The Beatles『On Air - Live at the BBC Volume 2』


オン・エア~ライヴ・アット・ザ・BBC Vol.2オン・エア~ライヴ・アット・ザ・BBC Vol.2
(2013/11/11)
ザ・ビートルズ

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[Disc 1]

1. And Here We Are Again (speech)
2. Words Of Love
3. How About It,Gorgeous? (speech)
4. Do You Want To Know A Secret
5. Lucille
6. Hey, Paul… (speech)
7. Anna (go To Him)
8. Hello! (speech)
9. Please Please Me
10. Misery
11. I'm Talking About You*
12. A Real Treat (speech)
13. Boys**
14. Absolutely Fab (speech)
15. Chains
16. Ask Me Why
17. Till There Was You
18. Lend Me Your Comb**
19. Lower 5e (speech)
20. The Hippy Hippy Shake
21. Roll Over Beethoven
22. There's A Place
23. Bumper Bundle (speech)
24. P.S. I Love You
25. Please Mister Postman
26. Beautiful Dreamer*
27. Devil In Her Heart**
28. The 49 Weeks (speech)
29. Sure To Fall (in Love With You)
30. Never Mind, Eh? (speech)
31. Twist And Shout
32. Bye, Bye (speech)
33. John - Pop Profile (speech)
34. George - Pop Profile (speech)

[Disc 2]

1. I Saw Her Standing There
2. Glad All Over
3. Lift Lid Again (speech)
4. I'll Get You
5. She Loves You
6. Memphis, Tennessee
7. Happy Birthday Dear Saturday Club
8. Now Hush, Hush (speech)
9. From Me To You
10. Money (that's What I Want)
11. I Want To Hold Your Hand
12. Brian Bathtubes (speech)
13. This Boy
14. If I Wasn't In America (speech)
15. I Got A Woman
16. Long Tall Sally
17. If I Fell
18. A Hard Job Writing Them (speech)
19. And I Love Her
20. Oh, Can't We? Yes We Can (speech)
21. You Can't Do That
22. Honey Don't
23. I'll Follow The Sun**
24. Green With Black Shutters (speech)
25. Kansas City/Hey - Hey
26. That's What We're Here For (speech)
27. I Feel Fine (Studio Outtake)
28. Paul - Pop Profile (speech)
29. Ringo - Pop Profile (speech)

※グレー表記はメンバーの会話
*印は公式未発表曲
**印は既発音源

[BBCセッション集第2弾]

◎ 2013年11月11日にBBCセッション集の第2弾がリリースされました。すべて1962〜1965年にかけてイギリス国営放送のAMラジオ用に収録されたもので(Disc 2-28,29のインタビューは1966年5月録音)、CD2枚組で全63トラックを収録。

 『Live At The BBC』(1994年)同様に放送用のモノラル機材で録音されたスタジオ・ライヴで、ダビングがあったとしてもヴォーカルを1回重ねている程度に留められています。オリジナル・アルバムの音源と比べると音の厚み等に差を感じてしまうのは仕方が無いものの、それとは別種のエネルギーを感じる(って雑誌のレビューでいくつも見かけましたけど、僕も同じくという事で)。公式初登場2曲のほか、『Anthology 1』収録の「Lend Me Your Comb」他3曲がここで改めて収録(テイクは同一)。主にデビュー前のレパートリーや正式レコーディングされなかったカヴァー曲が多かった前回の『Live At The BBC』(1994年)とは対照的にシングルやアルバムからの曲が選ばれているので(特に『Please Please Me』収録曲が多い)、レコード化された曲を違った形で接する楽しみも。各曲の詳細はCDのブックレットや関連書籍等で詳しく触れられているので、ここでは主な内容と初登場曲について触れていきます。あ、ちなみにCDのブックレットに記載されているポールの序文が興味深かったです…と個人的な感想。

[概要]

🔵 公式未発表曲(カヴァー) 2曲
🔵 公式未発表音源 37曲
🔵 会話 23トラック
🔵 48P英文ブックレット
🔵 英文ブックレット翻訳、日本語解説、歌詞・対訳付き(日本盤のみ)
🔵 CDのジャケットはデジ・スリーブ仕様 (紙製のパッケージで"紙ジャケ"とは別物)
🔴 追記:もし中古で日本盤を購入予定の方は盤の確認を。既に所有されている方もたまに取り出してみるのもいいかも…と、念のため。

[初登場曲]

I'm Talking About You

 1963年3月16日放送の『Saturday Club』でのテイクで、ジョンがリード・ヴォーカル。AM放送のエアチェック音源のため音質は今ひとつで、ここに収録されたものもラジオ電波のノイズを取り除くのが精一杯の改善だったと思われます。ちなみにこれ以外にも1962年@スター・クラブのライヴ・ヴァージョンが以前リリースされていました(こちらを参照)。

 この曲はChuck Berryが1961年に発表したロックン・ロール・ナンバーで、ビートルズの他にもThe Yardbirds、The Hollies、Dr. Feelgood、The Pirates等がカヴァーしているほか、テンポを落としてR&B風に仕上げたThe Rolling Stones版(UK盤だと『Out Of Our Heads』に収録)経由でザ・ルースターズ(『THE BASEMENT TAPES~SUNNY DAY未発表スタジオ・セッション』収録)やThee Michelle Gun Elephant等が取りあげています。

Beautiful Dreamer

 スティーヴン・フォスターという方が書いた相当古い曲で、ビートルズは1962年のTony Orlando(70年代にドーンを結成して「幸せの黄色いリボン」ヒットさせた人物)版を基にカヴァーしたようです。1963年にはRoy Orbisonもカヴァー。下のYouTubeはTony Orlando版。


 で、なんかこれ前に聴いた事があるなぁ…と記憶を辿ると、これでした。「プロテア」というシャンプーのCM。


[既発音源]

Lend Me Your Comb

 『Anthology 1』(1995年)が初出で、"Pop Go The Beatles"1963年7月16日放送分より。オリジナルはカール・パーキンス。

アンソロジー 1アンソロジー 1
(2013/11/06)
ザ・ビートルズ

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Boys("Pop Go The Beatles"1963年6月25日放送分)
Devil In Her Heart("Pop Go The Beatles"1963年9月24日放送分)
I'll Follow The Sun("Top Gear"1963年11月26日放送分)

 上記3曲は4曲入りシングル『Baby It's You』(1995年4月発表)が初出で、『Live At The BBC』未収録音源でした。今回リマスターされて初アルバム化。

ベイビー・イッツ・ユーベイビー・イッツ・ユー
(1995/04/08)
ビートルズ

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[その他]

Lucille

 『Live At The BBC』(1994年)収録版よりも数日前に録音されたテイクで、こちらのテイクの方が勢いがある(あえて余計な事を書くと…ノイズ除去を徹底しているためスッキリとした音になった反面、非公式に出回っているものの方がワイルドに聞こえる)。

I Got A Woman

 『Live At The BBC』収録版("Pop Go The Beatles"1963年8月13日放送分)とは別テイクで、"Saturday Club"1964年7月16日放送分のテイクより。ジョンのヴォーカルがダブル・トラックで、中間付近でポールのベースが入る。

I Feel Fine (Studio Outtake)

 『Live At The BBC』(1994年)収録音源同様に1964年11月17日の録音ですが、こちらはヴォーカルがシングル・トラックで、イントロのフィードバック音をやり直す場面も入った珍しい音源。一聴すると『Live At The BBC』収録版の前の段階のような印象がありますが、こちらはイントロのギター・リフの弾き方が微妙に異なり、曲の後半でジョンが歌詞を歌い間違えている。

 …欲を言い出したらきりがないのを知りつつ、BBCセッションの音源は他にもまだまだあるでしょう…と思っていたところ、2013年12月に一部の音源が意外な形でリリースされる事に。で、こちらにつづくということで。

[関連ニュース記事]

●BARKSニュース : 【CDレビュー】ザ・ビートルズ、音質、選曲、演奏とも聴きどころ満載の“凄い”ライヴ・アルバム『オン・エア~ライヴ・アット・ザ・BBC Vol.2』
●RO69「ビートルズのBBCライヴVol.2のプロデューサー、今後のBBC音源のリリースは難しいと語る」
[関連書籍]

レコード・コレクターズ 2013年 12月号 [雑誌]レコード・コレクターズ 2013年 12月号 [雑誌]
(2013/11/15)
不明

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◎手頃なところとなるとやはりこれ。クロス・レビューや「BBCライヴ・レコーディング全記録」「ライヴ・アット・ザ・BBC『VOL1』&『VOL2』全曲ガイド」等を掲載。ちなみにこれ以外にもBBC特集を掲載した本がいくつか発売されています。

ザ・ビートルズ BBCアーカイブズ 1962-1970ザ・ビートルズ BBCアーカイブズ 1962-1970
(2014/05/23)
ケヴィン・ハウレット

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◎こちらは内容・価格共に上級者コースという事で…(笑)。とは言ってもAmazonに載ってるサンプル画像を見る限りだといつかは読んでみたいです、はい。2014年5月発売予定。
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(作成:2013年11月13日/更新:2014年4月10日,2016年5月9日)
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[ 2013/11/13 23:51 ] The Beatles関連 | TB(0) | CM(0)

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