The Hollies : Would You Believe? (1966.6)


1. I Take What I Want
2. Hard, Hard Year
3. That's How Strong My Love Is
4. Sweet Little Sixteen
5. Oriental Sadness
6. I Am A Rock
7. Take Your Time
8. Don't You Even Care? (What's Gonna Happen To Me)
9. Fifi The Flea
10. Stewball
11. I've Got A Way Of My Own
12. I Can't Let Go
Allan Clarke (vo)/Graham Nash (g,vo)/Tony Hicks (lead g,vo)/Eric Haydock (b)/Bobby Elliott (d)
[R&Bからフォーク・ロックへ]

 1966年6月発表の4作目(全英第16位)で、オリジナル4曲、外部ライター1曲、カヴァー7曲。時代の変化を映し出した内容で、カヴァー曲ではSam & Daveの1「I Take What I Want」、Otis Reddingの3「That's How Strong My Love Is」といったリアルタイムのR&Bヒットや、Buddy Hollyの7「Take Your Time」やChuck Berryの4「Sweet Little Sixteen」などのバンドのルーツが入っているかと思うと、Peter,Paul & Mary経由のトラディショナル・ソング10「Stewball」、Simon & Garfunkleの6「I Am A Rock」などのフォーク系の曲も混在していたり。

 オリジナル曲もR&B色が徐々に薄まり、フォーク・ロック調が目立つように。2「Hard, Hard Year」では強烈なファズ・ギター・ソロが聴きどころ。ちなみにアメリカでは直後にEternity's Childrenが『Lost Sessions』でダンスサブルに、The Growing Concernがサイケデリック調にカヴァー。

 11「I've Got A Way Of My Own」もフォーク・ロック調ながら、コーラスがパワフル。後にアメリカのThe Electric Prunesがカヴァー。5「Oriental Sadness」は中華風というか・・・ (笑)。9「Fifi The Flea」はGraham Nashが単独で書いたとされるフォーク調の作品(余談:この曲から名前をつけた日本のGSがいた)。キャッチーな8「Don't You Even Care? (What's Gonna Happen To Me)」は、「I'm Alive」に続いてアメリカの作曲家Clint Ballard, Jr.の作品。ラストは前年にアメリカの女性シンガー・Evie Sandsがヒットさせた12「I Can't Let Go」(全英第2位)。

⚫️ "Hard Hard Year"

⚫️ "I Can't Let Go"
[各種CD]

[1990年:Would You Believe?/(イギリス盤)BGO BGOCD24]
 1990年10月にイギリスのリイシュー・レーベル、Beat Goes On(BGO)が初CD化。

[1998年:Would You Believe?/(イギリス盤)EMI 7243 4 95150 2 4]

Track 1〜12 : Mono Track 13〜24 : Stereo

●1998年にイギリスEMIから発売されたCD。
●モノラル&ステレオ両ミックス収録。
●1998年リマスター音源。ちなみに海外の編集盤CDでは、この時のリマスター音源が流用される事が多い。
●パッケージはデジ・パック仕様。紙製で、いわゆる"紙ジャケ"とは形態も含め別物。内側にプラスチックのトレーが取り付けられています。

[2003年:ウッド・ユー・ビリーヴ・プラス/(日本盤)東芝EMI TOCP-67117]

Track 1〜12 : Mono Album
(Bonus Tracks)
13. Running Through The Night (Mono Single Version)
14. Bus Stop (Mono Single Version)
15. Don't Run And Hide (Mono Single Version)
16. A Taste Of Honey (1966 Version/Stereo Mix)
17. After The Fox (Mono Single Version)
18. After The Fox (1993 Stereo Mix)
19. Non Prego Per Me (Mono)
20. Devi Aver Fiducia In Me (Simulated Stereo Mix)
21. Kill Me Quick (2003 Stereo Mix)
22. We're Alive (2003 Stereo Mix)
23. Schoolgirl

●2003年に東芝EMIから発売された日本盤。
●2003年リマスター音源。
●LPのデザインをミニチュア化した"紙ジャケット"仕様。
●ホリーズについて細かく分析したオリジナル・ライナーの翻訳/Chronology Part 4(1966年1〜8月までの出来事)/各曲解説/歌詞・対訳付き。
(追記 & 補足)
●14「Bus Stop」のMono Single Versionは、この時が初CD化だったようです。現在は『グレイテスト-シングルズ』(2014年)にも収録。
●16「A Taste Of Honey」はアメリカ盤『Beat Group!』(1966年)が初出。ビートルズ版とは異なり、Herb Alpert & The Tijuana Brass版経由のアップ・テンポのアレンジ。後に1968年にも再録音。
●20「Devi Aver Fiducia In Me」は表記上はMonoですが、実際は疑似ステレオで収録。盤起こしのためスクラッチ・ノイズが目立つ。
●23「Schoolgirl」は表記上はMonoですが、実際はステレオで収録。

[2013年:ウッド・ユー・ビリーヴ+19/(日本盤)Werner Music Japan WPCR-15418]

Track 1〜12 : Mono Track 13〜24 : Stereo
(Bonus Tracks)
25. A Taste Of Honey (1966 Version/Mono)
26. A Taste Of Honey (1966 Version/Stereo)
27. Stewball (French Lyric Version)
28. Look Through Any Window (French Lyric Version)
29. You Know He Did (French Lyric Version)
30. We're Through (French Lyric Version)
31. Schoolgirl

●2013年12月18日発売の日本盤で、Parlophoneレーベル権利移行に伴いワーナーミュージックジャパンからのリリース。
●LPのデザインをミニチュア化した"紙ジャケット"仕様。
●盤はSHM-CDを採用。
●歌詞・対訳・解説書付き。

[2014年:Original Album Series/(EU盤)Parlophone 番号不明]


●2014年に発売された5枚組CDで、『Would You Believe?』が含まれています。
●装丁は"紙ジャケ風パッケージ"(日本製の"紙ジャケ"のような精巧な作りではない簡易的なもの)を詰め合わせパックにしたもの。
●音源は90年代リマスター/モノラル・ミックスのようですが、詳細は不明。

[2011年:Clarke,Hicks & Nash Years (The Complete Hollies April 1963-October 1968)]


●これは例外的に。1963年のデビュー曲から1968年10月までの公式録音曲を網羅した6枚組CD。『Would You Believe?』からの曲も全曲、Mono Mixで収録。
●利点 : ヴァージョン/ミックスを気にしなければ音源を一気に揃えられる。
●難点 : Original Albumを曲順通りに聴けない(もしiTunesやスマホ等のデジタル・プレイヤーで聴く場合、データを取り込んだ後、手作業でアルバム名や曲順を替えたりして対処可能)。このCDについてはこちらで。
http://benice.blog.fc2.com/blog-entry-961.html
[配信版]
🔵 iTunes Music Store / 🔵 Amazon MP3
 2015年に"Expanded Edition"と題されて再配信。モノ&ステレオ両ミックスに、ボーナス・トラックとして25「A Taste Of Honey (1966 Version/Stereo)」26「Stewball (French Lyric Version)」27「Look Through Any Window (French Lyric Version)」27「You Know He Did (French Lyric Version)」28「Schoolgirl」を収録。
[別ヴァージョン/ミックス]

●アルバム『Would You Believe?』はモノラルとステレオの2種類がある。
●Stereo Mixは右=ヴォーカル/左=演奏に振り分けられ、時々中央からも音が鳴るという風変わりなミックスですが、90年代以降、下記の曲で新たなミックスが登場します。

I've Got A Way Of My Own

1993 Stereo Mix
🔵1993年発表のRemix版。
🔵冒頭にカウントが入る。
🔵ヴォーカルが左右に振り分けられている。
(主な収録CD)
『30th Anniversary Collection』(アメリカEMI Records USA 0777 7 99917 2 3/1993年)

2003 Stereo Mix
🔵2003年発表のRemix版。
🔵Original Stereo Mix(右=ヴォーカル/左=演奏)を加工したもので、ヴォーカルは中央、演奏は疑似ステレオ処理され、右=高域/中央=中域/左=低域に振り分けられています。
(主な収録CD)
『Greatest Hits』(EMI 7243 582012 2 2/2003年)

I Can't Let Go

1993 Stereo Mix
🔵1993年発表のRemix版。
🔵ヴォーカルが左右に振り分けられている。
(主な収録CD)
『30th Anniversary Collection』(アメリカEMI Records USA 0777 7 99917 2 3/1993年)
『グレイテスト-シングルズVol.1』(ワーナーミュージックジャパン WPCR-15545〜6/2014年)

2003 Stereo Mix
🔵2003年発表のRemix版。
🔵Original Stereo Mixを加工したもので、ヴォーカルは中央、演奏は疑似ステレオ処理され、右=高域/中央=中域/左=低域に振り分けられています。
(主な収録CD)
『Greatest Hits』(EMI 7243 582012 2 2/2003年)
My Favorite Albumsのコーナー(目次)へ戻る。

(掲載:2004年1月28日/更新:2017年2月9日,3月23日)
関連記事
[ 2017/03/23 20:04 ] The Hollies | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://benice.blog.fc2.com/tb.php/2004-60bcf30e