The Beach Boys "Summer Love Songs"


サマー・ラヴ・ソングスサマー・ラヴ・ソングス
(2009/07/01)
ザ・ビーチ・ボーイズ

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『Summer Love Songs』(EMIミュージック・ジャパン TOCP-70789)

1. Don't Worry, Baby [New Stereo Mix]*
2. Why Do Fools Fall In Love [New Stereo Mix]*
3. Wouldn't It Be Nice [Stereo Mix]
4. God Only Knows [Stereo Mix]
5. Surfer Girl
6. California Girls [Stereo Mix]
7. Please Let Me Wonder [Stereo Mix]
8. In The Parkin' Lot
9. Your Summer Dream
10. Kiss Me, Baby [Stereo Mix]
11. Hushabye [New Stereo Mix]*
12. I'm So Young [New Stereo Mix]*
13. Good To My Baby [New Stereo Mix]*
14. Fallin' In Love [Previously Unreleased Version]*
15. Time To Get Alone [New Stereo Mix]*
16. Our Sweet Love
17. Help Me, Rhonda
18. Keep An Eye On Summer
19. Don't Talk (Put Your Head On My Shoulder) [Stereo Mix]
20. Girls On The Beach

* 初登場音源。
 5月19日にアメリカで発売されたThe Beach Boysの編集盤、『Summer Love Songs』が、日本盤として発売されました。『Sound Of Summer』(2003年)が全米で予想以上に大ヒットした影響でしょうか。70年代にも『Endless Summer』『Spirit Of America』が大ヒットしてましたし。
 で、いちおうここでは初登場音源を中心に書いてみようと思います。さらに詳しい内容は、CDの解説書に記されていますのでそちらをご覧ください。

1 Don't Worry, Baby [New Stereo Mix]

 まずイントロのドラムの始まり方からして違う。続く左右に広がるコーラスと、中央に移動したリード・ヴォーカル、聴き過ぎる程聴きまくったはずの曲がスゲー新鮮に聞こえる!
 従来のいかにも60年代的な音の振り分け方も良かったけど、今回のRemixは、Monoと前Stereoのいい所を合わせた印象も。

2 Don't Worry, Baby [New Stereo Mix]

 これまでに複数のヴァージョンが存在し、今回初のステレオ化となりましたが、それだけではなかった。イントロからして聴いた誰もが驚いたはず。間違いなく今回の目玉トラック。何度も聞き返してしまうではないか(笑)
1964年の録音で、それを現代の技術によりRemixされているわけだけど(これ、2種類のテイクを合わせた…なんて事はないですよね。気のせいかな…)、ここまで音質が良く、しかも奥行きもあるって事は、元々のレコーディングがしっかりしていなければこうはならないはず。

11 Hushabye [New Stereo Mix]

 今回のミックスは、従来は左=リード・ヴォーカル、右=コーラス、それが左右にきっちりと広げられた感じでしたが、今回はそれをやや中央寄りにして、音のバランスを重視した仕上がりに。

12 I'm So Young [New Stereo Mix]

 『Today!』の全曲ステレオ化、これがいつか実現するのを待ち望んでいますが(※後の2012年7月に実現)、今回もCDにも小出しながらも登場しています。モノラル版の雰囲気からそれ程変わらない感じでしたけど、これまで非公式に出回っていた音源よりははるかに上です。

13. Good To My Baby [New Stereo Mix]

 こちらも待望のステレオ・ミックス。こちらもモノラル版の雰囲気を残しつつ、サックスと残響音を左、タンバリンは右という配置に。

14. Fallin' In Love [Previously Unreleased Version]

 1970年にDennis Wilson & Ramboという名義で発売されていたシングル「Sound Of Free」のB面曲で、発売当初は「Lady」というタイトルでした。今回のミックスの方がより完成度が高くなった気がします。

(カヴァー・ヴァージョン)
 ちなみにAmerican Springによるヴァージョンや、90年代にイギリスのLushがカヴァー。

Spring...PlusSpring...Plus
(1994/12/16)
American Spring

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スプーキースプーキー
(1992/01/21)
Lush

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 LushによるカヴァーはEP『Black Spring』(1991年)やアルバム『Spooky』日本初盤CD(COCY-9493)のボーナス・トラックに収録。

15 Time To Get Alone [New Stereo Mix]

 『20/20』(1969年)収録曲の新ステレオ・ミックス。途中のコーラスを含め、全体のバランスを再調整した、聴きやすいミックスに。リード・ヴォーカルがフェイド・アウトギリギリまで入っているのも特徴。

3 Wouldn't It Be Nice [Stereo Mix]
4 God Only Knows [Stereo Mix]
6 California Girls [Stereo Mix]
10 Kiss Me, Baby [Stereo Mix]
19 Don't Talk (Put Your Head On My Shoulder) [Stereo Mix]

 これらはかつてモノラルか疑似ステレオ・ミックスのみが存在していましたが、今回は90年代以降に新たに作成されたステレオ・ミックスが収録されています。

 あと、個人的に気になった点が一つあって、クレジットに何も表記されていませんでしたけど、「Please Let Me Wonder」についてちょっと。
『the warmth of the sun』で初ステレオ化が実現しましたが、今回はそれとも異なるミックスで収録されていました。モノラルよりもピッチが遅いのはそのままでしたが(汗)
イントロのギターが左寄りになり、37秒目から入るコーラスは右寄りに。その後に続くサビのコーラスは左右に広がっていたのに対し、今回収録されたものは中央寄りに。フェイド・アウトもモノラルとほぼ同じ終わり方に戻りました。『the warmth of the sun』の時はさっさと曲が終わってしまって、最後の一音消してほしくなかったんですよね(笑)

その他の曲は従来の音源で収録されていますが、また何か気付いた点がありましたら、追記したいと思います。

 最初の方で「またまた、コンピレーション・アルバムの登場。」って書きましたけど、これから聴く方にとっては名曲揃い、以前からのファンにとっては新発見あり。編集盤としてはバランスの取れたものになっているのではないでしょうか。
 ちなみに同じく7月1日、初期~『Love You』までのオリジナル・アルバム(一部を除く)が、期間限定で1,500円で再発売もされますのでそちらも是非。

 あと、こういうCDが発売される毎に感じる事があって、ビーチ・ボーイズをはじめビートルズにしても、もう何十年も聴きまくっていたにも関わらず、いまだに新たな発見や、これまで気付かなかった事が今現在においても次々に出てくるってどういう事?(笑)
 歌詞にしても、年を重ねてから読み返すとハッとさせられる事もあって。人それぞれが色んな楽しみ方、解釈の仕方があって、それが一つだけじゃない事に気付いた時に、より何かが楽しめる気がする。って書いているけど、自分自身もまだその途中…(笑)
 そんなこんなでつーことで、CDのご紹介でした。
[追記]
The Beach Boysのファン・サイト"ペット&サウンズのお部屋"が、この度10周年を迎えました。おめでとうございます!今後も是非継続を願います。
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[ 2009/06/30 19:18 ] The Beach Boys関連 | TB(0) | CM(0)

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