The Beach Boys : Live In London


ビーチ・ボーイズ’69(ライヴ・イン・ロンドン)ビーチ・ボーイズ’69(ライヴ・イン・ロンドン)
(2001/06/27)
ザ・ビーチ・ボーイズ

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1. Darlin'
2. Wouldn't It Be Nice
3. Sloop John B.
4. California Girls
5. Do It Again
6. Wake The World
7. Aren't You Glad
8. Bluebirds Over The Mountain
9. Their Hearts Were Full Of Spring
10. Good Vibrations
11. God Only Knows
12. Barbara Ann
(2001年日本盤ボーナス・トラック)
13.Heroes And Villains (Live 1967)
[活気溢れるライヴ盤]

 1970年5月にイギリスでまず発売され、その後日本やヨーロッパ各国でも発売されたライヴ・アルバム(アメリカでは1976年になって発売)。上記ジャケットには"`69"となっていますが、実際は1968年8月と12月にイギリスでのライヴを収録したもの。録音が1968年でタイトルが1969年で初盤発売が1970年というややこしさ…(笑)。また、日本盤を含め、アナログ盤は発売国によってジャケット・デザインが異なります。

 ブライアンがライヴ活動から離脱後、代わりにブルース・ジョンストンが加入した1965年以降からレコード(スタジオ録音)は複雑化や内向的になっていくのに対し、ステージ上でそれらの曲を演奏しなければならなかったビーチ・ボーイズは、1968年頃から基本バンド編成の他にホーン・セクションの導入や、サポート・ミュージシャンとしてMike KowalskiやEd Carter*を迎えてサウンドを補強。スタジオ・テイクとはまた違った魅力と活気溢れるプレイを展開。ヨーロッパ圏での成功と地道なライヴ活動が実を結び、低迷していたアメリカでの人気も70年代以降徐々に回復。ライヴ・バンドとしての人気を末永く得る事になります。

 このライヴ盤では『Concert』(1964年)以降に発表された曲、主に『Pet Sounds』から『20/20』までの曲をピック・アップ。1曲目の「Darlin'」から活力溢れるプレイが聞け、以降も随所でデニスがさらに勢いを煽る。

 5「Do It Again」は丁度この時イギリスでナンバー・ワン・ヒットに。アルバムでは地味な扱いを受ける6「Wake The World」や7「Aren't You Glad」、彼らのルーツの一つだったフォー・フレッシュメンの9「心には春がいっぱい」といった曲まで含まれているのが今となってはレア。

 8「Bluebirds Over The Mountain」ではヴァイオリン奏者も加わり、サポート・メンバーのEd Carterがギター・ソロを弾いている・・・といろいろと書きましたけど、ライヴ・バンドとしての健在振りを証明した、最後の一瞬まで楽しく聴けるライヴ盤。

(*Mike Kowalskiはドラムやパーカッション、Ed Carter はベースとギターで1968年から近年までビーチ・ボーイズのサポート・メンバーとして参加。ちなみにこの2人は1970年、イギリスのフォーク・シンガー、ニック・ドレイクのセカンド・アルバム『Bryter Layter』に参加しています。)

[リマスター盤CDボーナス・トラック]

 なお、1990年以降に発売されたリマスター盤CDにはボーナス・トラックとして未発表音源が収録され(ややこしい事に入っていないものもある)、2001年以降の日本盤CDには「英雄と悪漢」を収録。この音源は1967年8月25日ハワイ・ホノルルでの演奏で、お蔵入りとなったライヴ盤『Lei'd In Hawaii』に収録される予定だったもの。ツアー離脱後&『SMiLE』中止直後に久々に公の場に姿を現したブライアンが、アルと共にリード・ヴォーカルを取っています。
[CDについて]
 60年代のオリジナル・アルバムは過去に数回CD化されていますが、ここではその中からいくつかをご紹介します(今後も再発盤が出る可能性もありそうですが、現時点では不明)。

◎『'69ライブ・イン・ロンドン』((日)東芝EMI CP21-6016/1989年)

 1989年に東芝EMIの廉価版CDシリーズ"PASTMASTERS"の一環として発売。この時が世界初CD化でした。解説・歌詞付き(対訳はなし)。なおアメリカでのリマスター以前に発売されたものなので、ボーナス・トラックは未収録。
◎『Concert / Live In London』 ((米)Capitol 72435-31516-2-1/1990年・2001年)

Beach Boys Concert / Live LondonBeach Boys Concert / Live London
(2001/03/27)
The Beach Boys

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 1990年に『Concert』との2 in 1で発売されたCDを、2001年に再度リマスターした再発盤。音質は向上していますが、ブックレットは1990年版を複製したものでややぼやけ気味なのが特徴。ボーナス・トラックとして1964年のライヴから「Don't Worry Baby」と、1967年8月25日ハワイ・ホノルルでのライヴ録音から「英雄と悪漢」を収録。

 なお、この2 in 1シリーズのCDの「Johnny B. Goode」は1990年版と2001年版とではミックスが異なり、1990年版はヴォーカルが小さめで疑似ステレオ(左右の音が微妙にずれている)、2001年版ではStereo Mix(右=演奏、左=ヴォーカル)で収録。
◎『ビーチ・ボーイズ'69』 ((日)EMI Music Japan TOCP-50855/1998年)

 1998年7月に発売された紙ジャケット仕様のCD。1990年リマスター音源を使用。ボーナス・トラックはなし。歌詞(対訳はなし)・解説書付。
◎『ビーチ・ボーイズ'69』((日)EMI Music Japan TOCP-53176/2001年)

ビーチ・ボーイズ’69(ライヴ・イン・ロンドン)ビーチ・ボーイズ’69(ライヴ・イン・ロンドン)
(2001/06/27)
ザ・ビーチ・ボーイズ

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 2001年6月16日に発売された日本盤。2001年リマスター音源を使用。英文ライナーの対訳、日本語解説書、歌詞・対訳付。日本盤はアメリカ盤のように2 in 1仕様ではないのでご注意ください。ちなみにこのCDはその後、帯のデザインや価格を替え、何度か期間限定販売されています。
[配信版]

🔵 iTunes Music Store配信版

🔵 Amazon MP3版

🔵 moraハイレゾ版 (2015年8月21日発売)
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(作成:2001年/更新:2012年4月19日,2015年10月16日)
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