The Who『Exciting The Who』(紙ジャケット仕様)


『Exciting The Who』(CD=(日)Universal UICY-93168)

1. Happy Jack
2. Picture Of Lily
3. Substitute
4. I've Been Away
5. Doctor,Doctor
6. Waltz For A Pig / The Who Orchestra
7. The Last Time
8. Under My Thumb
9. So Sad About Us
10. A Quick One,While He's Away

◎2006年11月、日本独自の企画でザ・フーの編集盤が紙ジャケットCDとして復刻されました。ここではその中から1968年に日本で発売された『Exciting The Who』をご紹介。ちなみに帯の裏に赤い字でこのCDの特徴が書かれていて、ちょっと抜粋してみると…。

● 彼らのデビュー当時に、日本盤のみでLPとしてリリースされた編集盤
● 「ハッピー・ジャック」「リリーのおもかげ」「恋のピンチ・ヒッター」というシングル・ヒットをフィーチャーしたアルバム。日本グラモフォンより1968年リリース。
● 「ワルツ・フォー・ア・ピッグ」初CD化!
● 当時は電気的に処理された疑似ステレオでのリリースだったが、今回は疑似ステレオのソースとなったモノラル・マスターから24bit リマスタリング。
● 解説・歌詞・対訳付
● 初回限定盤

ちなみに6「Waltz For A Pig」のみザ・フーの演奏ではなく、Graham Bond Organisation(ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーがCream結成以前に在籍していたJazz/R&Bバンド)が"The Who Orchestra"名義で演奏したもので、今回が初CD化。他の収録曲も今回のCD化に際しMono Mixに差替えという事で、この後はいくつかの曲について触れてみます。

1. Happy Jack

 ステレオ・ヴァージョンが存在しない代わりに、パーカッションのオーヴァー・ダビングが異なる2種類のミックスと、それとは別にチェロ入りの別テイクが存在します。

 で、どれにどのミックスが収録されているかを把握し切れていない(汗)ので大雑把に書きますが、ここでは1分38〜9秒付近ではしゃぎ声が聞こえるミックスで収録。逆にその付近にはしゃぎ声が入っていないミックスはベスト盤『THE SINGLES』(1984年)、『The Who Collection・Volume One』(1985年)、『Who's Better,Who's Best』(1988年)、『THIRTY YEARS OF MAXIMAM R&B』(1994年)等に収録。

2. Picture Of Lily

 この曲もステレオ版が存在しない代わりにミックス違いが複数存在し、特に途中でロジャーのヴォーカルだけになる部分より後に違いが出ています。ここでは(主に)バック・コーラスに深いリバーブのかかったミックスで収録。

 ちなみにベスト盤『MY GENERATION-THE VERY BEST OF THE WHO』(1996年)の疑似ステレオや『Magic Bus』(CD=MCA MCBBD-31333)等で聴けるU.S. Mono Mixは、1分26秒以降のバック・コーラスにかかるリバーブが薄く、リード・ヴォーカルが目立つミックスに。間奏のホルンも小さめ。

3. Substitute

 この曲もステレオ版が存在しない代わりに、歌詞の一部を差し替え、曲も短くEditしたヴァージョンがかつてアメリカでシングル発売されていました。そちらはベスト盤『THE ULTIMATE COLLECTION』(065 300-2/2002年)のボーナス・ディスク(Disc 3)に収録(※2枚組CD版には未収録)。

4. I've Been Away

 CDではStereo Mixで収録されているものが多いですが、ここではMono Mixで収録。

5. Doctor,Doctor

 この曲はステレオ版は存在せず、Monoと2種類の疑似ステレオ(左右の音質を替えたもの、音がダブって聞こえるもの)がありますが、ここではMono Mixで収録。

6. Waltz For A Pig / The Who Orchestra

 先に触れた通り、Graham Bond OrganisationがThe Who Orchestra名義で演奏した曲。今回が初CD化。

7. The Last Time

 Mono Mixで収録。ちなみにボックス・セット『THIRTY YEARS OF MAXIMAM R&B』(1994年)でStereo Mixが登場しましたが、ヴォーカルがシングル・トラック(恐らくMonoにミックスしながら2つ目のヴォーカルをダビングをしたと思われる)。

8. Under My Thumb

 Mono Mixで収録。ちなみに『ODDS & SODS』の1998年リミックス&リマスター盤(23曲入り)でStereo Mixが登場しましたが、リード・ギターが欠落している(これも恐らくMonoにミックスしながらダビングをしたと思われる)。

9. So Sad About Us
10. A Quick One,While He's Away

 2曲共にOriginal Mono Mixで収録。ちなみにStereo Mixに関してはこちらをご参照ください。
"A Quick One Box"
(作成:2006年11月28日/更新:2015年6月5日)
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