The Beach Boys『Summer In Paradise』


サマー・イン・パラダイスサマー・イン・パラダイス
(1993/02/01)
ザ・ビーチ・ボーイズ

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1. Hot Fun In The Summertime
2. Surfin' (New Version)
3. Summer Of Love
4. Island Fever
5. Still Surfin'
6. Slow Summer Dancin' (One Summer Night)
7. Strange Things Happen
8. Remember (Walking In The Sand)
9. Lahaina Aloha
10. Under The Boardwalk
11. Summer In Paradise
12. Forever (New Version/vo:John Stamos)
[マイク主導によるビーチ・ボーイズのアルバム]

 1991年11月、ビーチ・ボーイズの3度目の来日公演が実現。その後の1992年8月、自主制作によるこのオリジナル・アルバムが発表されます。プロデュースはTerry Melcher。ゲスト・ミュージシャンとしてVan Dyke Parks、Danny Korthmar等が参加。

 メンバーはマイク・ラヴ、カール・ウィルソン、アル・ジャーディン、ブルース・ジョンストンの4人。ブライアンはソロ活動及び諸事情で不在、メンバーのオリジナル・ナンバーはマイクやブルースが書いた曲のみという状態(カールやアルは…)。どちらかというとマイク・ラヴ主導による印象が強いアルバム。

 マイクとカールがヴォーカルで、シングル・カットされたSly & The Family Stoneの1「Hot Fun In The Summertime」、シャングリラスの「Remember (Walking In The Sand)」、ザ・ドリフターズ(アメリカのR&Bグループ)の10「Under The Boardwalk」といったカヴァー曲や、デビュー曲2「Surfin'」のリメイク・ヴァージョン、俳優のJohn Stamosがゲストで歌う12「Forever」なども収録。

[その後のビーチ・ボーイズ]

 1996年にはブライアンが復帰。イギリスのロック・バンドStatus Quoと共演(「Fun,Fun,Fun」に参加。一部マイクが新しい歌詞を付けて歌っている。アルバム『Don't Stop』及び編集盤『The Platinum Collection』に収録)したほか、ブライアン・ウィルソンとジョー・トーマスの共同プロデュースによるアルバム『Stars And Stripes Vol.1』 を発表。内容はカントリー系シンガーをゲストに迎え、ビーチ・ボーイズはバック・コーラスに徹しているという企画色の強いもので、オリジナル・アルバムとしては受け入れ難いものでした。

Stars & Stripes Vol.1Stars & Stripes Vol.1
(1996/08/20)
Beach Boys

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 1998年2月、ブライアンに代わりグループの音楽的支柱を担っていたカール・ウィルソンが肺癌により他界。これが大きなきっかけとなり、アル・ジャーディンはグループを離脱し自身のグループを率いて活動を開始。ブライアンもソロ活動が本格化した事によりグループには戻らず、ビーチ・ボーイズは事実上分裂状態に陥ります。

 グループ名はマイクとブルースの2人によって受け継がれ、ツアー・バンドとして活動(2005年にはFuji Rock Festivalに出演、2010年には東京・大阪でのライヴも実現)。その間、未発表音源集や発掘ライヴ盤、ボックス・セット、ベスト盤等のリリースが続きます。
[CDについて]

◎『サマー・イン・パラダイス』 ((日)Jimco JICK-89192/1993年)

サマー・イン・パラダイスサマー・イン・パラダイス
(1993/02/01)
ザ・ビーチ・ボーイズ

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 1993年2月1日に日本のジムコ ジャパンから発売されたCD。内容はアメリカBrother盤と同一。デジ・パック仕様で、歌詞・対訳・解説書付き。レーベルの閉鎖に伴い現在は廃盤ですが、中古盤は見つけやすいと思います。
◎『Summer In Paradise』((英)EMI 0 7777 81036 2 2/1993年)

Summer in ParadiseSummer in Paradise
()
The Beach Boys

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 1993年7月にEMIから発売されたイギリス盤。こちらはデジ・パックではなく通常のプラ・ケースで、表ジャケットのデザインも異なっています。

 このイギリス盤CD、アメリカ盤・日本盤とは一部内容が異なり、4「Island Fever」は全くの別テイクに差し換えられ、10「Under The Boardwalk」も別ヴァージョン、12「Forever」はシングルで発表されていた"AC Mix"で収録。タイトル曲「Summer In Paradise」はロジャー・マッギン(The Byrds)が12弦ギターとリード・ヴォーカルで参加したテイクに差し換えられています。
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[ 2012/04/19 20:01 ] The Beach Boys関連 | TB(-) | CM(0)

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