The Beach Boys : Surfer Girl (1963)


サーファー・ガールサーファー・ガール
(2001/06/16)
ザ・ビーチ・ボーイズ

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1. Surfer Girl
2. Catch A Wave
3. The Surfer Moon
4. South Bay Surfer
5. The Rocking Surfer
6. Little Deuce Coupe

7. In My Room
8. Hawaii
9. Surfer's Rule
10. Our Car Club
11. Your Summer Dream
12. Boogie Woodie

[ブライアン・ウィルソンが初めて本格的にプロデュースを手掛けた初期傑作アルバム]

 1963年9月に発表されたサード・アルバムで、全米第7位を記録。そしてここでさらに新たな変化が。前2作ではレコード会社指名のプロデューサーの元で製作が行われていましたが、本作からブライアン・ウィルソンが本格的なプロデュースに乗り出します。

 レコーディング・エンジニア担当のチャック・ブリッツからの助言や、Jan & Deanとのコラボレーション(ブライアンが作曲とコーラスで参加した「Surf City」は全米ナンバー・ワン・ヒットに。ジャン・ベリーは既にセルフ・プロデュースを行っていた)、この頃ポップス界に新たなサウンドを持ち込んだフィル・スペクターの存在も大きな刺激となったのでしょう。ブライアンは作曲、アレンジ、セッション・ミュージシャンの起用・・・と才能を大いに発揮。ブライアンが描いていた音楽を作り出す体制がほぼ整い、以降約3年間にわたりビーチ・ボーイズの全盛期と快進撃が続く事になります。
[収録曲]

 収録曲の殆どがブライアンによる作曲で、カヴァーが(クレジット上は)2曲。作詞はマイク・ラヴのほか、ロジャー・クリスチャン(ラジオDJ)、ゲイリー・アッシャー(ミュージシャン、プロデューサー)、ボブ・ノーバーグ(ブライアンの元学友)等が協力しているため、曲によっては幻想的だったり、「その手の話題」にやたら詳しかったり、時に海から離れて個人的な事が歌われていたりと、詞の世界も幅が広がっていたりする。

 1「Surfer Girl」(全米第7位)はブライアンが初めて書いた曲といわれるファンタジックなバラードの名曲。2「Catch A Wave」は爽快なコーラスやハープまで様々な展開を見せる明るいナンバー。マイクの書いた歌詞はタイトルの通りサーフィンにちなんだものですけど、気のせいか、どこかビーチ・ボーイズ自身にも重なる言葉が度々出てきたり。

 洗練されたバラード3「The Surfer Moon」では初めてストリングスを導入。ヴォーカルはブライアンの一人多重録音。ドラムをダブル・トラックで録音した4「South Bay Surfer」は「Swanee River」という曲をベースにブライアン、デニス、アルが新たな歌詞を付けたもの(※2012年リマスター盤では作者クレジットからアル・ジャーディンの名前が消え、ブライアンとデニスの共作とされている)。ブライアンとマイクの共作9「Surfer's Rule」ではデニスがリード・ヴォーカル。サーファーのルールはどうこう…と延々と歌われているだけかと思っていたら、エンディングで当時の人気グループ、フォー・シーズンズを名指しで挑発(ブライアンが彼らのヒット曲「Walk Like A Man」のファルセットをそのまま歌っている)。これも名曲の一つ8「Hawaii」はタイトルの通りご当地ソング。日本で独自にシングル・カット。

 ビーチ・ボーイズのもう一つの路線、カー・ソング6「いかしたクーペ」はシングルのB面ながら全米第15位のヒットとなり、直後に次回作のアルバム・タイトル曲に。10「Our Car Club」はどことなくエヴァリー・ブラザーズ版「Lucille」のリフをもじったようなギターとサックスが印象的(1990年盤のライナーではHerbie Hancockの「Watermelon Man」が引き合いに出されていた)。他の曲と比べてドラムの手数も多め。

 サーフィンや車をテーマにした外向的な歌詞が多い中、それとは対極の内省的な世界観が異彩を放つバラード7「In My Room」(全米第23位)はブライアンとゲイリー・アッシャーの共作。前作の「Lonel Sea」から始まったこの内向的な面は後々「The Warmth Of The Sun」や『Today!』のB面でさらに広がりを見せ、『Pet Sounds』→「Surf's Up」→「'Til I Die」へとより深みを帯びていきます。

 アルバムのラストに収録された12「Boogie Woodie」はブライアンが得意としていたブギウギ・スタイルのインストゥルメンタル・ナンバー。ピアノとオルガンが交互に入れ代わって終わってしまう単純な曲ですが、元々はクラシックの 「The Flight Of The Bumble Bee(熊蜂の飛行)」という曲を改作したもの。この曲が後々ジャズやブギー等、様々なスタイルで演奏されるようになり、そのロック版がThe VenturesやThe Roostersの演奏で知られる「Bumble Be Twist」でした・・・と、一見なんてことはない曲でも場合によってはこんな感じに余計に長くなってしまう…(笑)
[おまけ : 別ヴァージョン/別ミックス]

 ここからはアルバム収録曲のヴァージョン/ミックス違いを、個人的に把握している範囲内でご紹介します。大量に違いがある曲もあるため、最近聴き始めた方は「なんか少し違うのがあるらしい」程度に留めておく方が無難かと思います。

Surfer Girl

 アルバムの中で最もミックス違いが多い曲。書くのも読むのも面倒ですが一つずつ取り上げたいと思います。

1 : Mono Mix

 1963年当時に発表された、オリジナルのMono Mix。ちなみに編集盤『Perfect Harmony』には"Version 2"との表記がありますが、このMono Mixと同一。
(収録CD)
◉『Made In U.S.A.』(1986年)
◉『シングル・コレクション』(1993年)
◉『グット・ヴァイブレーションズ・ボックス』(1993年)
◉『Perfect Harmony』(1997年)
◉『U.S.シングル・コレクション(1962-1965)』(2008年)
◉『サーファー・ガール(モノ&ステレオ)』(2012年)他いろいろ。

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているオリジナルのStereo Mix。歌が左右で、演奏が中央。大半のアルバムにはこのミックスが収録されているため、収録CDの記載はきりがないので省略します。

3 : Binaural Mix

 右=演奏、左=ヴォーカルに振り分けられた別ミックス。
(収録CD)
『Endless Harmony』(1998年)

4 : vocals

 2000年にアメリカで『Endless Harmony』のCDがジャケット・デザインを一新して再発売された際、演奏を小さくし(イントロの一部がカットされている)、ヴォーカルを前面に出した"vocals"と称したミックスに差し替えられています。
(収録CD)
『Endless Harmony』(アメリカCapitol 72435-24002-2-5/2000年)

5 : Backing Track

 アルバム『Stack-O-Tracks』(1968年)に収録されたヴォーカルなし、演奏のみのバッキング・トラック。
(収録CD)
『Party! / Stack-O-Tracks』(Capitol 72435-31641-2-6/2001年)
『スタック・オー・トラックス』(EMI Music Japan TOCP-53174/2001年)

6 : (Take 1)
7 : (Take 2)
8 : (Master)

 これらはCapitol契約以前の1962年2月に録音された、通称"モーガン・テープス"と呼ばれるもので、これがこの曲の初期テイクとなります。ヴォーカルにかかるエコーがきつめなのとブラシでリズムを取っているのが特徴で、f、gは失敗テイク、hがマスターとなったもの。f,gは1991年、hは1970年が初出と思われます。

 ちなみにマスター・テイクとなったhは後々LP/CD共に乱造された音源のため、フェイド・アウトの長さが微妙に異なるものがあったり、疑似ステレオ化されたもの等が存在するほか、配信ものの中にはビーチ・ボーイズとは全く関係のない、打ち込みによるドラムとピアノ、シンセサイザーがオーヴァー・ダビングされたものが出回っていますのでご注意ください。ここでは1991年にオリジナル・マスターを使用したCDを下に記載したいと思います。
(主な収録CD)
◉『Lost & Found 1961-1962』(アメリカDCC DZS-054)
◉『アーリィ・イヤーズ』(ポリスター PSCW-1054/上記CDの日本盤)
『スタジオ・セッションズ61〜62』

Catch A Wave

1 : Mono Mix

 Stereo Mixよりもフェイド・アウトが約10秒程長い。
(収録CD)
◉『グット・ヴァイブレーションズ・ボックス』(1993年)
◉『サーファー・ガール(モノ&ステレオ)』(2012年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。演奏は中央、2種類のヴォーカルは左右に振り分けられています。

3 : Backing Track

 1968年に発表された、ヴォーカルなし、演奏のみのバッキング・トラック。曲の構造のためか、イントロのドラムがカットされている。
(収録CD)
◉『Party! / Stack-O-Tracks』(Capitol 72435-31641-2-6/2001年)
◉『スタック・オー・トラックス』((日本盤)EMI Music Japan TOCP-53174/2001年)

The Surfer Moon

1 : Mono Mix

 Stereo Mixよりもフェイド・アウトが約3秒程長い。
(収録CD)
◉『グット・ヴァイブレーションズ・ボックス』(1993年)
◉『サーファー・ガール(モノ&ステレオ)』(2012年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。ヴォーカルは中央、演奏は右=高音、左=低音に音質調整されています。

South Bay Surfer

1 : Mono Mix

 Stereo Mixよりもフェイド・アウトが約5秒程長い。
(収録CD)
◉『サーファー・ガール(モノ&ステレオ)』(2012年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。ヴォーカルは中央、演奏は左右に振り分けられています。

The Rocking Surfer

1 : Mono Mix

 Stereo Mixよりもフェイド・アウトが微妙に短い。
(収録CD)
◉『サーファー・ガール(モノ&ステレオ)』(2012年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。右=ドラム/オルガン、左=ギター/ベースに配置。

Little Deuce Coupe

1 : Mono Mix (=Single Version)

 シングル盤としても発表されたこの曲のMono Mixはフェイド・アウトがステレオ・ミックスより約7秒長い。
(収録CD)
◉『シングル・コレクション』(1993年)
◉『グット・ヴァイブレーションズ・ボックス』(1993年)
◉『U.S.シングル・コレクション(1962-1965)』(2008年)
◉『サーファー・ガール (モノ&ステレオ)』(2012年)

2 : Mono Mix(2)

 2つ目のMono MixはStereo Mixとほぼ同じ長さのため、単にStereoをMonoに落としただけと思われます。
(収録CD)
◉『リトル・デュース・クーペ (モノ&ステレオ)』(2012年)

3 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。演奏は中央、2種類のヴォーカルは左右に振り分けられています。フェイド・アウトがMonoよりやや短い。

4 : Demo

 1963年に録音されたホーム・デモ。ピアノ、ベース加え、ブライアンの友人Bob Norbergがギターを演奏。
(収録CD)
『ホーソーン、カリフォルニア-伝説が生まれた場所(レア・トラックス)』(2001年)

In My Room

1 : Mono Mix

 モノラル・ミックス。ステレオとの大きな違いはなし。
(収録CD)
◉『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』(1993年)
◉『シングル・コレクション』(1993年)
◉『U.S.シングル・コレクション(1962-1965)』(2008年)
◉『サーファー・ガール (モノ&ステレオ)』(2012年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。演奏は中央、2種類のヴォーカルは左右に振り分けられています。

3 : Backing Track

 1968年に発表された、ヴォーカルなし&演奏のみのバッキング・トラック。
(収録CD)
◉『Party! / Stack-O-Tracks』(Capitol 72435-31641-2-6/2001年)
◉『スタック・オー・トラックス』(EMI Music Japan TOCP-53174/2001年)

4 : Demo

 1963年に録音された初期段階のDemo音源。イントロをはじめ、細かい所でリリース版との違いあり。
(収録CD)
◉『グッド・ヴァイブレーションズ・ボックス』(1993年)
◉『Perfect Harmony』(1997年)

5 : German Version (Mono)

 1983年発表の編集盤『Rarities』で発掘されたドイツ語ヴァージョン。演奏はオリジナルと同一のものを使用し、ヴォーカル・トラックは1964年3月3日に録音。しかし当時は未発表に終わっています。
(収録CD)
◉『レアリティーズ&ビーチ・ボーイズ・メドレー』(TOCP-3329/1997年)

6 : German Version (1990 Stereo Mix)

 1990年にアメリカCapitolがオリジナル・アルバムをCD化した際、ボーナス・トラックとして収録。5とは異なり、Stereo Mixになっています。
(収録CD)
◉『Surfer Girl & Shut Down Volume 2』(アメリカCapitol CDP 7 93692 2/1990年)

7 : German Version (2001 Stereo Mix)

 6と同じくStereo Mixですが、2001年のリマスターの際にRemixされ、さらにイントロでブライアンによるカウントが付け加えられています。
(収録CD)
◉『Surfer Girl / Shut Down Vol.2』 ((アメリカ盤)Capitol 72435-31515-2-2/2001年)
◉『サーファー・ガール』((日本盤)EMI Music Japan TOCP-53163/2001年)

8 : German Version(Hidden Track)

 2001年リマスター盤のボーナス・トラックに収録の「I Do」が終わった後、「In My Room」のドイツ語ヴァージョンのエンディング付近がアカペラで"隠しトラック"として収録されています。
(収録CD)
◉『Surfer Girl / Shut Down Vol.2』 (Capitol 72435-31515-2-2/2001年)
◉『サーファー・ガール』((日本盤)EMI Music Japan TOCP-53163/2001年)

Hawaii

1 : Mono Mix

Stereoよりもフェイド・アウトが微妙に長い。
(収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス〜カリフォルニアより愛をこめて〜』(1990年)
◉『シングル・コレクション』(1993年)
◉『サーファー・ガール (モノ&ステレオ)』(2012年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。演奏は中央、2種類のヴォーカルは左右に振り分けられています。

Surfer's Rule

1 : Mono Mix

モノラル・ミックス。
(収録CD)
◉『サーファー・ガール (モノ&ステレオ)』(2012年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。演奏は中央、2種類のヴォーカルは左右に振り分けられています。

3 : With Session Intro

 冒頭にリハーサル風景やトーク・バック等が約40秒程付け加えられています。その部分のみモノラルで、以降はステレオ・ミックス。
(収録CD)
◉『Made In California(カリフォルニアの夢)』(2013年)

Our Car Club

1 : Mono Mix

 オリジナルのMono Mix。Stereoよりもフェイド・アウトが早めに始るため、曲の長さが6秒程短い。
◉『サーファー・ガール (モノ&ステレオ)』(2012年)
◉『リトル・デュース・クーペ (モノ&ステレオ)』(2012年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。演奏は中央、2種類のヴォーカルは左右に振り分けられています。

3 : Backing Track

 1968年に発表されたバッキング・トラック。
(収録CD)
◉『Party! / Stack-O-Tracks』(Capitol 72435-31641-2-6/2001年)
◉『スタック・オー・トラックス』(EMI Music Japan TOCP-53174/2001年)

Your Summer Dream

1 : Mono Mix

 Stereoよりもフェイド・アウトが約6秒程長い。
(収録CD)
◉『サーファー・ガール (モノ&ステレオ)』(2012年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。演奏は中央、2種類のヴォーカルは左右に振り分けられています。

Boogie Woodie

1 : Mono Mix

 Stereo Mixよりもテープ・スピードがやや遅めで、フェイド・アウトはMonoの方が早く終わる。
(収録CD)
◉『サーファー・ガール (モノ&ステレオ)』(2012年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。
[CDについて]

 60年代のオリジナル・アルバムは過去に複数CD化されていますが、ここではその中からいくつかをご紹介します。

[1:1989年日本盤]
(ジャケットありませんスミマセン)
『サーファー・ガール』((日)東芝EMI CP21-6003)

◎1989年に東芝EMIの廉価版CDシリーズ"PASTMASTERS"の一環として発売。この時が世界初CD化でした。帯は黒地で、解説・歌詞付き(対訳はなし)。なおアメリカでのリマスター以前に発売されたものなので、ボーナス・トラックは未収録。

[2:2 in 1 CD]
(1990年日本盤)

(2001年輸入盤)

『Surfer Girl / Shut Down Vol.2』 (1990年盤=アメリカCapitol CDP 7 93692 2/2001年盤=アメリカCapitol 72435-31515-2-2)

Track 1〜12・・・『Surfer Girl』(Stereo)
Track 13〜24・・・『Shut Down Volume 2』(Stereo)
(Bonus Tracks)
25. Fun,Fun,Fun (Mono Single Version)
26. In My Room (German Version)
27. I Do (Previously Unreleased)

◎1990年に『Shut Down Volume 2』とのカップリング(2 in 1形式)で発売されたCDで、その後2001年に再度リマスターされて再発売。ちなみに1990年盤はノイズ除去が強くかけられた印象。ブックレットには英文ライナーと写真を掲載。2001年盤は1990年盤から複写したため、写真や色付き文字がややぼやけ気味なのが特徴。

(1990年盤と2001年盤の主な見分け方)

🔵1990年盤はCD番号が"CDP"で始まる。2001年盤は数字のみ。
🔵1990年UK盤CDはデザインがやや異なり、ジャケット上部に"TWO GREAT ALBUMS ON ONE CD"の表記がある。
🔵1990年日本盤はジャケットのデザインが異なる。
🔵1990年盤をお探しの方は『ビーチ・ボーイズ・ヒストリー・ボックス VOL.1』(TOCP-7761〜63)で揃えるという手もあります。
🔵2001年盤はCDのトレーに挟まっている、砂浜の写真が載っている曲目表に小さくアルバム・ジャケットが掲載されている(Amazonで画像を確認可能。掲載されているのはEU盤)。逆に1990年盤は無し。

(Bonus Tracks)
 ボーナス・トラックとして「Fun,Fun,Fun」のMono Single Version、「In My Room」のドイツ語ヴァージョン、未発表音源で当時The Castellsに提供された「I Do」(1993年に山下達郎がシングル「Magic Touch」のカップリングとしてカヴァー)を収録していますが、1990年盤と2001年盤で微妙な違いあり。

🔵1990年盤
「In My Room (German Version)」…冒頭のカウント無し。
「I Do」…演奏=中央、ダブル・トラックのヴォーカルは左右に振り分けられていますが、中央寄りで広がりに欠ける。

🔴2001年盤
「In My Room (German Version)」…1990年盤とは別ヴァージョン。冒頭にカウントが入る。
「I Do」…1990年盤とは別ミックス。イントロは一旦止まりスタジオ・ブースのアナウンスが入り、バッキング・トラックが中央ではなく左右に広がっている等、大幅にRemix。さらに…数秒のブランクの後、「In My Room (German Version)」のアカペラが数秒挿入されている。

[3:1997年日本盤]

『サーファー・ガール』((日本盤)東芝EMI TOCP-3314)

◎1997年9月に発売された日本盤CD。1990年リマスター音源、ボーナス・トラックは無し。歌詞・対訳・解説書付き。

[4:1998年紙ジャケット仕様日本盤]
(ジャケットありませんスミマセン)
『サーファー・ガール』((日本盤)東芝EMI TOCP-50851)

◎1998年7月に発売された紙ジャケット仕様のCD。1990年リマスター音源、ボーナス・トラックはなし。歌詞(対訳無し)・解説書付。

[5:2001年日本盤]

『サーファー・ガール』((日)EMI Music Japan TOCP-53163)

Track 1〜12・・・The Original Stereo Album
(Bonus Tracks)
13. In My Room (German Version)
14. I Do (Previously Unreleased)

◎2001年に発売された日本盤。2001年リマスター音源を使用。英文ライナーの対訳、日本語解説書、歌詞・対訳付。ボーナス・トラックとして「In My Room」のドイツ語ヴァージョン、「I Do」を収録。ちなみにこのCDはその後、帯のデザインや価格を替え、何度か期間限定で販売されています。

[6:2016年SHM-CD日本盤]

『サーファー・ガール+2』((日本盤)ユニバーサル・ミュージック UICY-25589)

Track 1〜12・・・The Original Stereo Album
(Bonus Tracks)
13. In My Room (German Version)
14. I Do (Previously Unreleased)

◎2016年4月6日に発売予定の再発盤。2001年盤と同内容で、盤はSHM-CDになります。
(主な特徴)
🔵SHM-CD
🔵2001年リマスター音源。
🔵ボーナス・トラックとして「In My Room」のドイツ語ヴァージョン、「I Do」を収録(註:Amazonでは別の曲名が表記されていますが…謎。2016年3月5日現在。もしかしたら後々修正されるかもしれませんが、念のためという事で)。
🔵歌詞・対訳・解説書付。

[7:2012年リマスター盤]
(日本盤)

サーファー・ガールサーファー・ガール
(2012/07/25)
ザ・ビーチ・ボーイズ

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(輸入盤)

Surfer GirlSurfer Girl
(2012/09/25)
Beach Boys

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Track 1〜12・・・The Original Mono Album
Track 13〜24・・・The Original Stereo Album

◎2012年7月25日にリマスター盤が発売。主な特徴は以下の通り。

🔵ジャケットはデジ・スリーヴ仕様(紙製横14cm。LPジャケットをミニチュア化した通称"紙ジャケ"とは別物)。
🔵2012年最新デジタル・リマスター音源。
🔵Mono & Stereo両ミックスを収録。大半の曲のMono Mixは世界初CD化。
🔵解説・歌詞・対訳付。

(モノラル盤アルバムは今回初登場)
 アルバムの"モノラル盤"がCD化されるのは今回が初めて。曲単位では恐らく4,5,9,10,11,12が初CD化と思われ、それ以外の曲は過去に何かしらの形でCD化されています。

(日本盤の解説書)
 日本盤付属の解説書は1997年版CDの加筆・再構成をしたもの。2001年版に付いていた英文ライナーの対訳はカットされた代わりに、結成から現在までのグループの軌跡が6ページにわたって掲載されています。

(ジャケット)
 紙製のデジ・スリーブ仕様で、見開き4面。プラ・ケースよりも4mm程薄いので場所を取らずに済む(笑)。見開きの内側の左側にはオリジナルLPの裏ジャケット、右側にはアルバム『Surfin' Safari』用に撮影された別ショットを掲載。また、既発盤付属の詳細なデータ満載のライナーは省かれ、LP時代のように文字情報は最小限に留められています。
[配信版]

iTunes Store配信版

● Mono & Stereo両mix収録。
● ボーナス・トラック : なし

Amazon MP3版

● Mono & Stereo両mix収録。
● ボーナス・トラック : なし

moraハイレゾ版 (2015年6月22日発売)

● Mono & Stereo両mix収録(※別売りあり)。
● ボーナス・トラック : なし

 …ということで、他に何か発見や指摘等ありましたら、後々追記したいと思います。
My Favorite Albumsのコーナー(目次)へ戻る。

(作成:2000年6月27日/更新:2004年8月22日,2012年3月16日,4月19日,6月28日,8月9日,10月25日,2013年9月18日,2015年7月18日,2016年2月11日,3月5日)
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