The Beach Boys : Today! (1965)


トゥデイトゥデイ
(2001/06/16)
ザ・ビーチ・ボーイズ

商品詳細を見る


1. Do You Wanna Dance?
2. Good To My Baby
3. Don't Hurt My Little Sister
4. When I Grow Up (To Be A Man)
5. Help Me,Ronda (Album Version)
6. Dance, Dance, Dance

7. Please Let Me Wonder
8. I'm So Young
9. Kiss Me, Baby
10. She Knows Me Too Well
11. In The Back Of My Mind
12. Bull Session With "Big Daddy"

[様々な変化が表れた意欲作]

 シングル「I Get Around」の大ヒットによりグループの人気は世界規模へ。コンサート・ツアーはアメリカに留まらずヨーロッパやオーストラリアへと拡大。その合間をぬって作曲とレコーディングが行われるという過密スケジュール。旅先でハメを外すメンバーもいる傍ら、そんな余裕もなくほぼ全責任を背負っていたブライアンは精神的に極限状態となり、1964年12月23日、飛行機内で神経衰弱に陥ります。

 コンサート活動と創作活動の両立は難しいと判断したブライアンは、ツアーからの離脱を決意。他のメンバーがブライアンと離れる事を惜しむ中、その後のコンサート・ツアーにはグレン・キャンベル(セッション・ミュージシャン。後にカントリー系で大成)が数カ月間加わり、以後ブライアンは作曲とスタジオ・ワークに専念する事になります。

[レコーディング]

 このアルバムが紹介される際、よく「ツアーを降りスタジオ・ワークに専念したブライアン云々…」といった事が書かれ、あたかもツアー離脱後から制作されたと思われがちですが、大半の曲の作曲/レコーディングはブライアンのツアー離脱宣言前に行われています。

 ブライアンがまだツアーに参加していた1964年6月の「She Knows Me Too Well」からレコーディングが始まり(どちらかというとシングル曲用)、間にクリスマス・アルバムとライヴ盤の制作に取りかかったため一旦中断(6月中旬〜8月上旬)、1964年8月からツアーの合間をぬって再び断続的に作業が続き、そして12月23日の出来事を経て、ブライアンのツアー離脱後の翌1965年1月19日頃まで続きます。
 バッキング・トラックのレコーディングにスタジオ・ミュージシャンを起用する事は以前の作品にもありましたが、このアルバムからは、以前のガレージ/ロック・バンドの基本編成の枠を超えたものになり(例えば楽器の台数の増加やブラス・セクションの導入、ウッド・ベースとエレキ・ベースを同時に加えたり等)、アレンジもより多彩になっていきます。
 
[ファイナル・ミックスをモノラルに統一]

 また、アルバムはそれまでMono盤とStereo盤の両方が作成されていましたが、60年代は全般的にラジオを含めてモノラルが主流だった事、トラック数ほかレコーディング機材の技術的な問題、ブライアン個人の耳の事情やサウンドへのこだわりもあり、本作から『Wild Honey』(1967年12月)までのアルバムはMono Mixがメインの方針が取られます。Stereo盤LP用には、Mono Mixをステレオっぽく聞こえるように加工した"疑似ステレオ・ミックス"を作成。ちなみに『Today!』のCDはモノラル・ミックスに統一。Stereo Mixが発表されたのは2012年になってからでした。
[収録曲]

1. Do You Wanna Dance? (Bobby Freeman)

 アルバムの前半(A面/1〜6)はアップ・テンポのナンバーが中心。デニスがリード・ヴォーカルを取るこの曲はBobby Freemanが1958年に発表した曲のカヴァー。Cliff RichardやJohn Lennonも取り上げています。

 ビーチ・ボーイズ版ではオリジナルよりメロディ・ラインが洗練され、サウンドも分厚くダイナミック。アルバムに先駆けて1965年2月に「Please Let Me Wonder」をB面にシングル発売され、全米第12位にランク・イン。

 余談 : 僕がこの曲を知るきっかけとなったのは1985年、夕方にやっていたフジテレビの番組『夕焼けニャンニャン』でした(笑)。月曜〜金曜までBGMとして連日かかっていて(CM前にこの曲が流れて、出演者がそれに合わせて手拍子をしていたような気がする。うろ覚えで書いているので違っていたらすみません)、それがビーチ・ボーイズの曲だと知るのは1989年になってからでした。


2. Good To My Baby (Brian Wilson/Mike Love)

 ブライアンとマイクの共作。イントロのアカペラによるコーラスで始まり、ブライアンとマイクが交互に歌うアップ・テンポのナンバー。

3. Don't Hurt My Little Sister (Brian Wilson/Mike Love)

 ブライアンとマイクの共作。直後に登場するフォーク・ロックの到来を思わせる12弦ギターのリフが印象的なナンバー。元々はブライアンがザ・ロネッツが歌う事を想定して書いたとの事。ちなみにこの曲を改作したと思われる「Things Are Changing」(作者とプロデュースはPhil Spector)という曲がDiana Ross & The Supremesの2枚組CD『Anthology』(1995年)に収録されています。

4. When I Grow Up (To Be A Man) (Brian Wilson/Mike Love)

 「I Get Around」に続くシングルとして1964年8月に発表されたブライアンとマイクの共作で、全米第9位にランク・イン。ここで早くも路線変更か、大人になった時の事をあれこれ想像する内容の歌詞になり、ハープシコード、変わったリズム・パターン、効果的なハーモニカ等、後の『Pet Sounds』への序奏ともとれるサウンドに。

5. Help Me,Ronda (Brian Wilson/Mike Love)

 こちらもブライアンとマイクの共作で、リード・ヴォーカルはアル・ジャーディン。ウクレレやハーモニカが隠し味的に鳴り、後半ではヴォリュームを上下させるユーモラスなミックスが施されています。ちなみにこの曲のStereo Mixは2012年になって(正規な形で)ようやく実現。

 この時点ではアルバムの中の1曲でしたが、この曲を気に入ったブルース&テリー(ブルース・ジョンストンとテリー・メルチャーのデュオ)がカヴァー・ヴァージョンを録音。しかしブライアンから待ったがかかりお蔵入りに(後にCD化)。そして1965年4月、ビーチ・ボーイズのシングルとしてアレンジを替えた別テイクが発表され、全米ナンバー・ワン・ヒットとなります(次のアルバムにも収録)。
 
6. Dance, Dance, Dance (Brian Wilson/Carl Wilson/Mike Love)

 1964年10月にシングルとして発表され、全米第8位を記録した勢いのあるアップ・テンポのナンバー。12弦ギターが前面に出ているほか、隠し味的に鈴やカスタネットが加えられています。

7. Please Let Me Wonder (Brian Wilson/Mike Love)

 後半(アナログ盤B面/7〜12)は12以外はバラード・ナンバー。ブライアンとマイクの共作で、アルバムに先駆け1965年2月にシングル「Do You Wanna Dance?」のB面として発表。リード・ヴォーカルはブライアンで、途中からマイクに替わる。
 イントロのコーラスを聴くと「Don't Worry Baby」にも通ずるものがありますが、全体的にあの曲から受けるキャッチーさや開放感はなく、ムーディーで深みを帯びたサウンド。誰かが書いたものを読むまでもなく、これがやがて『Pet Sounds』へと徐々に進化して行く過程の一つだった事が聞き取れる興味深い作品。

 CDの解説書や書籍のレビュー等ではベタ褒めに書かれている事が多いこの曲、僕はというと、一聴してすぐに感動したかというとそんなことはなく…この曲の素晴らしさに気付くようになったのは何回か聴いた後の事。
 聴き始めの頃(10代半ば)は、その深みや音圧は逆に「全体像が霞んでぼやけている」という印象の方が強く、いま一つピンと来なかった憶えが。やがて耳も馴染むようになり受け止め方も変わり、後から突然じわっと来たというか…僕にとってはやや取っ付きにくい曲でした(過去形)。全然そんな事はなかったよって人の方が多いかもしれませんね恐らく。パッとすぐに飛びつきやすい曲よりも、あれこれと駆け引きがあった方が、聴き手にとって特別なものになったりする事もあるもので。

 
8. I'm So Young (W.H. Tyrus,Jr.)

 The Studentsが1958年に発表した曲のカヴァー・・・というより、フィル・スペクター・プロデュースのVeronica(The Ronettesのリード・シンガー、ロニー・スペクターのソロ名義)のヴァージョンを意識した可能性あり。リード・ヴォーカルはブライアン。シンプルな楽器編成ながらも細かい音処理やバック・ヴォーカル(特に後半で登場するデニス)等聞き所の多い一曲。

9. Kiss Me, Baby (Brian Wilson/Mike Love)

 ブライアンが一歩前進を示した一曲。バッキング・トラックの編成が以前よりも多くなり、サックスやホルン、風変わりだけと非常に効果的なパーカッションが加わります。

 細やかな楽器編成が組まれているので一見、ブライアンのツアー離脱後に書かれたものと錯覚しそうですが、作曲はツアー先、バッキング・トラックは1964年12月16日。ヴォーカルは先に触れた飛行機での出来事の後、翌1965年1月15日の録音されています(個人的余談:サビの所でマイクともう一人が早口で何かを呟いていますが、1998年製作のビデオ『Endless Harmony』の中でブライアンが説明するのを見るまで、何と言っているか全く判りませんでした。それを解き明かすかのようなア・カペラ・ヴァージョンが2001年発表の『Hawthorne,CA』に収録されています)。

10. She Knows Me Too WelI (Brian Wilson/Mike Love)

 アルバムの中では最初期、1964年6月の録音(「Girls On The Beach」の少し後)で、1964年8月に「When I Grow Up (To Be A Man)」のB面としてシングル・カット。セッション・ミュージシャンの起用が目立つ中、この曲はメンバーのみで演奏しています。

 この曲も『Pet Sounds』の予兆とよく指摘されていますが、コード進行やバック・コーラスを聴くと、メロディ以外はSharon Marieに提供した「Thinkin' 'Bout You Baby」(1964年6月)から発展させた印象も。

11. In The Back Of My Mind (Brian Wilson/Mike Love)

 ブライアンとマイクの共作。意外にもバック・コーラスを付けず、デニスのソロ・ヴォーカルで通しています(推測:"I'd tried to run far away...♪"と歌われている付近、恐らくブライアンがユニゾンで歌っているように聞こえるのですが…推測なので間違っていたらスミマセン)。何故かあまり話題に挙る事がない曲ですが、デニスのソウルフルなリード・ヴォーカル、ミックスに埋もれて殆ど聞き取れないオートハープ以外のバッキング・トラックは、後の「Let's Go Away For Awhile」へと通ずる楽器編成。後半でデニスが熱唱する後ろで12弦ギターにベースが重なり、アコースティック・ギターとストリングスが一気にエンディングへと向かう見事なアレンジ等、聞き逃せない点は多い。

12. Bull Session With "Big Daddy" (Mike Love/Brian Wilson/Dennis Wilson/Carl Wilson/Al Jardine)

 デニスの熱唱が終わり、さて最後は何かな…と出てきたのは曲ではなく、まるで息抜きのような雑談が。我々日本人にとってはなんじゃこりゃ?ですが(笑)、ビーチ・ボーイズのメンバーと雑誌編集者・アール・リーフ氏が、どこかテレビ番組のエンディングを思わせるフリー・トークを展開。ブライアンの才気溢れるアルバムの意外な締めくくり。
[おまけ : 別ヴァージョン/別テイク]

 ここからはアルバム『Today!』収録曲の別ヴァージョン/別テイクについて、個人的に把握する範囲内でご紹介します。1965年発表当時〜80年代までは主にモノラルと疑似ステレオの2種類でしたが、90年代以降〜現在は未発表音源の発掘とデジタル技術の進歩により、音源が多雑化するようになりました。ここではMono Mixをオリジナルとして話を進めます。

Do You Wanna Dance?

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Today!』の全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ(1)

 ステレオ盤LPに収録されているもので、音を左右に微妙にずらしてステレオっぽく聞こえるように加工をしたもの。デジタル時代以降、こうした音源は排除される傾向にあるため、CD化されているかは不明。

3 : 疑似ステレオ(2)

 右=高音、左=低音に音が調整された疑似ステレオ・ミックス。音の広がりが殆ど感じられないため、モノラルor音質がこもっていると思われる可能性あり。
(主な収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

4 : Stereo Backing Track

 2008年発表のボックス・セットでこの曲のバッキング・トラックが登場。エンディング間際になってヴォーカルが登場してアカペラになるという演出のあるミックスでしたが、この時に完全なステレオ・ミックスが登場しなかったのは、Mono Mix作成の際にオーヴァー・ダビングも行われていたかで、マルチ・トラックの方にギター・ソロが残されていなかったからでは(推測)。
(収録CD)
◉『U.S.シングル・コレクション(1962-1965)』(2008年)

5 : Stereo Mix(1)

 2012年になり、ようやくヴォーカル入りのStereo Mixが登場。フェイド・アウトがMonoより長くなっているのがポイント。大半の演奏とコーラスの一部は左、ドラム・スティックを叩く音とタンバリン、リード・ギターが右、リード・ヴォーカルとコーラスは中央に配置。
 間奏のギター・ソロは、恐らくMono Mixから抽出して重ね合わせたものと思われます。この部分のみ音質が変わる。
(収録CD)
◉『トゥデイ(モノ&ステレオ)』(2012年)

6 : Stereo Mix(2)

 2つ目のステレオ・ミックスが登場…といっても、ベスト盤発売の際に5のStereo MixをOriginal Mono Mixの長さに調整しただけだったりする。
(収録CD)
◉『Fifty Big Ones: Greatest Hits(グレイテスト・ヒッツ デラックス・エディション〜偉大なる50年〜)』(2012年)
◉『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

Good To My Baby

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Today!』の全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ(1)

 ステレオ盤LPに収録されているもので、音を左右に微妙にずらしてステレオっぽく聞こえるように加工をしたもの。デジタル時代以降、こうした音源は排除される傾向にあるため、CD化されているかは不明。

3 : 疑似ステレオ(2)

 右=高音、左=低音に音が調整された疑似ステレオ・ミックス。音の広がりが殆ど感じられないため、モノラルor音質がこもっていると誤解する可能性あり。
(主な収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

4 : Stereo Mix

 2009年発売の編集盤で初めてStereo Mixが登場。ヴォーカルは中央、殆どの演奏は左、サックスが左。
(収録CD)
◉『Summer Love Songs』(2009年)
◉『トゥデイ(モノ&ステレオ)』(2012年)
『素敵じゃないか』(2013年)

5 : Backing Track

 ヴォーカルなしのバッキング・トラック(カウント入り)。
(収録CD)
◉『Hawthorne,CA』(2001年)

Don't Hurt My Little Sister

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Today!』の全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ(1)

 ステレオ盤LPに収録されているもので、音を左右に微妙にずらしてステレオっぽく聞こえるように加工をしたもの。デジタル時代以降、こうした音源は排除される傾向にあるため、CD化されているかは不明。

3 : 疑似ステレオ(2)

 右=高音、左=低音に音が調整された疑似ステレオ・ミックス。音の広がりが殆ど感じられないため、モノラルor音質がこもっていると誤解する可能性あり。
(主な収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

4 : Stereo Mix

 2012年に初めてStereo Mixが登場。Mono Mixではイントロでこもり気味に聞こえていたメンバーの話し声が、Stereo Mixではカットされています。
(収録CD)
◉『トゥデイ(モノ&ステレオ)』(2012年)

5 : Session Highlight and A Capella Mix

 2014年に発掘された音源。前半約20秒は歌入れのセッション風景。以降はアカペラ・ヴァージョン。aのMono Mixのイントロで何やら話している声がハッキリと聞こえる。
(収録アルバム)
『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)

When I Grow Up (To Be A Man)

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Today!』の全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ(1)

 ステレオ盤LPに収録されているもので、音を左右に微妙にずらしてステレオっぽく聞こえるように加工をしたもの。デジタル時代以降、こうした音源は排除される傾向にあるため、CD化されているかは不明。

3 : 疑似ステレオ(2)

 右=低音、左=高音に音が調整された疑似ステレオ・ミックス。音の広がりが殆ど感じられないため、モノラルor音質がこもっていると誤解する可能性あり。
(主な収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

4 : vocals

 左=演奏、右=ヴォーカルに振り分けられたステレオ・ミックス。エンジニアのトーク・バックやメンバーの会話も含まれ、フェイド・アウトせずに完奏。
(収録CD)
◉『グット・ヴァイブレーションズ・ボックス』(1993年)

5 : "Vocal Only Version"

 上記eのミックスを基に、ヴォーカルを中央に、演奏を左やや中央寄りに調整した変則的なステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『Perfect Harmony』(1997年)

6 : 2008 Stereo Mix

 2008年に初めてバランスの整ったStereo Mixが登場。
(収録CD)
◉『U.S.シングル・コレクション(1962-1965)』(2008年)

7 : 2012 Stereo Mix

 2012年に作成された新規Stereo Mix。ヴォーカルにかかるリバーブが6ではステレオだったのに対し、こちらは中央のみ。
(収録CD)
◉『トゥデイ(モノ&ステレオ)』(2012年)
◉『グレイテスト・ヒッツ デラックス・エディション〜偉大なる50年〜』(2012年)
◉『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

8 : A Capella

 2014年に発表された、ヴォーカルのみのアカペラ・ヴァージョン。
(収録アルバム)
◉『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)

Help Me,Ronda

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Today!』の全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ

 ステレオ盤LPに収録されているもので、音を左右に微妙にずらしてステレオっぽく聞こえるように加工をしたもの。デジタル時代以降、こうした音源は排除される傾向にあるため、CD化されているかは不明。

(YouTubeより)サンプルとして、「Help Me,Ronda」の疑似ステレオ版。再生環境によっては単にダブって聞こえる感じに聞こえると思います。

3 : Stereo Mix

 2012年に初めてStereo Mixが登場。演奏は中央、ヴォーカルは左右に振り分けられている。
(収録CD)
◉『トゥデイ(モノ&ステレオ)』(2012年)
 
Dance, Dance, Dance

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Today!』の全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ(1)

 ステレオ盤LPに収録されているもので、音を左右に微妙にずらしてステレオっぽく聞こえるように加工をしたもの。デジタル時代以降、こうした音源は排除される傾向にあるため、CD化されているかは不明。

3 : 疑似ステレオ(2)

 右=低音、左=高音に音が調整された疑似ステレオ・ミックス。音の広がりが殆ど感じられないため、モノラルor音質がこもっていると誤解する可能性あり。
(主な収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

4 : Tracking Session

 ヴォーカルなしのバッキング・トラック。
(収録CD)
◉『グット・ヴァイブレーションズ・ボックス』(1993年)

5 : 2001 Stereo Mix

 2001年に発表されたStereo Mix。リード・ヴォーカルが左右に振り分けられ、Monoでは目立たないピアノの音が聞こえる。
(収録CD)
◉『Hawthorne,CA』(2001年)

6 : New Stereo Mix

 2004年にベスト盤用に新たに作成された"New Stereo Mix"。鈴やリズム・ギターが中央、12弦ギターを含む他の楽器は左右に微妙にずらして振り分けられ、ヴォーカルは疑似ステレオのような処理が施されている(音が回ったように聞こえる)…って、文章にするには説明しにくい音になってますねこれ(笑)。Monoと比べるといじくられ度が高く、5と比べて太くてゴツゴツとした印象。
(収録CD)
◉『The Very Best of the Beach Boys: Sounds of Summer』(2003年)

7 : 2008 Stereo Mix

 2008年には3つ目のStereo Mixが登場。ベースやドラム、12弦ギターは左、ヴォーカルは中央(というか疑似ステレオ風な処理)、鈴とギターが左。カスタネットは左右に微妙にずらして聞こえる。
(収録CD)
◉『U.S.シングル・コレクション(1962-1965)』(2008年)
◉『トゥデイ(モノ&ステレオ)』(2012年)
◉『グレイテスト・ヒッツ デラックス・エディション〜偉大なる50年〜』(2012年)
◉『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

8 : Session Highlights and Instrumental Mix

 2014年に登場した音源。前半がバッキング・トラックの別テイク。冒頭でグレン・キャンベルらしき人物の話し声が聞こえる。後半がOKテイクのバッキング・トラック。過去に『グット・ヴァイブレーションズ・ボックス』(1993年)や『Hawthorne,CA』(2001年)にも同種のものが収録されていましたが、今回はさらにまた別のミックス(またややこしくなった)。演奏はブライアン(ベース)、カール(12弦ギター)、デニス(ドラム)、アル(ギター)、他はセッション・ミュージシャンが参加。グレン・キャンベルがアコースティック・ギター、ハル・ブレインがカスタネットやパーカッション等を演奏。
(収録アルバム)
◉『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)

9 : A Capella

 こちらも2014年に登場した音源で、ヴォーカルのみのアカペラ・ヴァージョン。
(収録アルバム)
◉『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)

10 : Alternate Take

 1990年に発掘された初期段階の別テイク(1964年9月22日録音)。コーラスのパターンや歌詞の一部が異なる。
(収録CD)
◉『Today! & Summer Days (and Summer Nights!!)』(1990年/2001年)
◉『トゥデイ』(2001年日本盤CD)

11 : Alternate Version/New Stereo Mix

 10の初期別テイクの"New Stereo Mix"。新たにカウントが挿入され、ヴォーカルは何故かダブル・トラックからシングル・トラックに変更。また、リリース版とピッチを同じにしたようで、半音上げられています。
(収録アルバム)
◉『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)

Please Let Me Wonder

1 : Original Mono Mix

 都合上念のため記載しますが、2012年まで一般的に流通していたオリジナルのモノラル・ミックス。後々登場するStereo Mixとの違いが判りやすい部分は間奏のオルガン。弾き始めの時点では音量が小さめで、そこから徐々にヴォリュームが上げられていきます(恐らくムードを高めるために意図的にしたのではないでしょうか)。ところがこれ以外のミックスでは、音量は一定のままになっています。

2 : 疑似ステレオ(1)

 ステレオ盤LPに収録されているもので、音を左右に微妙にずらしてステレオっぽく聞こえるように加工をしたもの。デジタル時代以降、こうした音源は排除される傾向にあるため、CD化されているかは不明。

3 : 疑似ステレオ(2)

 右=高音/左=低音に音が調整された疑似ステレオ・ミックス。音の広がりが殆ど感じられないため、モノラルor音質がこもっていると誤解する可能性あり。
(主な収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

4 : new stereo remix

 2007年発表の編集盤で初めてStereo Mixが登場。Mono Mixよりピッチ(テープ・スピード)が遅くなっており、間奏のオルガン・ソロは右、バック・コーラスが左右に振り分けられている。フェイド・アウトはMonoより若干早め。
(収録CD)
◉『The Warmth Of The Sun』(2007年)
◉『U.S.シングル・コレクション(1962-1965)』(2008年)

5 : 2009 Stereo Mix

 編集盤『Summer Love Songs』(2009年)にノー・クレジットで収録された2つ目のStereo Mix。こちらも1のMono Mixと比べてピッチが遅め。殆どの演奏が左やや中央寄りになり、間奏のオルガン・ソロは右やや中央寄りに移動。バック・コーラスは4と比べて左右の広がり感はなく、疑似ステレオのように音が回っているような処理が施されています。
(収録CD)
◉『Summer Love Songs』(2009年)
◉『トゥデイ(モノ&ステレオ)』(2012年)
◉『グレイテスト・ヒッツ デラックス・エディション〜偉大なる50年〜』(2012年)
◉『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

6 : 2012 Mono Mix

 これもノー・クレジットですが…2012年7月発売のリマスター盤では、Mono Mixでもピッチ補正が行われ、従来のMono Mixよりも半音低くなっています。

 さらに、Monoにもかかわらず右側の音量がやや下がっていたり、間奏のオルガンのソロやバック・ヴォーカルが鮮明になっていたり…ん?なんか変だなこれ…。このMono Mix自体が新たに作成されていますね…。カールが「I Love You」と言った後の部分、そもそもタンバリンにこんな深いエコーがかかってましたっけ?…と、真相はさておき、なんとなく気になったのでとりあえず書いておきます。
(収録CD)
◉『トゥデイ(モノ&ステレオ)』(2012年)

I'm So Young

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Today!』の全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ(1)

 ステレオ盤LPに収録されているもので、音を左右に微妙にずらしてステレオっぽく聞こえるように加工をしたもの。デジタル時代以降、こうした音源は排除される傾向にあるため、CD化されているかは不明。

3 : 疑似ステレオ(2)

 右=低音、左=高音に音が調整された疑似ステレオ・ミックス。音の広がりが殆ど感じられないため、モノラルor音質がこもっていると思われる可能性あり。
(主な収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

4 : New Stereo Mix (=2009 Stereo Mix)

 2009年発売の編集盤で初めてStereo Mixが登場。ヴォーカルは中央、殆どの演奏は右、ギターが左。
(収録CD)
◉『Summer Love Songs』(2009年)
◉『トゥデイ(モノ&ステレオ)』(2012年)

5 : Alternate Take (Stereo)

 1990年に米CapitolがアルバムのCD化の際、ボーナス・トラックとして収録された初期段階の別テイク(1964年9月9日録音)。フルートが入っているのが大きな特徴。
(収録CD)
◉『Today! & Summer Days (and Summer Nights!!)』(1990年/2001年)
◉『トゥデイ』(2001年)

6 : Alternate Take (Mono)

 上記5のMono Mix。このミックスが録音当時からあったものなのか、最近になって作られたものかは不明。
(収録CD)
◉『U.S.シングル・コレクション(1962-1965)』(2008年)

7 : Alternate Version Session Highlight and New Stereo Mix

 5の初期別テイクの拡大版。前半に打ち合わせとバッキング・トラックのアウトテイク、後半は新たに作成された"New Stereo Mix"(ややこしい)。ちなみにブライアン(ピアノ)、カール(ギター)、アル(ベース)以外の演奏パートはセッション・ミュージシャンによるもの。
(収録アルバム)
◉『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)

Kiss Me, Baby

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Today!』の全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ(1)

 ステレオ盤LPに収録されているもので、音を左右に微妙にずらしてステレオっぽく聞こえるように加工をしたもの。デジタル時代以降、こうした音源は排除される傾向にあるため、CD化されているかは不明。

3 : 疑似ステレオ(2)

 右=高音/左=低音に音が調整された疑似ステレオ・ミックス。音の広がりが殆ど感じられないため、モノラルor音質がこもっていると誤解する可能性あり。
(主な収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

4 : 1998 Stereo Mix

 1998年製作のビデオ『Endless Harmony』のサントラ盤として出されたCDで初のステレオ化が実現。アコースティック・ギターが左、管楽器が中央やや左、ドラムとパーカッションが中央やや右、ピアノが右。2種類のヴォーカルは左右に振り分けられている。
(収録CD)
◉『Endless Harmony』(1998年)

5 : 2000 Stereo Mix

 2000年に『Endless Harmony』のCDがジャケット・デザインを一新して再発売された際、この曲を含む6曲がMark Linett氏によってRemixされています。ピアノが左、管楽器は右、ドラム、ベース、パーカッションは中央に配置。アコースティック・ギターは左のまま。2種類のヴォーカルのうちの一つは、疑似ステレオ風に音に広がりを与えるエフェクト(?)がかけられている。
(収録CD)
◉『Endless Harmony』(2000年アメリカ再発盤CD)
◉『The Warmth Of The Sun』(2007年)
◉『U.S.シングル・コレクション(1962-1965)』(2008年)
◉『Summer Love Songs』(2009年)
◉『トゥデイ(モノ&ステレオ)』(2012年)
◉『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

6 : a cappela mix

 ヴォーカルのみのアカペラ・ヴァージョン。
(収録CD)
◉『Hawthorne,CA』(2001年)

7 : 5.1 Surround Mix

 ビデオ『Endless Harmony』がDVD化された際にボーナス・トラックとして収録された5.1チャンネルのサラウンド・ミックス。個人的に再生設備が整っていないため音源は未確認。

She Knows Me Too Well

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Today!』の全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ(1)

 ステレオ盤LPに収録されているもので、音を左右に微妙にずらしてステレオっぽく聞こえるように加工をしたもの。デジタル時代以降、こうした音源は排除される傾向にあるため、CD化されているかは不明。

3 : 疑似ステレオ(2)

 右=低音、左=高音に音が調整された疑似ステレオ・ミックス。音の広がりが殆ど感じられないため、モノラルor音質がこもっていると誤解する可能性あり。
(主な収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)

4 : 2008 Stereo Mix

 2008年発表のボックス・セットでステレオ・ミックス初登場。Mono Mixとの違いは以下の通り。
🔵Mono Mixよりもピッチがやや遅め。
🔵リード・ヴォーカルと演奏は中央、2種類のコーラスは左右に振り分けられている。
🔵Mono Mixではダブル・トラックだったリード・ヴォーカルは片方のみしか入っていない。
🔵イントロでブライアンによる「Ha〜っ♪」というファルセットのコーラスが入っていない。
🔵Mono Mix作成の際にギター(ジャラ〜んと時折聞こえる)のオーヴァー・ダビング作業が行われたようで、Stereo Mixには含まれていない。
(収録CD)
◉『U.S.シングル・コレクション(1962-1965)』(2008年)

5 : 2012 Stereo Mix

 2012年には2つ目のステレオ・ミックスが登場。こちらもMono Mixよりもピッチがやや遅め。4のStereo Mixと同じに思えますが、リード・ヴォーカルはダブル・トラックに変更されています。
(収録CD)
◉『トゥデイ(モノ&ステレオ)』(2012年)

6 : Vocal Session Highlight and Track with Backing Vocals

 2014年に登場した音源で、バッキング・トラックとコーラスのみのヴァージョン。間奏のギター・ソロは無し。
(収録アルバム)
◉『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)

7 : A Capella

 2014年に登場した、ヴォーカル・パートのみのアカペラ・ヴァージョン。リード・ヴォーカル(シングル・トラック)は中央、コーラスは左右に振り分けられています。
(収録アルバム)
◉『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)

In The Back Of My Mind

1 : Mono Mix

 一般的に流通しているオリジナルのモノラル・ミックス。アルバム『Today!』の全CDに収録。

2 : 疑似ステレオ

 ステレオ盤LPに収録されているもので、音を左右に微妙にずらしてステレオっぽく聞こえるように加工をしたもの。デジタル時代以降、こうした音源は排除される傾向にあるため、CD化されているかは不明。

3 : 2012 Stereo Mix

 2012年に初のステレオ・ミックスが登場。ただしダブル・トラックだったリード・ヴォーカルの片方が欠落しています。ヴォーカルの音量を大きめにしているようで、後半の12弦ギター→ベースの音量が抑え気味で不鮮明なのが惜しい(これは個人的な好みとして)。また、Monoではフェイド・アウトして聞き取りにくかったストリングスが最後までハッキリと聴けるのもポイント。
(収録CD)
◉『トゥデイ(モノ&ステレオ)』(2012年)
◉『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

4 : Dennis Thanks Everybody / In The Back Of My Mind

 デニス・ウィルソンのメッセージに、この曲のバッキング・トラックの一部が使用されています。約50秒程の音源。
(収録CD)
◉『Hawthorne,CA』(2001年)


(YouTubeより)" In The Back Of My Mind"のBacking Track。
[CDについて]

 本作は過去に複数CD化されていますが、ここではその中からいくつかをご紹介します。

[1:1989年日本盤]
(ジャケットありませんスミマセン)
『トゥデイ』((日本盤)東芝EMI CP21-6008)

◎1989年に東芝EMIの廉価版CDシリーズ"PASTMASTERS"の一環として発売。この時が世界初CD化でした。このシリーズは帯が黒地なのが特徴。解説・歌詞付き(対訳はなし)。なおアメリカでのリマスター以前に発売されたものなので、ボーナス・トラックは未収録。

[2:2 in 1 CD]
(1990年盤)

『Today! & Summer Days (and Summer Nights!!)』 (1990年盤=Capitol CDP 7 93694 2)
(2001年盤)

『Today! & Summer Days (and Summer Nights!!)』 (2001年盤=Capitol 31639)

Track 1〜12・・・『Today!』(Mono)
Track 13〜24・・・『Summer Days (& Summer Nights!!)』(Mono)
(Bonus Tracks)
25. The Little Girl I Once Knew
26. Dance,Dance,Dance (Alternate Take)
27. I'm So Young (Alternate Take)
28. Let Him Run Wild (Alternate Take)
29. Graduation Day (Studio Version)

◎1990年に『Summer Days (& Summer Nights!!)』とのカップリング(2 in 1形式)で発売されたCDで、その後2001年に再度リマスターされて再発売。ちなみに両者でマスタリングが異なり、1990年盤はノイズ除去が強くかけられた印象。ブックレットには英文ライナーと写真を掲載。2001年盤は1990年盤からの複写のため、写真や色付き文字がややぼやけ気味なのが特徴。

(1990年盤と2001年盤の主な見分け方)

🔵1990年盤はCD番号が"CDP"で始まる。2001年盤は数字のみ。
🔵1990年UK盤CDはデザインがやや異なり、ジャケット上部に"TWO GREAT ALBUMS ON ONE CD"の表記がある。
🔵1990年日本盤はジャケットのデザインが異なる。
🔵1990年盤をお探しの方は『ビーチ・ボーイズ・ヒストリー・ボックス VOL.2』(TOCP-7764〜66)で揃えるという手もあります。
🔵2001年盤はCDのトレーに挟まっている、砂浜の写真が載っている曲目表に小さくアルバム・ジャケットが掲載されている。

(Bonus Tracks)
25. The Little Girl I Once Knew

 1965年11月にシングルで発表された曲で、オリジナル・アルバムには未収録。「California Girls」から『Pet Sounds』へと進化する過程を捉えたサウンドが聴きどころ。ちなみにこの曲はMono Mixのみ発表され、Stereo Mixは無し(2016年現在。もしYouTubeでStereo版を見かけた場合、ファンの方が未発表バッキング・トラックと組み合わせて作成したものと思っていいかと)。

26. Dance,Dance,Dance (Alternate Take)
27. I'm So Young (Alternate Take)

(上記"別ヴァージョン/別テイク"を参照)

28. Let Him Run Wild (Alternate Take)

『Summer Days (& Summer Nights!!)』の項目を参照。

29. Graduation Day (Studio Version)

 1990年まで未発表だった音源。ビーチ・ボーイズのルーツ・ミュージックの一つ、The Four Freshmenが1956年に発表した曲で、ビーチ・ボーイズはライヴ盤『Beach Boys Concert』(1964年10月)で先に発表していましたが、こちらはそれより後、1965年5月に録音されお蔵入りになっていたスタジオ・ヴァージョン。エレクトリック・ギター2本をバックにヴォーカルが重ねられています。ちなみに別ミックスがボックス『Made In California』(2013年)に収録。

[3:1997年日本盤]

『トゥデイ』((日本盤)東芝EMI TOCP-3319)

◎1997年9月に発売された日本盤CD。1990年リマスター音源、ボーナス・トラックは無し。歌詞・対訳・解説書付き。

[4:1998年紙ジャケット仕様日本盤]

『トゥデイ』((日本盤)東芝EMI TOCP-50856)

◎1998年7月に発売された紙ジャケット仕様のCD。1990年リマスター音源、ボーナス・トラックはなし。歌詞(対訳はなし)・解説書付。なお2008年にも再発売されていますが、帯のデザインが変更されています。

[5:2001年日本盤]

『トゥデイ』((日本盤)東芝EMI TOCP-53168)

Track 1〜12・・・『Today!』(Mono)
(Bonus Tracks)
13. Dance, Dance, Dance (Alternate Take)
14. I'm So Young (Alternate Take)

◎2001年6月に発売された日本盤で、2001年リマスター音源を使用、ボーナス・トラック2曲収録。デヴィッド・リーフ氏による英文ライナーの対訳、日本語解説書、歌詞・対訳付。ちなみにこのCDはその後、帯のデザインや価格を替え、何度か期間限定で再発売されています。

[6:2016年SHM-CD日本盤]

『トゥデイ+3』((日本盤)ユニバーサル・ミュージック UICY-25593)

Track 1〜12・・・『Today!』(Mono)
(Bonus Tracks)
13. Dance, Dance, Dance (Alternate Take)
14. I'm So Young (Alternate Take)

◎2016年4月6日に発売予定の再発盤。2001年盤と同内容で、盤はSHM-CDになります。
(主な特徴)
🔵SHM-CD
🔵2001年リマスター音源。
🔵ボーナス・トラック2曲収録。
🔵歌詞・対訳・解説書付。

[7:2011年EU盤]

『Today! / Summer Days ( & Summer Nights!!)』 ((EU)EMI 50999 0988552 3)

◎2011年にヨーロッパで発売された2枚組CDで、EMIの廉価版シリーズの一環で発売されたもの。Disc 1が『Today!』、Disc 2が『Summer Days (& Summer Nights!!)』で、全曲Mono Mixで収録。ボーナス・トラックは無し。曲目表で「California Girls」が(Stereo)と誤表記があるのが難点。仕様やクレジット・ミスを気にしなければ普通に楽しめます。

[8:2012年リマスター盤]
(日本盤)

トゥデイトゥデイ
(2012/07/25)
ザ・ビーチ・ボーイズ

商品詳細を見る

(輸入盤)

TodayToday
(2012/09/25)
Beach Boys

商品詳細を見る

Track 1〜12,24・・・Mono Mix
Track13〜23・・・Stereo Mix

◎2012年7月25日に発売された、Mono & Stereo両ミックスを収録したリマスター盤。

(主な特徴)
🔵ジャケットは見開きのデジ・スリーヴ仕様。
🔵2012年リマスター音源。
🔵Mono & Stereo両ミックスを収録。
🔵13「Do You Wanna Dance?」15「Don't Hurt My Little Sister」17「Help Me,Ronda」22「In The Back Of My Mind」のStereo Mixは世界初登場。
🔵日本盤は解説・歌詞・対訳付。

(リマスタリング)
 このアルバムのCDは1989年、1990年、2001年、そして2012年…と、大まかに分けると今回が4度目のマスタリングになると思われます。

 Mono Mixは、従来盤よりも鮮明になった曲もあれば、さほど変わらぬ曲もあったりと様々。音圧や音量が2001年版よりもやや抑えられている曲もあり、これは2009年のビートルズのリマスター盤以降よくみられる傾向です。単純に、以前よりも良くなったかどうかを知りたくて読みに来られた方もいるかもしれませんが、あえてこういう回りくどい表現にしていますすみません。

 ビートルズの時にも書きましたけど、"リマスタリング"の作業は音質や音圧の調整だけには留まらず、素人からすればそんな所は気にしないっていう部分(低音の音の潰れ、高音の音割れ、ヴォーカルで"さ行"を発音する時に出る音の擦れや"バ行""パ行"を発する際の破裂音など)を取り除いている場合があるので、注意深く聴いたり、PCのソフトで波形を見比べない限り、以前とどこが変わったのか気付きにくいものもあります。

 個人的に気になったのは、7「Please Let Me Wonder (Mono Mix)」がOriginal Mono Mixよりピッチが遅いほか、ミックスのバランスが異なる点。不備を調整したとも言えるし、エンジニアの独断で行なったとも言える…「Caroline No」のように意図的にスピード・アップしたケースもあるので、この件に関しては詳細を知りたいところです。

(ステレオ盤アルバムは今回初登場)
 注目は何といっても13〜23にかけてのStereo Mix。先に触れた通り13,15,17,22が今回初登場。大元の3〜4トラック・マスターから作成され、曲によっては一部欠落したままの音もあり、Mono Mixとの違いが出ているものも。60年代の録音方法で、Mono Mix作成中に追加録音を行っているとこういう現象が起きる事があります。

 アルバム制作時のブライアンの意向を承知した上で書くと、90年代以降に発表された編集盤CDでいくつかの曲が小出しにステレオ化される度、リスナー側からアルバム全編のステレオ化を望む声も高まってきたのも事実で。それが今回のリマスター盤でようやく実現しました。トークを収録した24「Bull Session With "Big Daddy"」だけは元々モノラル録音だったようで、Monoのまま収録されています。

(日本盤解説書)
 日本盤付属の解説書は1997年版CDの加筆・再構成をしたもの。2001年版に付いていた英文ライナーの対訳はカットされた代わりに、結成から現在までのグループの軌跡が6ページにわたって掲載されています。

(ジャケット)
🔵紙製のデジ・スリーブ仕様で、横の幅はプラ・ケース同様14cmの長方形。LPのデザインをミニチュア化した、通称"紙ジャケ"とは別物。
🔵見開きの内側の左側にはオリジナルLPの裏ジャケット、右側には1990年及び2001年リマスター盤にも使用された写真が転載。
🔵以前のリマスター盤のような詳細なデータ満載のライナーは省かれ、LP時代のように文字情報は最小限に留められています。

[9:2014年紙ジャケット仕様日本盤]
(SHM-CD)

トゥデイ!(紙ジャケット仕様)トゥデイ!(紙ジャケット仕様)
(2014/12/03)
ビーチ・ボーイズ

商品詳細を見る

(プラチナSHM-CD)

トゥデイ!(紙ジャケット仕様)トゥデイ!(紙ジャケット仕様)
(2014/12/03)
ビーチ・ボーイズ

商品詳細を見る

(SACD)

トゥデイ!(紙ジャケット仕様)トゥデイ!(紙ジャケット仕様)
(2014/12/03)
ビーチ・ボーイズ

商品詳細を見る


◎2014年12月にユニバーサルから紙ジャケットがリリースされています。SHM-CD、プラチナSHM-CD、SACD版の3種類があり、音源はオリジナル・モノラル・マスターからの新規リマスタリング(なので「Please Let Me Wonder」はオリジナル・ミックスに戻っていると思います)。その他の詳細は不明。
[配信版]

iTunes Store配信版

● Mono & Stereo両mix収録。
● ボーナス・トラック : なし

Amazon MP3版

● Mono & Stereo両mix収録。
● ボーナス・トラック : なし

moraハイレゾ版 (2015年7月10日発売)

● Mono & Stereo両mix収録(※別売りあり)。
● ボーナス・トラック : なし
My Favorite Albumsのコーナー(目次)へ戻る。

(作成:2000年6月27日/更新:2004年8月14日,2012年3月19日,4月19日,6月28日,7月28日,8月9日,10月7,10日,2013年9月19日,2015年1月12日,7月18日,2016年2月11日,3月5日)
関連記事
[ 2012/04/19 20:00 ] The Beach Boys関連 | TB(0) | CM(2)

>kamiさん
はじめましてこんにちは。どうぞよろしくおねがいします。
そういっていただけるととても嬉しいです。どうもありがとうございます。
[ 2013/09/07 16:41 ] [ 編集 ]

はじめまして ビーチボーイズのファンの者です!ファン歴38年ですがあ

ブログ拝見させてもらいました。

すごく詳細に記載されていて大変参考になりました。

詳しいライナーノーツありがとーございます。
[ 2013/09/06 23:05 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://benice.blog.fc2.com/tb.php/75-24093b73