The Byrds : Farther Along (1971.11)


1. Tiffany Queen
2. Get Down Your Line
3. Farther Along
4. B.B.Class Road
5. Bugler
6. America's Great National Pastime
7. Antique Sandy
8. Precious Kate
9. So Fine
10. Lazy Water
11. Bristol Steam Convention Blues
Roger McGuinn (vo,g)
Clarence White (g,vo)
Skip Battin (b,vo)
Gene Parsons (d,vo)

⚪️1971年11月発表のアルバム。前作の凝った音作りとは対照的にバンドのセルフ・プロデュースで制作され、大半の録音をイギリス・ロンドンで行っています。

 アルバムはロックン・ロールな1「Tiffany Queen」で軽快にスタート。以降は70年代前半のアーシーなAmerican Rock的なサウンドが続く。好きなように生きようと歌う2「Get Down Your Line」や4「B.B.Class Road」はGene Parsonsがヴォーカル。3「Farther Along」はアルバム・タイトルにもなったブルーグラスのトラディショナル・ソング。単純に音だけ聴くのと、「先へ先へと進むうち、僕らは色んなことを知るだろう…」と、言葉を追って聴くのとで受け止め方も違ってくる。どこか、終わりの始まりのような歌。この曲とメロディ・ラインが印象的な5「Bugler」ではClarence Whiteがヴォーカル。

9「So Fine」はJohnny Otisの作品で、The Fiestasが1959年にヒットされたR&Bナンバー。10「Lazy Water」もカヴァー曲で、Skip Battinがヴォーカル。どの曲も粒揃いなものの、1曲目以外あまりThe Byrdsを聴いている感が薄いのは、他のメンバーが歌っているというよりロジャー・マッギンの12弦ギターが少なめなのもあるかも。代わりに宙を舞うようなClarence Whiteのギター・プレイが聴きどころ。

 この後The Byrdsは翌1972年以降も活動は続きますが、1973年にメンバーの分裂が起き解散を余儀なくされ、後期のバンド・サウンドに大きな貢献を果たしたClarence Whiteは、1973年7月15日に交通事故により他界(さらに9月には元メンバーのGram Personsが26歳の若さで亡くなっている)。その解散劇と並行してオリジナル・メンバーによる再編が密に行われ、1973年3月にアルバム『BYRDS(オリジナル・バーズ)』を発表しています。
[CD について]

[2000年リマスター盤]

Track 1〜11・・・Original Album
(Bonus Tracks)
12. Lost My Drivin' Wheel
13. Born To Rock And Roll
14. Bag Full Of Money

(2000年輸入盤:Legacy 65848)

◎アメリカSonyのリイシュー・レーベル、Legacyから発売されたCD。ボーナス・トラック3曲を収録。ブックレットにはライナー・ノーツや写真を掲載。

(2000年日本盤:SME Records SRCS-9496)


◎上記CDの日本盤CDで、帯は黒。解説・歌詞・対訳付き。

(2003年紙ジャケット仕様日本盤:SME Records MHCP-106)

◎2003年11月に発売された日本盤。紙ジャケット仕様で、CDの内容は米Legacy盤(2000年リマスター)と同一。歌詞・対訳・解説書付。

(2014年紙ジャケット仕様日本盤:Sony Music Japan SICP-3042)

◎2014年に発売された日本盤。2014年DSDリマスタリング、紙ジャケット仕様で、盤はBlu-spec CD2を採用。オリジナル・アルバム(1〜11)は新規リマスター、ボーナス・トラックも2000年リマスター盤とは内容が異なり、「America's Great National Pastime」のMono Single Version、13〜15は2000年リマスター盤で発掘された1972年録音のアウトテイク。16〜19は1990年発表のボックス・セットが初出の再結成音源。

(作成:2004年4月7日/更新:2015年10月7日)
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