The Hollies : For Certain Because... (1966.10)


1. What's Wrong With The Way I Live
2. Pay You Back With Interest
3. Tell Me To My Face
4. Clown
5. Suspicious Look In Your Eyes
6. It's You
7. High Classed
8. Peculiar Situation
9. What Went Wrong
10. Crusader
11. Don't Even Think About Changing
12. Stop Stop Stop
[メンバー交代を経て制作された全曲オリジナルの意欲作]

 1966年10月発表の5作目 (全英第23位)で、ここからベースがバーニー・カルバートに交替。全曲メンバーのオリジナル作品で占められ、曲のスタイルも様々。

 転調を繰り返し、ピアノやチューブラー・ベルズを取り入れ、非常に凝った曲構成の2「Pay You Back With Interest」(疑問:間奏でチューブラー・ベルとユニゾンで低音楽器が聞こえるんですけど、何の音でしょう?ファズ・ベースかなぁ…)はPaul & Barry Ryan(1966年)、Dana Gillespie(1967年)などがカヴァー。翌年(「98.6」のヒットで知られる)Keithがカヴァーした物悲しいメロディ3「Tell Me To My Face」、ハーモニカに深いエコーをかけたフォーク・ロック6「It's You」、8「Peculiar Situation」では間奏がどことなくCS&N「Lady Of The Island」を思わせる。1968年にThe Young Ideaがカヴァー。9「What Went Wrong」はTom Jones「It's Not Unusual」風のポップス。バンジョーを取り入れたシングル・ヒット12「Stop Stop Stop」(全英第2位)はナイトクラブのベリーダンサーを描いたエスニックなナンバー。

⚫️"Pay You Back With Interest"

⚫️"Stop Stop Stop"
[各種CD]

 いっぱいあってワケが分からなくなりそうですが(笑)、良い条件が揃っている or 特にこだわらなければ、現行の日本盤(2013年発売)で十分だと思います。

[1989年:"For Certain Because..."/(イギリス盤)BGO BGOCD9]
 1989年11月にイギリスのリイシュー・レーベル、Beat Goes On(BGO)が初CD化。

[1999年:"For Certain Because..."/(イギリス盤)EMI 7243 4 98952 2 5]

●1999年にイギリスEMIから発売されたリマスター盤。
●モノラル&ステレオ両ミックス収録。
●1998年リマスター音源。ちなみに海外の編集盤CDでは、この時のリマスター音源が流用される事が多い。
●パッケージはデジ・パック仕様。紙製で、いわゆる"紙ジャケ"とは形態も含め別物。3面開きで、内側にプラスチックのトレーが取り付けられています。またデザインの都合上、曲目は内側に記載されています。

[1999年:"For Certain Because..."/(日本盤)東芝EMI TOCP-50752]

●1999年に日本の東芝EMIから発売されたCDで、音源は上記1999年イギリス盤と同内容。
●通常のプラ・ケース仕様。
●解説・歌詞付き。

[2004年:"For Certain Because..."/(日本盤)東芝EMI TOCP-67122]

Track 1〜12 : Mono/Track 13〜24 : Stereo
(Bonus Tracks)
25. On A Carousel (Mono Single Version)
26. All The World Is Love (Mono Single Version)
27. On A Carousel (Stereo Mix)

●2004年3月17日に東芝EMIから発売された日本盤。
●2003年リマスター音源。
●Mono & Stereo両ミックス収録。
●LPのデザインをミニチュア化した"紙ジャケット"仕様。
●オリジナル・ライナーの翻訳/Chronology Part 5(1966年8〜1967年3月までの出来事)/各曲解説/歌詞・対訳付き。

[2005年:"For Certain Because..."/(フランス盤)Magic 番号不明]

Track 1〜12 : Original Album
(Bonus Tracks)
13. After The Fox
14. Bus Stop
15. Don't Run And Hide
16. Reach Out I'll Be There (Live@Konserthset,Stockholm 1966)
17. Too Much Monkey Business (Live@Konserthset,Stockholm 1966)
18. Stop Stop Stop (Live@Konserthset,Stockholm 1966)

●2005年にフランスのMagicから発売されたCD。
●パッケージはデジ・パック仕様。
●16〜18はボックス『The Long Road Home 1963-2003』(2003年)より。その他、ミックスに関しては不明。

[2011年:"Bus Stop/Stop! Stop! Stop!"/(イギリス盤)BGO BGOCD 968]

●2011年にイギリスのリイシュー・レーベル・BGO(Beat Goes On)から発売されたCDで、アメリカ盤アルバム『Bus Stop』(1966年10月)と『Stop! Stop! Stop!』(1967年1月)をまとめて収録。
●13〜24は『For Certain Because...』と同内容で、Stereo Mixで収録。
●2011年リマスター音源。

[2013年:"フォー・サーテン・ビコーズ +16"/ (日本盤)Werner Music Japan WPCR-15419]

Track 1〜12 : Mono/Track 13〜24 : Stereo
(Bonus Tracks)
25. Non Prego Per Me (Mono Mix)
26. Devi Aver Fiducia In Me (Mono Mix)
27. Non Prego Per Me (Stereo Mix)
28. Devi Aver Fiducia In Me (Stereo Mix)

●2013年12月18日発売の日本盤で、Parlophoneレーベル権利移行に伴いワーナーミュージックジャパンからのリリース。
●LPのデザインをミニチュア化した"紙ジャケット"仕様。
●2013年リマスター音源。
●Mono & Stereo両ミックス収録。
●盤はSHM-CDを採用。
●歌詞・対訳・解説書付き。
●ボーナス・トラックは1967年にイタリアのみで発表された曲で、歌詞もイタリア語。

[2014年:"Original Album Series"/(EU盤)Parlophone 番号不明]


●2014年に発売された5枚組CDで、『For Certain Because...』が含まれています。
●装丁は"紙ジャケ風パッケージ"(日本製の"紙ジャケ"のような精巧な作りではない簡易的なもの)を詰め合わせパックにしたもの。
●音源は90年代リマスター/モノラル・ミックスのようですが、詳細は不明。

[2011年:"Clarke,Hicks & Nash Years (The Complete Hollies April 1963-October 1968)"]


●これは例外的に。1963年のデビュー曲から1968年10月までの公式録音曲を網羅した6枚組CD。『For Certain Because...』からの曲も全曲、Stereo Mixで収録。
●利点 : ヴァージョン/ミックスを気にしなければ音源を一気に揃えられる。
●難点 : Original Albumを曲順通りに聴けない(もしiTunesやスマホ等のデジタル・プレイヤーで聴く場合、データを取り込んだ後、手作業でアルバム名や曲順を替えたりして対処可能)。このCDについてはこちらで。
http://benice.blog.fc2.com/blog-entry-961.html
[配信版]
🔵iTunes Music Store / 🔵Amazon MP3

●"Expanded Edition"と題されて再配信。モノ &ステレオ両ミックスに、ボーナス・トラックとして「Non Prego Per Me (Mono Version)」「Devi Aver Fiducia In Me (Mono Version)」「Non Prego Per Me (Stereo Version)」「Devi Aver Fiducia In Me (Stereo Version)」を収録。
[別ヴァージョン/ミックス]

●アルバム『For Certain Because...』はモノラルとステレオの2種類がある。
●Stereo Mixは本作でようやくヴォーカルが中央に。後年、下記の曲の別ミックスが作成されています。

Pay You Back With Interest
 Originalの Mono、Stereo(中央=ヴォーカル/右=チューブラー・ベル/左=演奏)以外に、90年代以降に新たなミックスが作成されています。

1993 Stereo Mix
 1993年発表のRemix 版。中央=演奏/右=チューブラー・ベル、ヴォーカルは左右に振り分けられている。Original Stereo MixではAllan Clarkeのソロ・パートがシングルトラックになっていましたが、1993年版では前半28秒以外はダブルトラック。
(主な収録CD)
『30th Anniversary Collection』(アメリカEMI Records USA 0777 7 99917 2 3/1993年)

Stop Stop Stop
 OriginalのMono、Stereo(中央=ヴォーカル/右=バンジョー/左=演奏)以外に、90年代以降に新たなミックスが作成されています。ちなみに3枚組『Special Collection』(2008年)など、ステレオの左右が逆のものも流通しているようです。

1993 Stereo Mix
🔵 バンジョーが左、中央=演奏に変更、ヴォーカルは左右に振り分けられている。
🔵 サビで強調されているシンバルは右から聞こえる。
🔵 間奏で2本のバンジョーが左右に振り分けられている(Original Stereo Mixでは右)。
(主な収録CD)
『30th Anniversary Collection』(アメリカEMI Records USA 0777 7 99917 2 3/1993年)
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(掲載:2000年6月25日/更新:2017年2月9日,3月23日)
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[ 2017/03/23 20:05 ] The Hollies | TB(0) | CM(0)

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