The Beach Boys : Shut Down,Volume 2 (1964)


シャット・ダウン Vol.2シャット・ダウン Vol.2
(2001/06/16)
ザ・ビーチ・ボーイズ

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1. Fun,Fun,Fun
2. Don't Worry Baby
3. In The Parkin' Lot
4. Cassius Love VS. "Sonny" Wilson
5. The Warmth Of The Sun
6. This Car Of Mine
7. Why Do Fools Fall In Love (Mono)
8. Pom Pom Play Girl
9. Keep An Eye On Summer
10. Shut Down, Part 2
11. Louie Louie
12. Denny's Drums (Mono)

[名曲"Fun,Fun,Fun""Don't Worry Baby"収録]

 1964年3月発表のアルバム(全米第13位)。タイトルに"Vol.2"とあるのは、Capitolが『Shut Down』と題したオムニバス・アルバムをリリースしていたため。さらにメンバーに変動があり、ここでデヴィッド・マークスが脱退(後にThe Moonというバンドでアルバムを発表したほか、以後の音楽活動を継続)、オリジナル・メンバーのアル・ジャーディンが復帰。ちなみにレコーディングではステージとは編成が若干異なり、ブライアン(ピアノ、ヴォーカル)、デニス・ウィルソン(ドラム、ヴォーカル)、カール・ウィルソン(リード・ギター、ヴォーカル)、マイク・ラヴ(ヴォーカル、サックス)、アル・ジャーディン(ベース、ギター、コーラス)で、一部セッション・ミュージシャンが参加している曲もあります(主にベース、パーカッション等)。

[収録曲]

 前作『Little Deuce Coupe』の成功もあって、このアルパムもカー・ソングが中心。1「Fun,Fun,Fun」(全米第5位)はアップ・テンポのロックン・ロール・ナンバーで、現在もライヴの後半で演奏されている彼らの代表曲の一つ。ちなみにカヴァー・ヴァージョンはCarpentersやWilson Phillips、Jan & Dean、Dino, Desi & Billy(後にサポート・メンバーとなるBilly Hinsche在籍)、意外な所ではWinkがアルバム『Queen of Love』(1991年)等々。1996年にはStatus Quoがビーチ・ボーイズをゲストに迎えてカヴァーしています。

 続く2「Don't Worry Baby」もビーチ・ボーイズを代表する一曲。イントロの「Ahー♪」を聞いた瞬間から最後まで聴き手を離さないこの名曲が、シングルでは「I Get Around」のB面だったなんて(全米第24位にランク・イン)。ブライアンがロジャー・クリスチャンと最後に取り組んだ作品で、元々はブライアンがザ・ロネッツの「Be My Baby」を意識して書いたと云われています(ちなみに印象的なギター・サウンドは、The Byrdsの1965年のヒット曲「Mr. Tambourine Man」で取り入れた事を、後に元メンバーのロジャー・マッギンが90年代にBBCの音楽特番でコメント)。名曲だけに多くの人にカヴァーされ、Keith Moon(The Who)、Ronnie Spector、The Tokens、Bay City Rollers、Fun & Games、California Music、山下達郎等が取り上げています。

 Frankie Lymon & The Teenagersの1956年のヒット曲をカヴァーした7「Why Do Fools Fall In Love」では、ブライアンが敬意を表していたフィル・スペクター風のサウンドにアレンジ。他にThe Kingsmenの超有名曲のカヴァー11「Louie Louie」、ブライアンとマイクの共作で、独特なコード展開に乗せて失恋での喪失感を描いた5「The Warmth Of The Sun」、こちらも感傷的なバラード9「Keep An Eye On Summer」等も聴き所の一つ。

 …と、アルバムはヒット曲や代表曲も多く含まれ、音楽的に聞き逃せない部分がある反面、所々で詰めの甘さも…。それはブライアン自身も感じ取り、アルバムを一から作り直す事まで考えていたそうです。というのも、このアルバムが発表される直前の1964年初頭、イギリスから登場したザ・ビートルズのシングル「抱きしめたい」の大ヒットをきっかけにアメリカ国内で"British Invation"なる大ブームが巻き起こり、外国人が参入する余地が殆どなかったアメリカの音楽界全体に衝撃を与えます。特にビートルズは全米シングル・チャートの1~5位を独占する程の凄い勢いで、それにより「Fun,Fun,Fun」はチャートの上昇を阻止される形に。

 ブライアンとマイクはビートルズを"脅威"としてライバル視するようになり(といってもビーチ・ボーイズのメンバーはビートルズの事は好きで、後々交流を深めます)、当時イギリス勢に対抗できる数少ないアメリカのグループでもあったビーチ・ボーイズは、次回作でさらに作曲とレコーディングに力を注ぎます。
[おまけ : 別ヴァージョン/別ミックス]

 ここからはアルバム収録曲のヴァージョン/ミックス違いを、個人的に把握している範囲内でご紹介します。いくつもあってややこしい曲もあるため、何かしら気になった時に読んでいただけると幸いです。

 『Shut Down Volume 2』が制作された1963年頃は、僅か3トラックのマルチ・トラック・レコーダーで録音されているため(主にヴォーカルに2つ、演奏はひとまとめ)、Mono Mixに追加録音がされていない限りはStereoとの劇的な違いはありません。強いて挙げればフェイド・アウトの長さ程度。それではスタート。

Fun,Fun,Fun

1 : Mono Mix(=Mono Single Version)

 シングル盤及びアルバムのモノラル盤に収録されていたMono Mix。CDによっては"Mono Single Version"と表記されている場合もあります。エンディング付近(1分51秒~ラストまで)ではStereo Mixよりもフェイド・アウトが長く、ブライアンの「ウ~ウーっ!ウウ~ウ~ウウ~アーアーっ♪」というファルセットがStereoでは4回、Monoでは5回入る。
(主な収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1990年)
◉『Made In U.S.A.』(1986年)
◉『Surfer Girl / Shut Down Vol.2』(1990・2001年)
◉『グット・ヴァイブレーションズ・ボックス』(1993年)
◉『シャット・ダウン VOL.2』(TOCP-53165/2001年)
◉『Greatest Hits 1 1962-1965』(TOCP-65727/2001年)
◉『サウンズ・オブ・サマー』(2004年)
◉『U.S.シングル・コレクション(1962-1965)』(2008年)
◉『シャット・ダウン VOL.2(モノ&ステレオ)』(2012年)
◉『グレイテスト・ヒッツ デラックス・エディション~偉大なる50年~』(2012年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。演奏は中央、ギター・ソロが右、ヴォーカルは左右に振り分けられています。Monoよりもフェイド・アウトが早く、何故か演奏が早く引っ込み、最後はヴォーカルのみが残る(+左に追加されたと思わしきドラムが入っている)。

3 : Backing Track

 2001年に発表された、ヴォーカル抜きのバッキング・トラック。冒頭でエンジニアのアナウンスとオルガン奏者のリハの模様が聴ける。また、間奏でのオルガンとギター・ソロが入っていない。
(収録CD)
『ホーソーン、カリフォルニア-伝説が生まれた場所(レア・トラックス)』(TOCP-65729・30/2001年)

4 : 2013 Stereo Mix

 2013年に発表された新規ステレオ・ミックス。従来のステレオ・ミックスではフェイド・アウトでヴォーカルだけが残る奇妙なエンディングでしたが、2013年版はバッキング・トラックが従来よりも鮮明になり、フェイド・アウトもシングル・ヴァージョンの雰囲気に近づけられています。
(収録アルバム)
◉『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)
『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)

5 : Session Highlights and Stereo Mix

 2014年に登場した音源で、バッキング・トラックのセッション風景。前半(リハ?)ではおどけながらBlues風に演奏している。続く2つのテイクは途中でストップ、5分15分以降はOKテイク。演奏はブライアン(ピアノ、オルガン)、カール(リード・ギター)、アル(ベース)、デニス(ドラム)+セッション・ミュージシャンで、ドラムはデニスとハル・ブレインのダブルで、左右に分かれて聞こえる。
(収録アルバム)
◉『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)

6 : A Capella

 2014年に登場した音源で、タイトル通り、演奏抜きのアカペラ・ヴァージョン(+カールのリード・ギター)。

Don't Worry Baby

 この曲に関して細かい違いが色々と判明したので、一つずつ追ってみたいと思います。

1 : Mono Mix/Album Version(1)

 アルバム『Shut Down Volume 2』のMono盤をはじめ、いくつかのCDに収録されているMono Mix。うまく説明しきれない部分があって申し訳ありませんが、以降のミックスでも違いがよく出ているのはエンディングのフェイド・アウト部分。このミックスでは「ウ~ウ~ウウ~(Don't...)」で曲が終わる。
 なお一部のCDに"Single Version"と表記されているものには、このアルバム用のMono Mixで収録されている場合があります。
(収録CD)
◉『グット・ヴァイブレーションズ・ボックス』(1993年)
◉『Perfect Harmony』(1997年)
◉『サウンズ・オブ・サマー』(2004年)
◉『U.S.シングル・コレクション(1962-1965)』(2008年)

2 : Mono Mix/Album Version(2)

 基本的には1とほぼ同じですが、イントロの残響音(ドラムが入る前に"チッ!"っと鳴っている)がカットされている。
(収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1980年)
◉『シャット・ダウン VOL.2(モノ&ステレオ)』(2012年)

3 : Mono Mix/Single Version

 aとは微妙に異なるミックス。フェイド・アウト部分で「ウ~ウ~ウウ~(Don't worry baby)ウ~ウ~ウウ~っ♪」と、僅かながら長く聴ける。このミックスは1993年に日本編集3枚組ボックスで初CD化。ただしアナログ盤から起こされたもの。
(収録CD)
『ビーチ・ボーイズ・US シングル・コレクション』(1993年/2015年)

4 : Original Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。作成当時の機材の性能なのか、ミックス担当者の意図なのかは定かではありませんが、フェイド・アウトで演奏が先に終わり、ア・カペラ状態になって曲が終わる。

5 : Stereo Mix (2)

 2012年最新リマスター盤に収録されているもの。dとほぼ同じですが、bのMono同様、イントロの残響音(ドラムが入る前に"チッ!"っと鳴っている)がカットされている。
(収録CD)
◉『シャット・ダウン VOL.2(モノ&ステレオ)』(2012年)

6 : New Stereo Mix(=2009 Stereo Mix)

 2009年発表の編集盤に収録されたミックスで、マルチ・トラックから新たに作成されたもの。これまでのStereo Mixはリード・ヴォーカル=左、コーラス=右とハッキリと分かれていましたが、このミックスではリード・ヴォーカルは中央、コーラスは左右に広げられています。また、フェイド・アウトは4よりやや長め、3よりはやや短めの中間といったところ。
(収録アルバム)
『サマー・ラヴ・ソングス』(TOCP-70789/2009年)
◉『Fifty Big Ones: Greatest Hits(グレイテスト・ヒッツ デラックス・エディション~偉大なる50年~)』(2012年)
◉『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)
◉『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)

7 : Stereo Session Outtake With Alternate Lead Vocal

 2013年8月発表のボックス・セットで発表された音源。前半に短くTake 7が収録され、後半ではエンジニアがTake 8とアナウンス。バック・コーラスは左右に広げられ、演奏は中央。ブライアンのリード・ヴォーカルは別テイクで、歌い方も微妙に異なる。
(収録CD)
◉『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

8 : Session Highlights and Instrumental Mix with Backing Vocals

 2014年に登場した音源で、前半がバッキング・トラックのアウトテイク、後半がバッキング・トラック+バッキング・ヴォーカル。
(収録アルバム)
◉『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)

In The Parkin' Lot

1 : Mono Mix

 Stereo Mixよりもフェイド・アウトが早く始るため、曲の長さがやや短い。
(収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1980年)
◉『シャット・ダウン VOL.2(モノ&ステレオ)』(2012年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。これまでに発売された『シャット・ダウン VOL.2』のすべてのCDに収録。

3 : Session Highlight and A Capella Mix

 2014年に登場した音源で、前半はスタジオ内の会話を挿んで別テイクへ。しかし間奏でギター・ソロを失敗し中断。後半はアカペラ・ヴァージョン。
(収録アルバム)
◉『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)

Cassius Love VS. "Sonny" Wilson

1 : Mono Mix

 Mono Mixではエコーが控えめにかけられている。Stereoの方が強め。
(収録CD)
◉『シャット・ダウン VOL.2(モノ&ステレオ)』(2012年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。これまでに発売された『シャット・ダウン VOL.2』のすべてのCDに収録。

The Warmth Of The Sun

1 : Mono Mix

 Stereo Mixよりもフェイド・アウトが若干早い。
(収録CD)
◉『ビーチ・ボーイズ・ボックス~カリフォルニアより愛をこめて~』(1980年)
◉『グット・ヴァイブレーションズ・ボックス』(1993年)
◉『Perfect Harmony』(1997年)
◉『The Warmth Of The Sun』(2007年)
◉『シャット・ダウン VOL.2(モノ&ステレオ)』(2012年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているオリジナル・ステレオ・ミックス。音の配置は左=リード・ヴォーカル、中央=演奏、右=コーラス。編集盤でこの曲がステレオで収録されている場合、殆どがこのミックスで収録されています。唯一の例外が次。

3 : 2012 Stereo Mix

 2013年8月に発表されたボックス・セットに、ノー・クレジットで新たなステレオ・ミックスが収録されています。リード・ヴォーカルは中央、バック・コーラスは左右に広げられ、バランスの取れた仕上がりに。
(収録アルバム)
◉『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)
◉『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)

4 : Session Highlights and Instrumental Mix with Backing Vocals

 前半約2分がバッキング・トラックのセッション風景、後半がバッキング・トラック+コーラス。ちなみに演奏はブライアン(ピアノ)、デニス(ドラム)、カール(リード・ギター)、アル(リズム・ギター)以外のパートはセッション・ミュージシャンが参加。
(収録アルバム)
◉『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)

Why Do Fools Fall In Love

 この曲も複数のヴァージョン/ミックスが存在するので、一つずつ追って行きたいと思います。

1 : Mono Mix/Album Version

 これまで大半のCDに収録されていたOriginal Mono Mix。イントロはスネア・ドラムで始まり、2分7秒で終了。これも収録CDを全てを挙げると大量になってしまうので、あえて未表記とされていただきます。

2 : Mono Mix/Single Version

 イントロがコーラスで始まるシングル・ヴァージョン。1993年に日本編集の3枚組ボックスで初CD化(ただしアナログ盤起こし)。2007年にマスター・テープからのCD化が実現。
(収録CD)
◉『シングル・コレクション』(東芝EMI TOCP-7771~73/1993年)
◉『The Warmth Of The Sun』(2007年)
◉『U.S.シングル・コレクション(1962-1965)』(2008年)

3 : Mono Mix/Alternate Single Edit

 2008年に発掘された別編集ヴァージョン。間奏後に出てくるア・カペラ・パートをイントロにしたもの。
(収録CD)
◉『U.S.シングル・コレクション(1962-1965)』(2008年)

4 : New Stereo Mix (=2009 Stereo Mix)

 2009年に初のStereo Mixが登場。さらに、前半25秒にピアノと鉄琴による未発表のイントロ・パートが付けられている。
(収録CD)
『サマー・ラヴ・ソングス』(TOCP-70789/2009年)

5 : 2012 Stereo Mix

 2012年に作成されたステレオ・ミックス。単にdからピアノのイントロをカットしただけというわけではなく、ミックス自体改められており、4では左右に広げられていたヴォーカルは中央に移動。Mono Mixよりもピッチがやや遅い。
(収録アルバム)
◉『シャット・ダウン VOL.2(モノ&ステレオ)』(2012年)
◉『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)
◉『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)

6 : Session Highlights and Stereo Mix

 2014年に登場した音源で、バッキング・トラックのセッション風景。前半はギターとドラムで始まり、徐々に音が積み重なる行程を聴く事が出来ます。2分付近では編集盤『Summer Love Songs』(2009年)で登場した幻のイントロ…とはまた別のテイクが("Intro Take 1"とアナウンスされている)。後半はOKテイクのバッキング・トラック。
(収録アルバム)
◉『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)

Pom Pom Play Girl

1 : Mono Mix

 Stereo Mixよりも微妙に短い。
(収録CD)
◉『シャット・ダウン VOL.2(モノ&ステレオ)』(2012年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。これまでに発売された『シャット・ダウン VOL.2』のすべてのCDに収録。

3 : Vocal Session Highlight

 2013年8月に発表されたボックス・セットで発掘された音源。前半にヴォーカルのセッション風景、後半がマスター・テイク。ただしミックスが替えられ、リード・ヴォーカルとティンパニが中央、演奏は左に移動。そしてフェイド・アウトせずに完奏する。
(収録CD)
◉『Made In California (カリフォルニアの夢)』(2013年)

4 : Session Highlights and Instrumental Mix with Backing Vocals

 2014年に登場した音源で、バッキング・トラックのセッション風景。この曲ではマイクがテナー・サックスを演奏。後半はリード・ヴォーカルなしのバッキング・トラック。
(収録アルバム)
◉『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)

5 : New Stereo Mix

 2014年に登場した音源で、3とも異なる新規Stereo Mix。旧Stereo Mixはリード・ヴォーカルが左だったのに対し、こちらは中央になり、バッキング・ヴォーカルは左右に振り分けられています。
(収録アルバム)
◉『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)

Keep An Eye On Summer

1 : Mono Mix

 Stereo Mixよりも微妙に短い。
(収録CD)
◉『シャット・ダウン VOL.2(モノ&ステレオ)』(2012年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。これまでに発売された『シャット・ダウン VOL.2』のすべてのCDに収録。

3 : Instrumental Mix with Backing Vocals

 リード・ヴォーカルなしのバッキング・トラック+コーラス(モノラル)。演奏はブライアン(ピアノ)、デニス(ドラム)、カール(ギター)、アル(ベース)という編成。
(収録アルバム)
◉『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)

Shut Down,Part II

1 : Mono Mix

 オリジナルのMono Mix。Stereo Mixとの大きな違いは特になし。
(収録CD)
◉『シャット・ダウン VOL.2(モノ&ステレオ)』(2012年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。これまでに発売された『シャット・ダウン VOL.2』のすべてのCDに収録。

Louie Louie

1 : Mono Mix

 Stereo Mixよりも微妙に短い。
(収録CD)
◉『シャット・ダウン VOL.2(モノ&ステレオ)』(2012年)

2 : Stereo Mix

 一般的に流通しているステレオ・ミックス。これまでに発売された『シャット・ダウン VOL.2』のすべてのCDに収録。

Denny's Drum

1 : Mono Mix

 モノラル盤、ステレオ盤共にMono Mixで収録され、Stereo Mixは存在しません。これまでに発売された『シャット・ダウン VOL.2』のすべてのCDに収録。

2 : Session Highlight and Alternate Take

 2014年に登場した音源で、これまで未発表だった別テイク。リリース版がデニスだけの演奏だったのに対し、こちらはカール(ギター)、アル(ベース)が加わっています(さらに右から追加されたシンバルが聞こえる)。
(収録アルバム)
◉『Keep an Eye On Summer: The Beach Boys Sessions 1964』(2014年/配信のみ)
[CDについて]

 本作は過去に複数CD化されていますが、ここではその中からいくつかをご紹介します。

[1:1989年日本盤CD]
(ジャケットありませんスミマセン)
『シャット・ダウン Vol.2』((日本盤)東芝EMI CP21-6005)

◎1989年に東芝EMIの廉価版CDシリーズ"PASTMASTERS"の一環として発売。この時が世界初CD化でした。解説・歌詞付き(対訳はなし)。なおアメリカでのリマスター以前に発売されたものなので、ボーナス・トラックは未収録。

[2:2 in 1 CD]
(1990年日本盤)

(2001年輸入盤)

『Surfer Girl / Shut Down Vol.2』 (1990年盤=アメリカCapitol CDP 7 93692 2/2001年盤=アメリカCapitol 72435-31515-2-2)

Track 1〜12・・・『Surfer Girl』(Stereo)
Track 13〜24・・・『Shut Down Volume 2』(Stereo)
(Bonus Tracks)
25. Fun,Fun,Fun (Mono Single Version)
26. In My Room (German Version)
27. I Do (Previously Unreleased)

◎1990年に『Surfer Girl』とのカップリング(2 in 1形式)で発売されたCDで、その後2001年に再度リマスターされて再発売。ちなみに1990年盤はノイズ除去が強くかけられた印象。ブックレットには英文ライナーと写真を掲載。2001年盤は1990年盤から複写したため、写真や色付き文字がややぼやけ気味なのが特徴。

(1990年盤と2001年盤の主な見分け方)

🔵1990年盤はCD番号が"CDP"で始まる。2001年盤は数字のみ。
🔵1990年UK盤CDはデザインがやや異なり、ジャケット上部に"TWO GREAT ALBUMS ON ONE CD"の表記がある。
🔵1990年日本盤はジャケットのデザインが異なる。
🔵1990年盤をお探しの方は『ビーチ・ボーイズ・ヒストリー・ボックス VOL.1』(TOCP-7761〜63)で揃えるという手もあります。
🔵2001年盤はCDのトレーに挟まっている、砂浜の写真が載っている曲目表に小さくアルバム・ジャケットが掲載されている(Amazonで画像を確認可能。掲載されているのはEU盤)。逆に1990年盤は無し。

(Bonus Tracks)
 ボーナス・トラックとして「Fun,Fun,Fun」のMono Single Version、「In My Room」のドイツ語ヴァージョン、未発表音源で当時The Castellsに提供された「I Do」(1993年に山下達郎がシングル「Magic Touch」のカップリングとしてカヴァー)を収録していますが、1990年盤と2001年盤で微妙な違いあり。

🔵1990年盤
「In My Room (German Version)」…冒頭のカウント無し。
「I Do」…演奏=中央、ダブル・トラックのヴォーカルは左右に振り分けられていますが、中央寄りで広がりに欠ける。

🔴2001年盤
「In My Room (German Version)」…1990年盤とは別ヴァージョン。冒頭にカウントが入る。
「I Do」…1990年盤とは別ミックス。イントロは一旦止まりスタジオ・ブースのアナウンスが入り、バッキング・トラックが中央ではなく左右に広がっている等、大幅にRemix。さらに…数秒のブランクの後、「In My Room (German Version)」のアカペラが数秒挿入されている。

[3:1997年日本盤]

『シャット・ダウン Vol.2』((日本盤)東芝EMI TOCP-3316)

◎1997年9月に発売された日本盤CD。1990年リマスター音源、ボーナス・トラックは無し。歌詞・対訳・解説書付き。

[4:1998年紙ジャケット仕様日本盤]
(ジャケットありませんスミマセン)
『シャット・ダウン Vol.2』((日本盤)東芝EMI TOCP-50853)

◎1998年7月に発売された紙ジャケット仕様のCD。1990年リマスター音源を使用。ボーナス・トラックはなし。歌詞(対訳はなし)・解説書付。帯に「THE BEACH BOYS 生産限定盤 オリジナル 紙ジャケット コレクション」と書かれているのが特徴。ちなみに2008年頃にも帯のデザインを変更した紙ジャケが発売されていますが、現物未確認のため詳細は不明。

[5:2001年日本盤CD]

シャット・ダウン Vol.2シャット・ダウン Vol.2
(2001/06/16)
ザ・ビーチ・ボーイズ

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『シャット・ダウン Vol.2』((日本盤)東芝EMI TOCP-53165)

Track 1〜12・・・The Original Stereo Album
(Bonus Tracks)
13. I Do (Previously Unreleased)

◎2001年に発売された日本盤。2001年リマスター音源を使用。英文ライナーの対訳、日本語解説書、歌詞・対訳付。ちなみにこのCDはその後、帯のデザインや価格を替え、何度か期間限定販売されています。

[6:2016年SHM-CD日本盤]

『シャット・ダウン Vol.2+1』((日本盤)ユニバーサル・ミュージック UICY-25591)

Track 1〜12・・・The Original Stereo Album
(Bonus Tracks)
13. I Do (Previously Unreleased)

◎2016年4月6日に発売予定の再発盤。2001年盤と同内容で、盤はSHM-CDになります。
(主な特徴)
🔵SHM-CD
🔵2001年リマスター音源。
🔵ボーナス・トラックとして「I Do」を収録。
🔵歌詞・対訳・解説書付。

[7:2012年リマスター盤]
(日本盤)

シャット・ダウン Vol.2シャット・ダウン Vol.2
(2012/07/25)
ザ・ビーチ・ボーイズ

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(輸入盤)

Shut Down 2Shut Down 2
(2012/09/25)
Beach Boys

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◎2012年7月25日にMono & Stereo両ミックスを収録したリマスター盤が発売。

(主な特徴)
🔵ジャケットはデジ・スリーヴ仕様(紙製。LPジャケットをミニチュア化した通称"紙ジャケ"とは別物)。
🔵2012年最新デジタル・リマスター。
🔵Mono & Stereo両ミックスを収録。アルバムのMono盤は世界初CD化。
🔵日本盤は解説・歌詞・対訳付。

(リマスタリング)
 ここからは一部、他のアルバムで書いたものと重複しますが、リマスタリングを担当したのは、1990年のリマスター盤以降お馴染みのMark Linett氏。

 音質は従来盤CDより鮮明になった曲もあれば、さほど変わらぬ曲もあったりと様々。これは推測ですが、"サ行"を発音する際に発生する音割れや摩擦音を取り除いた可能性もあるので、普通に聴いているだけでは誰も気にしない&気付きにくい作業も行っているのではないでしょうか。また、音圧や音量が2001年版よりもやや抑えられている曲もありますが、恐らくオリジナル・マスターと同じ音量という事ではないでしょうか。近年リマスターの傾向も様変わりし、無理に音量を上げるスタイルは減りつつあります。

(クレジットに関する補足)
 ちなみにデジ・スリーブとはまた別に付属されているジャケット裏に"1-12 previously unreleased on CD"とクレジットされていますが、厳密には1,2,3,5,7,9,12は過去にCD化済み。従来のステレオ盤CDではモノラルで収録されていた19「Why Do Fools Fall In Love」はStereo Mixに差し替え。これは今回改めて作成されたもの。12「Denny's Drums」は元々がモノラル録音だったようで、Stereo Mixはなし。ただし12と24は何故か別々のマスタリング(ヴァージョンは同一)。

(日本盤解説書)
 1997年版CDの加筆・再構成をしたもの。2001年版に付いていた英文ライナーの対訳はカットされた代わりに、結成から現在までのグループの軌跡が6ページにわたって掲載されています。

[8:2014年リマスター盤]
(SHM-CD)

シャット・ダウン Vol.2(紙ジャケット仕様)シャット・ダウン Vol.2(紙ジャケット仕様)
(2014/12/03)
ビーチ・ボーイズ

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(プラチナSHM-CD)

シャット・ダウン Vol.2(紙ジャケット仕様)シャット・ダウン Vol.2(紙ジャケット仕様)
(2014/12/03)
ビーチ・ボーイズ

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(SACD)

シャット・ダウン Vol.2(紙ジャケット仕様)シャット・ダウン Vol.2(紙ジャケット仕様)
(2014/12/03)
ビーチ・ボーイズ

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◎現物未確認のため細かい部分までは判りませんが、2014年12月にユニヴァーサルから紙ジャケット仕様がリリースされています。SHM-CD、プラチナSHM-CD、SACD版の3種類があり、音源はオリジナル・ステレオ・マスターから新たにリマスタリングしたもの。
[配信版]

iTunes Store配信版

● Mono & Stereo両mix収録。
● ボーナス・トラック : なし

Amazon MP3版

● Mono & Stereo両mix収録。
● ボーナス・トラック : なし

moraハイレゾ版 (2015年6月29日発売)

● Mono & Stereo両mix収録(※別売りあり)。
● ボーナス・トラック : なし
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(作成:2000年6月27日/更新:2004年8月14日,2012年4月8日,19日,6月28日,8月9日,9月11日,10月4日,2013年8月31日,2015年1月13日,7月18日,2016年2月11日,3月5日)
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[ 2012/04/19 20:00 ] The Beach Boys関連 | TB(0) | CM(0)

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