一般的に流通しているステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)
◉『The Beatles 1967-1970(青盤)』(1993年/2010年)

3 : 1999 Remix

 1999年に発表されたピーター・コビン氏作成のリミックス・ヴァージョン。リード・ヴォーカルは中央に移動。
◉『Yellow Submarine Songtrack』(1999年/2012年)

Lucy in the Sky With Diamonds

1 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックス。ステレオとは異なる部分がいくつかあり、全体的にピッチが遅いほか、ドラムだけでなくヴォーカルにもフェイズ等のエフェクトがかかっている。
(収録CD)
◉『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。Mono Mixに施されたエフェクトがなく、フェイド・アウトは長め。
(収録CD)
◉『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)
◉『The Beatles 1967-1970(青盤)』(1993年/2010年)

3 : 1999 Remix

 1999年に発表されたピーター・コビン氏によるRemix。各楽器(特にドラム)がより鮮明に。
(収録CD)
◉『Yellow Submarine Songtrack』(1999年/2012年)

4 : Alternate Version

 1996年に発表された別ヴァージョンで、複数の未発表テイクを組み合わせたもの。
(収録CD)
◉『Anthology 2』(1996年)

5 : "LOVE" Version

 2006年にシルク・ドゥ・ソレイユのステージのサントラ用に制作されたサウンド・コラージュで、別の楽曲の音も組み合わされている。
(収録アルバム)
◉『LOVE』(2006年)

6 : "Love" 5.1ch Surround Mix

 アルバム『LOVE』(Special Edition/2006年)付属のDVD-Audioに収録された5.1chサラウンド・ミックス(註:申し訳ありませんが再生環境がないため、どのような音像かは不明…)。
(収録アルバム)
◉『LOVE (Special Edition)』(TOCP-70201/2006年)

Getting Better

1 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックス。ステレオとの違いはヴォーカルにリバーブが微量かかっている程度。
(収録CD)
◉『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)

Fixing a Hole

1 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックス。ステレオよりもフェイド・アウトが微妙に長い。
(収録CD)
◉『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)

She's Leaving Home

1 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックス。ステレオよりもピッチが速い。
(収録CD)
◉『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)

Being for the Benefit of Mr. Kite!

1 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックス。強いて挙げるとSEの入り方、量がステレオとは微妙に異なる。また、エンディングで誰かが口笛を吹いているのが微かに聞こえる。
(収録CD)
◉『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)

3 : Alternate Version

 1996年に発表された別ヴァージョンで、失敗テイク(1,2)と、Take 7を収録。
(収録CD)
◉『Anthology 2』(1996年)

4 : "LOVE" Version

 2006年にシルク・ドゥ・ソレイユのステージのサントラ用に制作されたサウンド・コラージュで、「I Want You (She's So Heavy)」「Helter Skelter」等、別の楽曲の音も組み合わされている。
(収録アルバム)
◉『LOVE』(2006年)

5 : "Love" 5.1ch Surround Mix

 アルバム『LOVE』(Special Edition/2006年)付属のDVD-Audioに収録された5.1chサラウンド・ミックス(註:申し訳ありませんが再生環境がないため、どのような音像かは不明…)。
(収録アルバム)
◉『LOVE (Special Edition)』(TOCP-70201/2006年)

Within You Without You

1 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックス。ステレオよりもフェイド・アウトがやや長い。
(収録CD)
◉『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)

3 : Instrumental Version

 1996年に発表されたインストゥルメンタル・ヴァージョンで、ピッチがやや遅い。
(収録CD)
◉『Anthology 2』(1996年)

4 : "LOVE" Version

 2006年にシルク・ドゥ・ソレイユのステージのサントラ用に制作されたサウンド・コラージュで、「Tomorrow Never Knows」ほか数曲と組み合わされている。
(収録アルバム)
◉『LOVE』(2006年)

5 : "Love" 5.1ch Surround Mix

 アルバム『LOVE』(Special Edition/2006年)付属のDVD-Audioに収録された5.1chサラウンド・ミックス(註:申し訳ありませんが再生環境がないため、どのような音像かは不明…)。
(収録アルバム)
◉『LOVE (Special Edition)』(TOCP-70201/2006年)

When I'm Sixty-Four

1 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックス。
(収録CD)
◉『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)

3 : 1999 Remix

 1999年に発表されたピーター・コビン氏作成によるRemix。リード・ヴォーカルは左から中央に移動。
(収録CD)
◉『Yellow Submarine Songtrack』(1999年/2012年)

Lovely Rita

1 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックス。後半30秒間の声がステレオよりも小さめにミックスされている。
(収録CD)
◉『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)

Good Morning Good Morning

1 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックス。ステレオとはいくつか異なる点が。
🔵 Monoは2分31秒、ステレオは2分41秒と、曲の長さが異なる。
🔵 MonoではイントロのニワトリのSEのピッチが遅い。
🔵 エンディングのSEがステレオよりも短い。
(収録CD)
◉『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。曲の長さがMonoよりも長め。
(収録CD)
◉『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)

3 : Alternate Take

 1996年に発表された別テイクで、Take 8を収録。ブラスやSEはなし。
◉『Anthology 2』(1996年)

Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)

1 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックス。ステレオとはいくつか異なる点が。
🔵 冒頭のギターの音がステレオとは入り方が違う。
🔵 冒頭でジョンの話し声が聞こえる。
🔵 カウントの後のSEが、Monoでは不自然に挿入され、笑い声も入っている。
🔵 エンディングでポールのアドリブ・ヴォーカルが不明瞭に聞こえる。
(収録CD)
◉『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。

🔵 冒頭のギターの音がMonoとは入り方が違う。
🔵 ジョンの話し声はカウントに被っている所のみ聴こえる。
🔵 カウントの後のSEが、Monoとは異なり、笑い声は挿入されていない。
🔵 エンディングでポールのアドリブ・ヴォーカルはステレオではリバーブの彼方になんとなく聴こえるだけなので、入っている事に気付きにくい。
(収録CD)
◉『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)

 YouTubeに上がっている"Reprise"のStereo & Monoの比較動画。余談だけどこの曲を初めて聴いた時「ハクション大魔王」かと思った(笑)

3 : Alternate Take

 1996年に発表された別テイクで、ボールの仮歌入りのTake 5を収録。
(収録CD)
◉『Anthology 2』(1996年)

4 : "LOVE" Version

 2006年にシルク・ドゥ・ソレイユのステージのサントラ用に制作されたサウンド・コラージュ。
(収録アルバム)
◉『LOVE』(2006年)

5 : "Love" 5.1ch Surround Mix

 アルバム『LOVE』(Special Edition/2006年)付属のDVD-Audioに収録された5.1chサラウンド・ミックス(註:申し訳ありませんが再生環境がないため、どのような音像かは不明…)。
(収録アルバム)
◉『LOVE (Special Edition)』(TOCP-70201/2006年)

A Day in the Life

1 : Mono Mix

 オリジナルのモノラル・ミックス。
(収録CD)
◉『The Beatles In Mono (Mono Box)』(2009年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。音の配置は一定ではなく、ヴォーカルも右から始まり途中で左に移動する。
(収録CD)
◉『SGT. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1987年/2009年)

3 : Alternate Version

 イントロに拍手のSEが被らない、ギターから始まる別ヴァージョン。これはジョンのドキュメンタリー映画『イマジン』のサントラ盤で初登場、後に『青盤』のCDにも収録。
(収録CD)
◉『イマジン(オリジナル・サウンドトラック)』(1988年)
◉『The Beatles 1967-1970(青盤)』(1993年/2010年)

4 : Alternate Take

 1996年に発表された別テイクで、複数のアウト・テイクを組み合わせたもの。ジョンとポールのヴォーカルもリリース版とは異なり、ドラムは2分51秒付近から、オーケストラは4分18秒付近からようやく登場する。
(収録CD)
◉『Anthology 2』(1996年)

5 : "LOVE" Version

 2006年にシルク・ドゥ・ソレイユのステージのサントラ用に制作されたリミックス版で、冒頭にdと同じくTake 1からジョンの一風変わったカウントが入っている。
(収録アルバム)
◉『LOVE』(2006年)

6 : "Love" 5.1ch Surround Mix

 アルバム『LOVE』(Special Edition/2006年)付属のDVD-Audioに収録された5.1chサラウンド・ミックス(註:申し訳ありませんが再生環境がないため、どのような音像かは不明…)。
(収録アルバム)
◉『LOVE (Special Edition)』(TOCP-70201/2006年)

7 : 2015 Remix
8 : 2015 5.1ch Surround Mix

 2015年11月6日発売の『1+』(3枚組デラックス・エディション版)にこの曲のMVが収録された際、新たに作成されたリミックス・ヴァージョンが収録されました。ちなみに5.1chサラウンド音源も収録されていますが未確認。ちょっと細くなるので一つずつ触れていくと…。

🔵 ヴォーカルは全編通して中央のまま。
🔵 イントロで2種類あったピアノのうち、右側から聞こえていた2台目のピアノがなぜかカットされている。
🔵 Original Stereo Mixではギターにテープ・エコーがかけられ右側から聞こえていましたが、2015年版ではかけられていない。
🔵 ベースは中央から右に移動。
🔵 ドラムと2台目のピアノは右に移動。
🔵 ポールのヴォーカル・パート(2分34〜36秒付近)での荒い息遣いが左右に移動する。
🔵 2分49秒付近から始まるジョンの「アーアーアーアー…♪」はOriginal Stereo Mixでは左右を横断していましたが、2015年版ではダブル・トラックで左右に広がっている。また、オーケストラも中央だったのがダブル・トラックで左右に広がっている。
🔵 2度目のオーケストラはダブル・トラックで左右に広がっている。ちょっと上品な音になった感じで、Original Stereo Mixで中央から聞こえていた、どこか地鳴りのような低音の迫力が薄れてしまったような…(これサラウンドだとどうなっているんだろ?)。その代わりにチェロかコントラバス(のどちらか)の音の動きが鮮明に聞こえる(個人的な印象)。
(収録DVD/Blu-ray)
◉『ザ・ビートルズ1+ 〜デラックス・エディション』(2015年)


"Sgt. Pepper Inner Groove"

 「A Day in the Life」が終わると、高周波音と意味不明なおしゃべりが入っていますが、英オリジナル盤LPではRunout Groove(レコードの一番最後の部分)に入れられ、針を上げない限りはエンドレスでかかる仕組みになっていました。が、70年代までの日本盤ステレオLPでは一瞬だけ入り、米盤は一切未収録(後に米編集盤『Rarities Vol.2』に収録)。CDではエンドレスではなく、おしゃべりがリピート再生しながら、フェイド・アウト。これに関してはアナログ盤では微妙な違いがありますので、専門書籍を読む事をオススメしたいと思います。

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(作成:2003年11月/更新:2009年9月,2011年2月,2013年10月12日,2014年1月24日,3月29日,2015年9月9日,2015年11月11日,2016年10月9日)
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